【プレイバック名車シリーズ】1代限りだったRX-7カブリオレ

2019年05月14日 (更新:2019年05月14日)

【プレイバック名車シリーズ】1代限りだったRX-7カブリオレ

labelRX-7 label車雑学

RX-7として2代目モデルになるFC3S型にはRX-7として現在唯一となるオープンエアモデル、カブリオレが用意されました。このモデルには他の多くのオープンエアモデルや、マツダとしても後に登場するユーノス・ロードスターに影響を与えた多くの機構や装備が搭載されていました。今回は1代限りとなってしまったコアなモデル、RX-7カブリオレを詳しく紹介していきます。

FC3S RX-7カブリオレとは

RX-7カブリオレは同モデル初のオープンエアモデルとして1987年に登場しました。当時はファミリアにもカブリオレが用意されているなど、マツダ自身がオープンエアモデルのラインナップを拡充していた時期。後にこれらの開発による知見がユーノス・ロードスターに結実することになります。

RX-7カブリオレの特徴

エンジンなどのメカニズム面ではベースとなったクーペと共通ですが、カブリオレ独自の機構には多くの工夫がこらされていました。その一つがシート背後に装備されたエアロボードです。

これは衝立のような構造で、フロントウィンドウを通過して上方に跳ね上げられ、反転してドライバーやパッセンジャーに後ろから吹き付ける風の巻き込みを大幅に低減しました。エアロボードはその後、多くのオープンカーに影響を与え、同様の構造の採用例が相次ぎました。

RX-7カブリオレのラインナップ

前期型ではホイールなどもクーペと共通でしたが、後期型ではBBS RGを装着するなどエレガンスな雰囲気を増していきます。また、インテリアについてもタンカラーの内装色を用意するなど、オープンエアモデルとして周囲から目に付きやすい部分の質感を向上させています。これらの改良はNA型ユーノス・ロードスターに用意されたVスペックに通じるものがありますね。

RX-7カブリオレを今、手に入れるには

コアな人気を誇ったRX-7カブリオレですが、3代目RX-7となるFD3S型へのフルモデルチェンジと共に姿を消し、FC3S型の1台限りでのラインナップになりました。サーキット走行などに使用されない良質な個体が多めなのが特徴ですが、これから購入を検討する場合はやはり専門店に相談するのがおすすめです。

ロータリーエンジン自体の整備や、サビ対策などボディ整備なども専門店であれば多くのノウハウを蓄積していますので安心です。

CARTUNEユーザーのカスタマイズ例をピックアップ!

ホワイトの後期型カブリオレにBBS LMの組み合わせが抜群の相性を見せています。1本出しの大径マフラーも差別化のポイントとして良いマッチングですね。

伝説的なこの車に、同じく伝説的なホイールであるパナスポーツG7を装着されています。ゴールドのディスクカラーとタンカラーのインテリアとの組み合わせが統一感を向上させています。

まとめ

FC3S型RX-7の現役当時は走りの車という印象が強く、カブリオレはコアなユーザーには人気でしたが、思ったより販売台数は伸びませんでした。しかし、ロールオーバーバーなどを装備しない流麗なデザインや、ルーフをクローズした状態での美しさも考慮したデザインなどは今見ても新鮮です。

スポーツカー自体のラインナップの減少に加え、販売台数の見込めないカブリオレなどのモデルは今後ますます貴重になるでしょう。機会があれば是非、手に入れて乗ってみたい1台ですね。