2019年04月23日
知ってて当然!?いまさら聞けない車検シールの見方を解説!
フロントガラスに貼り付けられている、車検シールの見方について紹介していきます。実は2017年に車検シールの大きさが変更されたことを知っていますか?これまでよりも見やすく、視認性が向上した車検シールの見方を紹介していきます。
車検シールの見方
フロントガラスの中央に貼る車検シール。車検の時期をお知らせしてくれる大切なものですが、車検シールの見方は理解していますか?
車検シールの見方が分からなくて、うっかり車検期限を過ぎていたとなれば、大問題です。
ということで、今回は車検シールの見方を紹介します。車のオーナーとして、車検に通すことは義務ですから、覚えておくと安心ですよ。
一般的な車検シール
普通車の車検シールはルームミラーの丁度裏側に貼り付けられていることが多いです。なので、車内から車検シールを見ようとすると、かなり無理な体勢になります。確認する場合は運転していない時にしてくださいね。
2017年から一般車の車検シールは若干の変更が加えられています。旧タイプの車検シールでは、丸で囲まれた数字が和暦を表していました。例えば、丸で囲まれた数字が31と表記されていれば平成31年までということになりますね。元号が変わるタイミングに車検を迎える方は、また1からスタートするということになりますので気を付けましょう。
注意して欲しいのは西暦ではないということで、西暦と勘違いした場合だと上記の例のような31は、「2031年」と勘違いすることも考えられますからね。
そして、大きな数字が月を表しています。新タイプの車検シールは、縦横1㎝ずつ大きくなっており、表記される情報は変更されていないですが、これまで和暦が丸で囲まれていましたが、新タイプでは丸が消えています。
黄色い車検シール
軽自動車の車検シールは、ナンバーと同じ黄色となっており一目で見分けられるようになっています。普通車の車検シールは2017年に変更が加えられていますが、軽自動車の車検シールは従来通りのデザインとなっています。
従来通りというのは、和暦がまるで囲まれたタイプの車検シールということですね。軽自動車であっても表記されている内容は全く同じ。車検が切れる年と月が表記されていますから、自分の車をチェックしてみてください。
車検シールを貼っていないとどうなるの?
車検シールを貼り付けていない場合はどのようなことが起こるのでしょうか?
車検シールの表面には車検が切れる年と月しか表示されていません。ということは、極端に言うと、車検が1月1日に切れても1月31日に切れても表記されるのは、1月なので1ヶ月ほどのズレが生じることもあります。
そのため、車検シールの裏面に詳しく日付も記載されているので、確認しておきましょう。車検を受けるとディーラー担当者がシールを貼り付けてくれます。ですが中には、後ほど自宅に車検シールが送られてくる場合もあります。この時に、うっかり車検シールを貼り忘れると、かなり痛い罰則が適用されます。
道路交通法によると、
- 違反点数6点
- 30日間の免許停止
- 6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金
というかなり重い罰則を受けることになります。ですから、後ほど車検シールが送付される場合は、忘れずに車検シールを貼り付けてくださいね。
まとめ
車検証の見方は案外知らない方が多いもの。車を所有する方は知っておかなければ、かなり重い処罰の対象になってしまうことになりかねません。表に表記された車検が切れる月を鵜呑みにしないで、車検シール裏面の車検が切れる日付まで確認しておくことが大切になるでしょう。
また、旧タイプの車検シールを貼り付けていた方は、従来の位置に貼り付けると新タイプの車検シールが全て見えないこともあるので、貼り付ける場所もしっかり選んでくださいね。