タイヤメーカーってどこがいいの?ヨコハマタイヤについて徹底解説!

2019年03月05日

タイヤメーカーってどこがいいの?ヨコハマタイヤについて徹底解説!

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日本国内から海外まで、多くのタイヤメーカーが様々なタイヤを販売しています。どれを選べばいいかわからない!という方のために、今回はヨコハマタイヤについて解説していきます。是非タイヤ選びの参考にしてみてください!

ヨコハマタイヤの特徴を紹介!

ヨコハマタイヤは横浜ゴム株式会社が展開するタイヤブランドです。日本国内では、ブリヂストン、住友ゴムに次ぐ第三位の販売シェアを持っています。街乗り用タイヤからレーシングタイヤ、ドレスアップタイヤまで幅広い商品展開が魅力のメーカーです。

主要なブランドは、以下の6つです。

  • ADVAN
  • BluEarth
  • GEOLANDER
  • ECOS
  • PARADA
  • iceGUARD

ヨコハマタイヤの特徴として、競技用タイヤやスポーツタイヤのランナップが多く、各種競技で正式採用されていたりと高い性能が証明されています。

スポーツタイヤの代名詞、ADVAN

スポーツタイヤブランドとして広く認知されているのがADVANシリーズです。スポーツラジアルタイヤであるADVAN NEOVAを筆頭に、ADVAN Sportシリーズ、ADVAN FLEVAなど、街乗りからサーキット走行まで楽しめる、ハイグリップでコーナリング性能の高いタイヤがラインナップされています。

競技用タイヤの種類も多く、サーキットからジムカーナーまで広く愛されているADVAN A050やADVAN A048、ダートトライアルやラリーで活躍する軟質ダートやウェット対応のADVAN A031、ADVAN A036、グラベル路面に対応したADVAN A053など、様々な路面状況で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、各レースシーンに応じて数種類のタイヤから選択できるのがヨコハマタイヤの強みです。

Sタイヤはヨコハマタイヤ発祥

F1やスーパーGTなどのトップカテゴリーのレースでは溝のないスリックタイヤが使用されていますが、近年のJAF公認レースや草レースなどでは、公道走行可能なタイヤの装着をレギュレーションに挙げているものが多くなっています。

公道走行可能なタイヤの中で、グリップ力を最大限まで高め、最低限の溝切しか行っていないタイヤを通称Sタイヤと呼んでいます。

このSタイヤの語源となったのが、ヨコハマタイヤが販売していたADVAN A021というタイヤです。

このタイヤをセミレーシングタイヤという表記で販売していたのですが、レーシングと名の付くタイヤが公道走行を許可されているという倫理的矛盾を取り除くため、モデルチェンジしたA031からはレーシングの表記を無くし、Semi(セミ)の表示だけを残しました。この頭文字Sを取って、このようなセミレーシングタイヤをSタイヤと呼ぶようになったのです。

このように、現在のSタイヤの元祖を製造していたヨコハマタイヤは、走り好きなユーザーの中ではスポーツタイヤの確立されたブランドとして認知され、Sタイヤ以外のスポーツラジアルタイヤでも、多くの支持を集めています。

SUV系も人気が高い

また、近年販売台数が伸びているSUV用のタイヤでも定評があります。多くの自動車メーカーのSUV標準装着タイヤに選ばれているGEOLANDERや、インチアップを前提に低扁平タイヤを数多く取り揃えるPARADAなど、現在のシティユースSUVに適したタイヤを多く取り扱っています。

かつてのRV車用タイヤは使用シーンに合わせてタイヤ選択をする必要があり、道なき道を突き進むクロスカントリーが多かったことから、マットテレーンタイヤ、オールテレーンタイヤが多く装着されました。

2000年代初頭から高まったSUV市場は、オフロードやアウトドアメインではなく、街乗りメインの乗り心地を重視したモデルが多く登場し、ロードノイズが大きく、乗り心地の悪いテレーンタイヤは敬遠されるようになります。

