ジムニーで人気のタイヤはこれ！純正サイズや装着可能サイズを解説！

ジムニーはスズキが生産する軽自動車のヘビィーデューティー4WDで、1970年4月に軽自動車初として登場しました。ジムニーの前身は、当時オート三輪を販売していたホープ自動車の「ホープスター・ON型4WD」で、スズキが製造権利を買い取り、販売されるようになりました。

発表後は、軽自動車とは思えない悪路の走破性に注目が集まり、維持費が安い軽自動車でありながら、大型4輪駆動車を凌ぐ走行性能が高く評価されました。

90年代には、三菱・パジェロミニやダイハツ・テリオスキッドと販売を争いましたが、どちらの軽自動車も生産が終了し、ジムニーの独壇場となっています。

ジムニーは、1970年の初代発売から2018年発売の新型モデルまでに3回しかフルモデルチェンジをしておらず、現行車は4代目ジムニーとなります。

ジムニーに使えるタイヤサイズは限られており、純正サイズからかけ離れたタイヤを履く場合は、多くの基準をきちんと満たしているものを選ぶ必要があります。

車検に対応する為のカスタムを伴っていればどのようなタイヤでも問題ありませんが、ノーマル状態で車検を受ける場合は、純正サイズに準じたタイヤを選ぶ必要があります。

ジムニーのタイヤサイズは、長きに渡り175/80R16という軽ジムニー専用のサイズとなっており、現行ジムニーもこのタイヤサイズを使用しています。

• ジムニーの純正タイヤ詳細
• メーカー：ブリジストン
• 種類：DUELER H/T
• サイズ：175/80R16

また、ジムニーのような本格4輪駆動車には、通常の舗装路走行を中心としたタイヤ以外にオフロード用タイヤがあり、使用できるタイヤは主に下記の4種類に分類されています。最終的には自分の使用する場面に合ったタイヤを選ぶことになりますが、多くのユーザーがドレスアップも兼ねてMTまたはATを選んでいます。RTも発売以来人気急上昇中のタイヤになります。

オフロードタイヤを履かせたい人や、インチアップをしたい人もいるでしょう。しかし、何でもよいわけでなく、必ず純正サイズのタイヤと外径が同じぐらいのタイヤで、フェンダーからはみ出さないことが重要です。純正タイヤと同程度の外径は、700mm～720mmですが、720ｍｍまで外径を大きくすると、悪路で大きく車が沈み込んだ時に、タイヤとインナーフェンダーが接触します。

また、それ以上の大きなタイヤは、ハンドルを切っただけでタイヤがインナーフェンダーと接触するので、避けた方が良いでしょう。

これらを踏まえて、ホイールやサスペンションの変更なしでジムニーに装着可能な純正サイズ以外のタイヤサイズなら215/70R16が装着可能です。

ジムニー向けに装着可能なタイヤサイズは純正を含めて2種類。MTまたはATで選択すると下記の様な価格相場となりました。

上記の内容を踏まえてタイヤの性能とデザイン等も考慮してタイヤを選んでください。

タイヤのMT、RT、AT、と同じメーカーで同じサイズでも価格は変わりますから、詳しくは店頭でご確認ください。

ジムニーのタイヤ価格は、タイヤサイズが特殊なため扱うメーカーも限られ、値引きがあまり期待ができません。それでも、安いタイヤはネット通販を使えば手に入るので、自分の予算と相談しながら好みのタイヤを選んでみてください。