ジャガーの立体エンブレムが消えた!?ジャガーの由来も解説!

2019年04月20日

ジャガーの立体エンブレムが消えた!?ジャガーの由来も解説!

ジャガーのシンボルとも言えるボンネットにあった立体エンブレムが近年廃止されました。そこには現代を象徴するような理由があったのです。今回は、ジャガーの歴史も踏まえつつ、なぜ立体エンブレムが消えたのかをご紹介します。

ジャガーとは

ヒョウの仲間とされる動物のジャガーをそのままエンブレムにしたジャガーですが、なぜそのような社名にしたのでしょうか?また、ジャガーが創業してから今日まで、どんな歴史を歩んできたのでしょう。まずは、ジャガーという会社についてご紹介します。

歴史

どのようにしてジャガーは誕生し、現在はどのような状況下にあるのでしょうか。車好きの方なら誰もが知っているジャガーです。まずはその歴史についてご紹介します。

誕生から全盛期へ

ジャガーの始まりは、1922年にイギリスでウィリアム・ライオンズと友人であるウィリアム・ウォームズレイによって創業したスワロー・サイドカー・カンパニーが始まりです。これは、軍用オートバイを改造し、サイドカーをつけて販売していたのが始まりだったのです。

その後はシャシーの開発も手がけ、1928年にはスワロー・コーチビルディング・カンパニーと改名し、1933年には専用設計のシャシーを開発して搭載したSS1、SS2という大ヒット。ここでSSカーズと社名を変更したのです。

1935年に全て専用設計の車を開発、発売し、ここで初めてジャガーという名前を車につけたのです。さらに、1945年にはジャガー・カーズという社名に変更します。これは、第二次世界大戦においてイギリスの敵国であったナチスドイツの親衛隊の略称がSSであったためです。

戦後はアメリカへの輸出を増やし、その生産台数は大ヒットを記録します。1950年代からはモータースポーツへも参戦し、ル・マン24時間耐久レースでは三連覇を達成するなど、数々の功績を残したのです。

買収されたジャガー

1950年代以降も経営の波があったものの高いブランド力を保ってきたジャガーですが、1989年にアメリカの自動車メーカー、フォードに買収されます。フォード傘下となったジャガーですが、そのブランド名は維持され、2000年にはジャガー・レーシングという名前でF1にも参戦しています。

その後、フォードが経営不振に陥り、次はインドのダダ・モータースに買収されることになります。この時、同時期にフォードに買収されていたランドローバーも同時に買収されたのです。

街で見かけるジャガーとランドローバーのディーラーが同じ建物に入っている理由も、実は同じダダ・モータースの傘下にあることが理由だったのですね!

ジャガーの由来

高級感と走りを両立しているジャガーですが、名前の通り動物のジャガーをイメージして命名されたのです。スタイリッシュである外見ではありますが、その俊敏な動きで獲物を捉える姿は美しささえ感じられます。そのイメージを、創業者のウィリアム・ライオンが感銘し、命名したのです。

ジャガーの立体エンブレムがなくなった理由

ボンネットの先端にまるで獲物に飛びかかるような姿のジャガーは印象的でした。しかし、そのエンブレムが消えたのには、安全設計という観点で廃止になったのです。

車の設計には歩行者が衝突した時に、少しでも被害を少なくしようという観点が組み込まれています。車が丸みを帯び、前方が大きくなってきているのも衝突した時の表面積を広くして衝撃を吸収しやすくするようにという理由があるのです。

立体エンブレムに関しても同様で、怪我の要因になる可能性があるために廃止となったのです。目などに当たった場合には危険です。様々な安全設計が施されているのですね!

近年のジャガーエンブレム

立体エンブレムがなくなった今、一体ジャガーのエンブレムはどのようになっているのでしょうか。リア部分は飛んでいる動物のジャガーの姿ですが、フロント部分にはジャガーの顔のエンブレムがグリル部分に取り付けられています。

グリル部分に注目すると、しっかりとエンブレムが取り付けられていますね!このエンブレムのデザインは、過去のジャガーにも採用されていました。それが、こちらです。

ステアリング中央にあるジャガーの顔が確認できます。これが、現在グリルについているのです。立体エンブレムも象徴として良いのですが、新しいデザインも印象に残りますね!

まとめ

超一流自動車メーカーとしてイギリスを支えてきたジャガーですが、ダダ・モータース傘下になった今でもその実力はしっかりと続いています。そして、エンブレムが立体ではなくなった今でも、ジャガーとしての存在感をアピールできるエンブレムが搭載されているのです!

そのデザイン性や性能から、一度は乗ってみたいと憧れる方も多いはずです。スタイリッシュな外見であり、機敏に動くまさに動物のジャガーのような走りを、是非とも体感してください!