2018年10月02日 (更新:2022年11月17日)
ミニクラブマンってどんな車? お洒落で旅行にもピッタリ!
ミニクラブマンと言えば、ファッショナブルなミニの中でもハズシの一台としてより一層お洒落な車ですね。日本人からすると、輸入車という点で少しハードルが高く感じてしまいますが、ミニクラブマンは選ぶだけの価値がある車です。現行販売されているF54型と先代のR55型を比較したうえで、CARTUNEユーザーの皆様がどんなクラブマンに乗っているか見てみましょう。
ミニクラブマンとは
2007年10月、東京モーターショーにて初代クラブマンのR55型が発表&受注開始となりました。ミニでは初となるエステート(ステーションワゴン)となっていて、「クーパー」と「クーパーS」の2グレードで販売されています。
これまでのミニと比べ全長大きくなり、リアデザインが一新されました。その大きな特徴はリアハッチの開き方。60年代のミニカントリーマンを思い起こさせる観音開きとなっており、新世代ミニが名前だけでないことを証明しました。
1代目のR55型
R55型といえばなんといっても特徴的なドア。左右非対称の「アシンメトリック・クラブドア」を採用しており、運転席側にドアノブの無い小型のドアが備え付けられています。
そしてボディサイズは、日本のコンパクトカーとあまり変わらない5ナンバーサイズの全長3980×全幅1685×全高1440mm。日本国内にとってはジャストサイズ。取り回しもカンタンで、荷物を積むのも楽々です。
また、外観デザインとして「コントラクト・リアピラー」となる、車体の後ろ端の隅を外板と違った色で仕上げることができ、見た目を楽しむこともできました。
R55のスペック
ミニクラブマン(R55) | クーパー | クーパーS |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 3980×1685×1440 | |
エンジン・排気量(L) | 直列4気筒1600cc | 直列4気筒1600ccターボ |
燃費(km/L) | 14.2 | 13.2 |
評価は?
これまでのミニをユーザーに思わせながらも、新しく作り出すことが課題となったR55は、制限が多くあるなかでなんとか正解に向けて開発されたモデル。ホイールベースの延長で、走行安定性が向上しました。通常モデルの持つキビキビ感は薄れましたが、ニュートラルで癖のないハンドリングは扱いやすく人気を集めました。
しかし、通常モデルと比べ広くなったとはいえ、成人男性が後部座席に2人座ると窮屈に感じてしまうことも決して少なくありません。実質的にはデザイン優先の2ドア車という側面が強く、ワゴンとして見るならば物足りない部分もあります。R55型クラブマンの価値は、現代版ミニカントリーマンを忠実に再現したというところにあるのです。
2代目のF54型
現在発売されているF54型が発売開始されたのは2013年。全長を290mm、全幅を115mm拡大し、これまでのミニの概念を一新させるボディサイズで登場しました。また、かねてから求められていた後席用ドアを用意し、正統派のステーションワゴンとして生まれ変わりました。
F54のスペック
ミニクラブマン(F54) | ワン | クーパー | クーパーS |
---|---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4270×1800×1470 | ||
エンジン・排気量(L) | 3気筒1.5Lターボ | 4気筒2.0Lターボ | |
燃費(km/L) | 17.1 | 17.2 | 16.6 |
評価は?
その巨大なボディサイズからこれは「ミニ」ではない、なんて揶揄されることもあるF54型ですが、車としての実力はホンモノ。大幅に向上したインテリアの素材感や、ワイドな横幅からくる走行安定性とミニらしい走りの両立はもはや第一級品のプレミアムカーといえます。
ミニといえば必要最小限なスペースをまとめたコンパクトカーのイメージが先行しがち、ですがデザインやその繁栄には60年代のイギリスポップカルチャー深く関わっています。ミニクラブマンは文化面でミニの世界観を引き継ぎ、家族層や新たなユーザーに向け門戸を広げた一台といえそうです。
CARTUNEユーザーのクラブマン
低められた車高と、ロティフォームのアルミが決まった一台。クラブマンが持つエレガントさを一段と押し上げていますね!
レベルグリーンのJCW。コチラはミニのスポーティーなイメージに焦点を当てた一台です。大きくなってもやっぱりこの色が似あうのはミニだからですね!
鮮やかなブルーに白いストライプが良く生える、ミニらしさを強く感じさせる一台。ルーフのチェック模様がおしゃれですね!
まとめ
ミニのボディサイズ拡大版であるミニクラブマン。F54型になってからは、家族のファーストカーとしても使用できる一台へと変貌を遂げました。ミニが気になっていたけれど、ボディサイズを理由に諦めた方や、エレガントなステーションワゴンが欲しいアナタにおススメの一台です。あなたもクラブマンを手に入れて、楽しいカーライフを送ってみませんか?