2019年05月01日 (更新:2024年08月05日)
ミラジーノでカスタム車両を製作!かかる費用はどれくらい?
ダイハツから販売されていたミラジーノですが、生産が終了して10年経った今でも街で見かけるほど人気でした。そんなミラジーノをカスタムするとなると費用はいくらくらいかかるのかをご紹介します。
ミラジーノに関する基本情報
まずは、ミラジーノがどのような車だったのかをご紹介します。ダイハツの軽自動車はたくさんの車種が販売されていますが、人気車種となった理由はどんなところにあったのでしょうか?
特長・魅力
4代目ミラのクラシック後継機モデルとして、5代目ミラの発売時にミラジーノとして誕生しました。ミラのDNAを受け、外見はクラシックであり走りの性能はミラといういいとこ取りのモデルだったのです。
これらは、スペックをご覧いただければわかると思います。軽の中でも走りに定評のあったミラですが、ターボモデルを見ると780kgで馬力が64ps、トルクは103N・mは走りも楽しいモデルだったことがわかりますね!
NAモデル(2006年モデル) | ジーノターボ(2004年モデル) | |
---|---|---|
排気量 | 659cc | |
駆動方式 | FF/フルタイム4WD | |
重量 | 780kg(4WDは820kg) | |
乗車定員 | 4人 | |
馬力 | 58ps | 64ps |
トルク | 64N・m | 103N・m |
カタログ燃費 | 20.5km/L(4WDは18.8km/L) | 18.8km/L(4WDは16.4km/L) |
価格も90万円台から130万円台と選べる幅が広かったのも人気の原因でしょう。オシャレにカスタムしても良いですし、昔のレースカーのようにカスタムできるなど、その幅も広かったのです。
販売期間
1999年にミラクラシックから独立し、初代ミラジーノが誕生します。2001年にはハローキティモデルが発売されるなど、マイナーチェンジや様々なグレードが発売され2004年には2代目ミラジーノが誕生します。その後も人気を集め、ていたミラジーノでしたが、2009年に10年の歴史に幕を下ろしたのです。
ミニライトスペシャルとは
特別仕様車としてミニライトスペシャルというグレードがあります。小さなフォグランプがついているので「フォグランプがついている車?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かにフォグランプはついていますが、ミニライトというイギリスのホイールメーカーとのタイアップ車種なのです。ミニライトはレースで活躍していたローバーミニに装着されていることが多く、映画ミニミニ大作戦でも使用されるなど、ローバーミニといえばミニライトのホイールだったのです。
そんなミニライトとタイアップし、当時のローバーミニのような風貌を再現したのが、ミニライトスペシャルだったのです。もちろんホイールにはミニライトのホイールが装着されています。
ユーザーからの評判
ユーザーの方々からの最も多いご意見はやはりデザインです。レトロ調なデザインは乗っていても駐車してあっても心を踊らせてくれるようです。今の軽自動車と比較してしまうとどうしても座席の狭さやショックの柔らかさなども言われますが、ボディが小さい分取り回しも楽で運転するのには楽しい車です。
もちろん現在販売されている軽自動車もオシャレなものは多くありますが、クラシックスタイルでオシャレに決めていくのであれば、ミラジーノにするのも良いかもしれませんね!
ミラジーノ向けカスタムパーツの紹介
それでは実際にミラジーノをカスタムしていきましょう。クラシックスタイルのミラジーノをカスタムするので、普通のカスタムとは少し違った趣向も良いかもしれません。それでは、見ていきましょう!
外装におすすめのパーツ
ダイハツ車 L700系 ミラジーノ カスタム ボンネットストライプ ホワイト
現在はストライプのラインをオシャレで入れている方がいますが、その昔はレースカーの証としてボンネットストライプを入れていたのです。ミニライトスペシャルに乗っているのであれば、このストライプはとても似合いそうですね!
BRIGHTZ ミラジーノ L700系 超鏡面ステンレスメッキヘッドライトバイザー 【 HEAD-ETC-025 】
もう一つのクラシックスタイルと言えば、ヘッドライトにバイザーをつけるの鉄板ですね!見た目はまつげがついたような風貌になりますが、メッキであるためクラシカルな雰囲気も倍増します!
ラジーノ用フロントウインカー
フロントウインカーをクラシカルにしましょう!もうここまでくると、どこまでローバーミニに近づけるかですね!このようにクラシカルなデザインを取り入れることで、どんどん自分らしい車にカスタムされていきますね!
サスペンション
tanabe 車高調 SUSTEC PRO Comfort-R ミラジーノ
純正のショックだと、どうしてもロールが出てしまいます。攻めた走りをする方には、車高調を入れることをお勧めします!これで、キビキビ走るミラジーノが完成するわけです!車高はダウンサスでも下がりますが、どうせなら車高調を入れて最高のコーナリングを楽しみましょう!
ホイール
ロンシャン XR-4
ミニライトのホイールを手に入れることがベストかもしれませんが、このようにクラシカルなデザインで、さらに14インチという点もクラシカルという点では良いですね!全体をクラシックスタイルに合わせることが大切です。
運転席周りにおすすめのパーツ
L700系 ミラジーノ シートカバー 中期~後期モデル用(ブラック)
バケットシートを入れるのも良いですが、どうせならば内装もこだわりたいですね!純正シートにカバーをかぶせる方法もあります。ミラジーノ専用に販売されているので、まるで張り替えたような見た目になります!
ミラジーノ インテリアパネル
パネル関係をウッド調に揃えるのも良いカスタムです。昔は樹脂パーツがあまり使用されていなかったということもあり、このようにウッド調を入れることで、昔の雰囲気を出すことができるのです。
ルーフキャリア
TUFREQ タフレック ルーフキャリア
外装パーツにも含まれますが、交換パーツではなく追加パーツなのでその他としました。荷台に物を積んで走っていた車は過去に多く見られます。当時を模して、さらにクラシカルな雰囲気にするのも良いのではないでしょうか?
CARTUNEユーザーの紹介
それでは、ユーザーの方々のミラジーノを見ていきましょう。様々なスタイルが見られます!
車高調を取り付けた方です。タイヤとボディの隙間が狭まり、見た目の印象も大きく変わりますね!スポーツ感たっぷりのホイールとGTウイングが現代風の走りを彷彿とさせます!
リア部分にストライプを入れると印象もがらりと変わります!ストライプを貼るのは、位置を調節したり気泡が入らないようにしなくてはならないので難易度は高いですが、貼る価値はありますね!
内装をピンクに統一です!このようにカラーを統一することは内装も数段上に見えますね!塗装で行う方法もありますが、飽きたら変えたいなと思っている方にはカッティングシートもお勧めです。熱で伸びるタイプなら、ドライヤーで簡単に貼れますよ!
まとめ
ミラから派生したミラジーノですが、カスタムのやり方は様々なです。どのような方針でカスタムを行うか、また、どこまでカスタムを行うかによって費用は大きく分かれます。しかし、現代風のカスタムもあればクラシカルなカスタムもできるミラジーノは魅力たっぷりですね!