2019年04月20日 (更新:2024年08月01日)
まるでレクサス!レクサスのエンブレムでカスタム
エンブレムを交換することでトヨタの車をレクサスに見せてしまいましょう!エンブレムを交換することは一つのカスタムです。今日は、交換する手順を一挙大公開します!交換することで、愛車の印象は一変するかもしれません!
賛否両論のレクサス仕様
なぜトヨタの車にレクサスのエンブレムを貼る車がいるのか疑問に思ったことはありませんか?同系列の会社だから張り替えるのでしょうか?それなら、2016年に独立したフェラーリだってフィアットの傘下だったのです。
この考えで言えば、フィアットにフェラーリのエンブレムを貼っている人がいてもおかしく無いはずです。しかし、街中のどこを見てもそんな車は見当たりません。これには、理由があるのです。
レクサス北米仕様のトヨタ車だった
今やレクサスは日本にも定着し、独自のデザインで自動車販売を行なっています。しかし、過去には日本で販売されていた車を海外向けに左ハンドルにし、レクサスのエンブレムをつけて販売していたのです。
例えば、現在レクサスで人気のあるLSは日本でセルシオとして販売されていました。外見だけ見るとセルシオなのに、エンブレムはレクサスだったのです。これなら、エンブレムを交換すればハンドルの位置以外は海外仕様になります。
また、ホンダ車でもアキュラのエンブレムをつけたり、日産の180SXに240のエンブレムをつけた車も多くいました。このようにエンブレムを交換し、外見を海外仕様に見せるというカスタムが主流だった時期があったのです。
デザインが別になり、エンブレム交換はアリなのか?
では、デザインが変わってしまった車にレクサスのエンブレムを貼ることはどうなのかという問題ですが、レクサスとして販売されていない車に貼るのは違和感が出るかもしれません。
しかし、あえてエンブレムだけ交換してみるのも良いかもしれません。例えばクラウンのエンブレムを交換し、「デザインは総合的にクラウンが良いけど、エンブレムはレクサスの方が良い」とアイデンティティを持って主張できるのであればかっこよさも感じられます。
また、過去にレクサスとして販売されていたアリストやウインダム、アルテッツァなどに貼るのはさらに良いと思います。自分が納得いく形にするのがカスタムです。気にせずに張り替えるのが良いでしょう。
レクサスのエンブレムにカスタム!
それでは、実際にエンブレムを交換してみましょう!せっかくエンブレムを手に入れても、綺麗に剥がして綺麗に取り付けられなければ後悔してしまいます。ここで、綺麗に剥がして綺麗に貼る方法をご紹介します。
手順1 エンブレムの位置を確認
エンブレムを外す前にまずは現在ついているエンブレムの位置を確認しましょう。外して綺麗にしてしまうと、元の位置がわからなくなってしまいますので位置がずれたり曲がってしまいます。
また、位置決めピンがついているタイプもあります。エンブレムに突起があり、ボディに空いた穴に通してあるタイプです。この場合、裏側からシリコンゴムで止めてある場合もありますので、裏から確認し、ついている場合は先に外しましょう。
手順2 エンブレムを温める
エンブレムはなかなか綺麗に取れないほど、しっかりと固定されています。外さない場合はエンブレムが簡単に取れてしまうとクレーム案件です。何年雨風に晒されても取れないようにしっかりついています。
このエンブレムを止めている接着剤を弱くしなければなりません。最も効果的なのは熱です。ドライヤーなどで温めると接着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。すんなり剥がれるように、しっかりと温めましょう。
手順3 切れにくい糸を使用し、剥がす
いくら温めても手でエンブレムが剥がれることはありません。ここで注意が必要なのは、無理やり爪で剥がそうとしたり、ドライバーや針の使用は絶対に避けてください。怪我に繋がったりボディを傷つける恐れがあります。
ここで使用するのは細くて切れにくい糸です。最も有効なのは釣り糸です。糸の両端を持ち、エンブレムとボディの間に滑り込ませて徐々に深く進行させてエンブレムを剥がしていきます。
エンブレム取り外しキットというものも売っていますので、どうしても道具がない方はこちらを使用するのが良いでしょう。
ホルツ エンブレム取り外しキット Holts MH818 Holts(ホルツ)
手順4 エンブレムの痕を綺麗に拭き取る
エンブレムがついていた場所には、埃や接着剤の跡が付着しています。これを綺麗に拭き取りましょう。簡単に水やカーシャンプーでは落ちないため、ここで使用するのはブレーキクリーナーがオススメです。
吹きかけて布で拭けば綺麗になりますので、是非ともオススメです。また、これ以外にも頑固な汚れを落とす時には使用できます。これを機に購入してみてはいかがでしょうか?
AZ 強力パーツクリーナー840ml
手順5 新しいエンブレムを温める
せっかく新しいエンブレムを取り付けても、洗車などで剥がれてしまうと元も子もありません。そこで、エンブレムが剥がれないためにまずは温めてください。エンブレムを剥がす時にも、温めて接着剤を柔らかくしましたよね?
それと同様に、接着剤を温めて柔らかくし、付着しやすくするのです。これは、ステッカーなどでも同様のテクニックなので是非とも使ってみてください!
手順6 冷えるまでしっかり圧をかける
温めたエンブレムを貼り付けた際、しっかりと圧をかけてください。温めたエンブレムが冷えてきたら頃合いです。それまでは、圧をかけ続けてください。これで、しっかりと固定されましたので簡単には剥がれません!
まとめ
エンブレム交換は賛否両論ありますが、自分が納得いくカスタムであれば張り替えることをお勧めします。手順もご紹介しましたが、そこまで面倒ではありません。エンブレムを交換し、一味違った雰囲気を出すのも自分らしさではないでしょうか?気になる方は、是非ともチャレンジしてください!