INNOのルーフボックスの取り付け方を紹介します! | CARTUNEマガジン
INNOのルーフボックスの取り付け方を紹介します!

2019年05月02日 (更新:2020年07月29日)

INNOのルーフボックスの取り付け方を紹介します!

趣味や仕事で荷物が増えすぎると、車の中に荷物が入りきらない場合がありますよね。それを解決する道具にINNO製のルーフボックスがあります。本記事では、ルーフボックスとそれを支えるルーフキャリアの構造と装着方法を解説します。これを読むことで、あなたも車にルーフボックスを付けられるようになり、荷物の問題を解決できるでしょう。

最低限知っておきたいルーフキャリアの構造

はじめさんのNXルーフボックスの画像
はじめさんのNXルーフボックスの画像

ルーフボックスを装着するには、ルーフキャリアという道具が必要です。キャリアはベースキャリアとアタッチメントで構成されています。

ベースキャリア

ベースキャリアはルーフボックスや荷物を固定するパーツです。土台の「フット」、アタッチメントを支える「バー」、フットを車体に装着するための「フック」という三要素でできており、基本的にそれぞれ別売りです。

メーカーによっては以上の呼び名が異なっている場合もあります。車種によりベースキャリアの構造が異なる場合もあるので、購入時は自身の愛車の合うベースキャリアを確認しましょう。ベースキャリアにより取り付けられる前後間隔は異なりますので、取扱説明書などで確認しましょう。

アタッチメント

アタッチメントはベースキャリアに固定する荷物を収めたり、支えたりするパーツです。ルーフボックスやラックのほか、スキー板や釣り竿など長尺物を固定する専用パーツもあります。

ルーフボックス

ルーフボックスは車の屋根の上に固定する収納箱です。雨などからも荷物を守れます。ルーフボックスは鍵を回してカバーを開けられ、両方からオープンできる場合もあります。

ルーフラック

ルーフラックは荷物を固定する台です。ネットやベルトで落下を防ぐだけという簡単なセッティングで済みます。ルーフボックスよりも対応できる荷物が多いですが、雨ざらしになることがあり天気が悪い日は注意が必要です。

アタッチメント

サーフボード、スキー板、自転車などを固定するための専用アタッチメントがあります。こうした長尺物や大型の荷物はミニバンでも収めきれないことがありますので、屋根に固定することで車内のスペースを守れます。フィッシング用のように、車の天井に固定できるものもあります。バスロッドなどを伸ばしたまま運べるので便利です。

INNO製ルーフボックスの取り付け方

RYOHEI@RRさんのアクセラスポーツ(ハッチバック)BM5FSルーフボックスの画像
RYOHEI@RRさんのアクセラスポーツ(ハッチバック)BM5FSルーフボックスの画像

「INNO シャドゥ」 (最大積載量50kg) を例に、ルーフボックスの装着方法を説明します。

メモリークランプ取り付け準備

ベースキャリアのバーにメモリークランプを合わせ、適合するように調整しましょう。上部のレバーを開き、フックでキャリアバーを挟んでください。フック幅はレバーの根元付近にある幅調整ダイアルでいじれます。レバーを閉じ、ダイアルを時計方向 (正面から見た上方向) に回し、フックを締め付けましょう。

ゴムシート準備

ルーフボックスの4ヶ所の取り付け部には、ゴムシートを貼り付けます。取り付け穴周辺をきれいにしたうえで、その取り付け穴を塞ぐ形でゴムシートを貼り付けましょう。

ルーフボックスの取り付け位置決定

ルーフボックスをベースキャリアに平行に試し置きし、ベースキャリアがルーフボックスの取り付け穴と合うように調整してください。車の真後ろの部分にある扉がルーフボックスに当たらないか試し、当たりそうなら取り付け位置を前に進めましょう。

ルーフボックスの取り付け

取り付けボルトのネジ部分をスペーサー側の穴に入れ、ベースキャリア越しにノブ側の穴に通してください。ボルトがノブ側を通らないときは、スペーサーを半回転させてからボルトを入れ直してみましょう。

ルーフボックスの取り付けボルトは4ヶ所あるので、各所にノブを装着してください。取り付けボルトがベースキャリアの底にしっかりと張り付いて、浮きが出ないようにノブを締め付けましょう。隙間のある取り付け穴の長さに応じて切ったモールを、上から装着してください。

メモリークランプ取り付け

メモリークランプは事前に幅調整してから、ベースキャリアバーをフックが挟み込むように取り付け部の長穴に入れてください。フックを差し込むことでゴムシートが部分的にカットされます。ベースキャリアの置き方によってはメモリークランプの方向が限られる場合もあります。

クランプのレバーを開き、ダイアルを時計回りに2回転させフック間を狭くしましょう。フックがキャリアと噛み合っているか、フック同士がズレてはいないかチェックし、レバーを閉じて固定してください。レバーに緩さが残る場合は、しっかりと締まるまでレバーを回転させ、きつ過ぎる場合は半時計回りに回転させて調整しましょう。メモリークランプは4ヶ所取り付けが必要なので、以上の工程を4回繰り返すことになります。

ベルトおよびベルトフックを取り付ける

ルーフボックスのカバー内側にあるベルトフックは、貼り付けから24時間放置ししっかり貼りつくようにしましょう。ベルトを取り付けベースのベルト通し部とバックルに通し固定してください。メモリークランプの場合はこちらのベルト通し部を利用します。ルーフボックス内側のベルトフックをベルトの上方とカバー内側の適正位置に装着してください。

取り付け後のチェック

ルーフボックスを軽く揺すってみてください。レバーやノブが緩んでいるとガタつきます。ガタツキがある場合は、手直しが必要です。ボルトがベースキャリアの底にしっかり張りついているか、メモリークランプのフック同士が片当たりなしで噛み合っているかの確認も必要です。

まとめ

namamugiさんのオデッセイRB2ルーフボックスの画像
namamugiさんのオデッセイRB2ルーフボックスの画像

以上がINNO製のルーフボックスの装着方法です。ルーフボックスは説明書を読むことで取り付けられる場合が多いですが、絵などが紛らわしくてうまくいかないこともあるでしょう。その場合はYouTubeなどの動画や画像のあるブログ記事も参考にしてみましょう。

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