その中で、ヨコハマタイヤはオンロードの静粛性と乗り心地を重視したGEOLANDERを販売し、SUVユーザーの中で多く選ばれるようになりました。

流行に合わせ、ドレスアップにも対応

SUVのタイヤといえば、50扁平や60扁平など分厚いものが当たり前でしたが、SUVが人気となり、ドレスアップチューニングを望む声が多くなりました。

ホイールのインチアップに伴うタイヤの低扁平化はSUV市場にも求められ、PARADAシリーズが登場します。30・35・40・45扁平という薄くてカッコいいタイヤを販売し、SUVをインチアップするユーザーのニーズに応えるラインナップとなりました。

スポーツ走行からドレスアップにまで応えるヨコハマタイヤは、各界から多くの支持を集めるチューニングタイヤメーカーとしての地位を確立しています。

オススメのエコタイヤを紹介!

ヨコハマタイヤで売れているエコタイヤは「BluEarth」シリーズです。タイプは4種類あります。

  • BluEarth-1:ハイグレードタイヤ
  • BluEarth RV-02:ミニバン専用タイヤ
  • BluEarth-A:トータルバランスを重視
  • BluEarth AE-01F:スタンダードなタイヤ

人気のエコタイヤ BluEarth-1

低燃費そしてウェット性能の高さが売りのBluEarthシリーズで、人気実力ともに際立つのがBluEarth-1です。低燃費性能を示す転がり抵抗は最高ランクのAAA、ウェットグリップ性能も最高ランクのaとなっています。

エコタイヤによくある硬くてゴツゴツした乗り心地はなく、非常に滑らかに転がります。ドライ路面ではタイヤの蹴りだしが軽く、足回りが軽くなった印象です。左右非対称のトレッドが、縦方向と横方向の双方にしっかり働いていて、踏ん張りもほどほどに強く、普段乗りのタイヤには非常に良い印象です。ヨコハマ独自の高反応カップリング剤を使い、コンパウンドの耐久性を向上させ、タイヤの減りが少ないのも魅力の一つです。

ウェットグリップや旋回性能、ブレーキ性能は非常に高く、他のタイヤに比べて、雨の日の方が安心できるような高い排水性です。雨の時の方がタイヤの良さをより体感できるのではないでしょうか。路面がぬれていても不安定な挙動はほとんどなく、路面にしっかりと接地しているのがわかります。

また、タイヤの受ける空気抵抗を低減するディンプルデザインをサイドウォールに配置して、タイヤの側面は非常にフラットな印象です。ここにも低燃費へのこだわりが見えます。タイヤ内部にはサイレントリング(吸音材)を配置し、ロードノイズはとても少ないです。ロードノイズの気になるハイブリッド車にもおすすめのタイヤです。

ブルーアースシリーズは、軽自動車から高級車まで幅広く対応でき、その実力は新車装着タイヤとして多くのクルマに装着されていることからも実証済みです。

ダイハツ・タントやスバル・XVハイブリッドなど低燃費性能やランニングコストを抑える必要のあるクルマから、トヨタ・クラウン、レクサス・ISなどプレミアムコンフォートやスポーツ性能を求められるクルマまで、厳しい基準の求められる新車装着タイヤとして供給されています。

タイヤに求められる性能が非常に高い次元でまとまっており、価格帯も比較的低めのラインで収まってくれるブルーアースは、様々なニーズに対応できるユーティリティプレイヤー的なタイヤです。

冬の時期には欠かせない!オススメのスタッドレスタイヤを紹介!

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤはice GUARDシリーズで、その最新モデルはアイスガード6です。スタッドレスタイヤには各メーカーのこだわりが強く出るもので、ヨコハマタイヤのこだわりは吸水です。

凍結路面には様々な状況があり、完全凍結、水膜のある半凍結、シャーベット、圧雪、新雪など気温や降雪量によって大きく変化します。降雪するとどのような路面状況になるのか、また雨などでも早朝には気温が下がり、凍結路となるケースもあります。自分が住んでいる地域の、冬の路面状況を知り、最適なスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。

半凍結路やシャーベットが得意

アイスガードの得意なステージは水膜のある半凍結路とシャーベットです。新雪や圧雪路面では、ブリヂストンやミシュランに対して噛みつきが弱い感じを受けるのですが、溶けかかったり、水分が多い路面ではアイスガードは抜群の性能を発揮します。

