2019年02月12日 (更新:2020年07月29日)
車のホイールを購入しよう!購入する際の注意点などを紹介します!
ホイールを購入する際、新品で買うのか中古で買うのかで購入のポイントが変わってきます。今回は、購入する際のポイントや中古ホイールの相場のチェック方法などを分かりやすく解説します!
ホイールの値段相場
まずはホイール自体の相場についてです。ホイールを購入する際、新品でホイールを購入するのか、中古で購入するのかによって考え方は変わってくると思いますが、今回は中古でホイールを購入する際の相場のチェックの仕方をご紹介します。これは様々な方法のうちの1つに過ぎませんので、今回ご紹介する方法を参考にしながら自分なりの方法を見つけるのもいいかもしれませんね!
純正ホイール
何らかの車種の純正ホイールを購入したい場合に「どのように相場を調べたらいいのか」という点を、実際の例を交えて解説していきます。(2019年3月時点)
純正ホイールの中で人気があるホイールの代表格として、今回は「R34 GT-R」の純正ホイールを例に挙げてみます。今はインターネットという便利なものがありますので、それを駆使して相場を見ていくのが1番簡単です。では、どのように相場を出していくのか、例にあげるR34 GT-Rのホイールで見ていきましょう。
ヤフオク
中古パーツが多く出品されているサイトの代表格のような存在ですよね。これをチェックしないわけにはいきません。検索方法を複数試してみるのが多くデータをとるコツです。今回は「R34 GTR 純正 ホイール」と「BNR34 純正ホイール」の2つで検索していきたいと思います。現段階でヤフオクに出品されていた即決価格が出ている4本セットのR34純正ホイールは、
- 1本ガリ傷ありでおまけ程度のタイヤ付きが¥115,000
- 2本に塗料が付着していておまけ程度のタイヤ付きが¥130,000
- 3本にガリ傷がありホイールのみが¥150,000
- 小傷程度の美品にほぼ新品のタイヤ付きが¥225,000
- 美品ホイールのみが¥300,000
- 美品におまけ程度のタイヤ付きが¥350,000
以上が出品されていました。このように、状態と値段をメモしていきましょう。
アップガレージ
アップガレージは、国内でも最大規模の中古カー用品店チェーンです。アップガレージのホームページでは、全国のアップガレージにあるパーツを検索することができますのでそちらでリストアップしていきます。
現在販売されているR34純正ホイールは、
- 4本ともガリ傷多めでホイールのみが¥83000
- 3本にガリ傷1本傷ありでホイールのみが¥101000
- 4本とも軽度の傷、ガリ傷ありでホイールのみが¥130000
以上が販売されていました。
実際の相場は?
ヤフオクとアップガレージで以上9点をリストアップしたら、だいたいの感覚で相場を出していきます。今回の感じだとホイール単体の相場は
- 4本とも大きめな傷があるなどで10万円以下
- 数本にガリ傷などがあるもので10〜15万円
- 1本のみガリ傷や、4本に軽度な傷など、総合的に傷が少ないもので15〜20万円
- 傷のほぼない美品で20万円〜30万円
といった感じでしょうか。やはり人気のホイールなだけあってピンキリな状態ですね。ホイールを探す際、これで大体相場より安いのか高いのかの目安になりますね!中古ホイールの相場は難しいですが、1つの方法として参考にしてみてはいかがでしょうか。
社外ホイール
次に社外ホイールの相場についてです。新品については、メーカーが出している定価で判断すればよいと思います。
中古の社外ホイールの場合は、先程紹介した中古の純正ホイールの相場の出し方と同じようなことをする訳ですが、純正ホイールとの大きな違いは「サイズがひとつではない」ということです。社外ホイールの場合はサイズによって価格も変動しますので、新品でのサイズごとの価格で相場を出す必要があります。
例えば同じホイールで8.5Jでの相場が4本8万円だとして、狙っているホイールは9Jであるとします。新品当時は8.5Jより9Jの方が1本あたり¥5000高かったと分かれば、「8.5Jの中古相場に1万円ちょっとプラスとして考えよう。」(これは各々の価値観にもよります)などという相場の見方になるのではないでしょうか?
ホイール購入で確認するべき箇所
中古ホイールを購入する際、気をつけなければいけない箇所がいくつかあります。
新品ホイールであれば気にすることは少ないと思いますが、中古の場合しっかりと商品の確認が必要になります。そこで、どこを気をつければよいのか、いくつか例を挙げて解説していきます。
外径とリム幅
これはサイズに関してです。インチやJ数は間違っていると思った通りの格好にならなかったり、タイヤをすでに用意している場合などはタイヤも買い直さなければなりません。最悪の場合装着できない可能性がありますのでしっかりと確認しましょう。
穴数
ハブボルトの数に合わせた穴数のホイールをチョイスする必要があります。多くの場合は5穴か4穴ですが、これを間違えてしまうと装着することができません。気をつけましょう!
PCD
こちらもナットホールに関する問題ですので、穴数と合わせてチェックしましょう。間違えてしまうとホイールを装着できなくなり、pcd変換スペーサーを用意しなければいけなくなります。もともと変換して履かせる予定の場合も、そのホイールと車体に合う変換スペーサーがあるかなどはしっかり確認しておきましょう。
オフセット
サイズに関しての事項ですので、インチやJ数と合わせて確認するのが良いでしょう。間違えるとホイールが予定より引っ込んでしまったり、逆にフェンダーからはみ出してしまう可能性がありますのでしっかりと確認しましょう。とくにツライチを狙っている方は重要な項目になりますね!
歪みやクラック
これは安全やトラブルの元になることですので最重要といっても過言ではありません。知らなかった場合、せっかく購入したホイールでトラブルになる可能性もありますので、購入前にしっかりと確認することを強くおすすめします。歪んでいるとタイヤに空気が入らなかったり、エア漏れしたり、クラックを放置しておくとホイールが割れたりする恐れがあります。傷などの状態も見ておくといいですね!
おすすめホイール購入方法
新品、中古問わず、ホイールの購入の仕方は沢山あります。主な購入先は下記のとおりです。
- カー用品店で購入
- 中古パーツ用品店で購入
- ネットオークションで購入
- ホイールを取り扱う業者のネットショップで購入
- 個人から購入
商品をしっかりチェックしたいという方は店舗や個人などで商品をチェックしてから購入するのが良いでしょう。自分に合った購入方法や商品を見つけてホイールを購入してみましょう!
まとめ
いかがでしたか?今回はホイールを購入際のポイントや中古ホイールの相場のチェック方法についてお話させていただきました。ホイールは安いパーツではありませんから、買うともなればしっかりしたものを選びたいですよね!新品ホイールと中古ホイールで選び方が少し違いますが、どちらにも違った楽しみがあると言えます。皆さんも自分に合ったホイールを購入して、カスタムを思う存分楽しみましょう!