プレミアム吸水ゴムを採用し、路面の水膜をタイヤが吸い上げるシステムです。吸い上げた水は、夏タイヤでの排水性能の高さを継承し、スタッドレスタイヤの中では抜群の排水性能でしっかりと外に出していきます。凍結路面の滑る要因は水膜にあると考えるヨコハマタイヤは、徹底的に水膜を取り除くことで、雪上や凍結路でのスリップを防ぎます。

雪が降っても日中に気温が上がりベチャベチャのシャーベット状になるような、夜間氷点下、昼間は気温上昇のような地域では高いグリップ性能を発揮してくれます。東北地方の太平洋側のような、そこまで雪の深くない地域では非常に使い勝手の良いタイヤです。

硬化しにくく、性能が長持ち

スタッドレスタイヤに求められる性能の一つに耐久性があります。これは溝の減りにくさもありますが、タイヤの硬化スピードが重要です。ゴムが硬くなってしまうと、溝が残っていてもスタッドレスタイヤとしての性能を十分に発揮してくれません。ゴムは硬化するものですが、その硬化するスピードを下げることにより、長くスタッドレスタイヤとして使うことができます。

大体のスタッドレスタイヤが2年から3年で硬くなってしまい、タイヤのゴムのしなやかさが落ちて使えなくなってしまうのに対し、アイスガード6は4年後もしなやかさが残っており、溝が残っていればスタッドレスタイヤとして十分使うことができます。スタッドレスタイヤの交換サインに経年劣化(3年程度)という指標があるのに対し、アイスガードの硬化しにくさは、他メーカーに対して大きなアドバンテージがあります。走行距離が少なく、スタッドレスタイヤが硬くなってしまうがために交換が必要な経験をしたことがある方には、是非試していただきたいスタッドレスタイヤです。

タイヤの発熱をコントロール

走行距離に対するタイヤの減りも比較的少なく、交換サイクルを長くとれるのも魅力の一つです。氷上のグリップ性能の高さから、もっと柔らかいゴムを使っているように感じるのですが、タイヤは思ったほど減っていません。転がり抵抗も低く、乾燥路面での燃費もいいです。これはタイヤベースゴムに低発熱のゴムを使っており、タイヤが熱ダレしにくくなっています。発熱したタイヤは柔らかくなり、グリップ力が向上する反面、タイヤの減りが極端に大きくなります。タイヤの発熱をコントロールし、必要以上に温度を上げないことにより、タイヤの性能を維持しながらライフを向上させています。

このように、水分の多い雪道から、雨、ドライまで幅広く対応できるアイスガード6は、その耐久性の高さからも、降雪がそれほど多くなく、気温が下がりやすい地域でドライビングする機会の多いユーザーにおすすめのスタッドレスタイヤです。タイヤライフの長さには非常に定評があり、乾燥路面で走行してもタイヤの減りをあまり気にしなくて良いという点がストロングポイントです。

まとめ

ヨコハマタイヤは、スポーツラジアルから競技用、さらにエコタイヤやプレミアムタイヤなど、非常に幅広いラインナップが特徴です。各タイヤの特徴が際立っており、オールマイティーな性能というよりも、各々の必要な性能に特化しているタイヤをラインナップしています。

特にウェット性能という面に対しては大きなこだわりがあり、どのタイヤでも高いウェット性能を感じることができます。ウェットグリップと低燃費性能という背反する性能を高い次元で実現するヨコハマタイヤの製品は、グリップ性能という面で頭一つ抜けています。

サイズ展開も豊富で、ドレスアップ目的のホイールのインチアップにしっかりと対応できるのは、チューニングを楽しむ中でも重要なポイントですよね。このホイールを履きたいけれどタイヤがない、と悩んでいる方は一度ヨコハマタイヤのサイズ展開を確認してみるといいでしょう。きっとお目当のサイズが見つかるはずです。

一般ユーザーからスポーツ走行、ドレスアップなど、クルマを楽しみたい人までしっかりと満足させてくれるヨコハマタイヤは、今後も個性を大切にした商品作りで多くのユーザーを満足させてくれることでしょう。