2021年08月26日 (更新:2022年03月08日)
ヨコハマタイヤについて徹底解説!ジオランダーやエコスの評判は?
ヨコハマタイヤと言えばADVANやカーレースですが、レース等で培われたノウハウをもとに様々なブランドのタイヤを販売していることでも知られています。スポーツタイヤからスタッドレスまでヨコハマタイヤの特徴やCARTUNEユーザーのレビューを紹介しています。
ヨコハマタイヤの特徴を紹介!
横浜ゴム株式会社のブランド名
ヨコハマタイヤというのは会社の名前ではなく、横浜ゴム株式会社という企業のブランド製品です。おそらく横浜ゴム株式会社という名前よりも、ブランド名であるヨコハマタイヤの方がよく知られているでしょう。
ブランド名を定着させるのはとても大変なのですが、長年多くの人が利用しているからこそブランド名が定着するのだと言えるでしょう。
タイヤメーカー国内3位のシェア
ヨコハマタイヤのタイヤシェアは、現在国内3位となっています。2015年時点で単体での売上高が3700億円近くあるので、これだけ見てもかなり需要が高いことがわかるでしょう。
世界でもヨコハマタイヤは8位のシェアになっているので、日本だけではなく世界でもかなり名前が知られているメーカーであることがわかるでしょう。
低燃費タイヤの先駆け
燃費を気にする方は多く、低燃費タイヤには大きなニーズがあります。ヨコハマタイヤは低燃費タイヤの先駆けとも言われており、現在でもエコタイヤの製造や開発が行われているのです。
低燃費のタイヤとは言っても、今後技術がさらに高くなってくれば、より低燃費で走れるタイヤが販売される可能性も高くなっています。
ヨコハマタイヤ一覧
ヨコハマタイヤにも種類が多数存在しており、雨の日に強いタイプや、凍結している道に強いタイプなどがあります。状況に応じて使い分けることも必要ですが、どのような特徴があるのかを知らなければ選ぶことができません。
そこでヨコハマタイヤの中でも有名な人気のブランドタイヤをいくつか紹介させていただきます。購入を検討している人は参考にしてみましょう。
ブランド名 | タイヤタイプ |
---|---|
ADVAN (アドバン) | スポーツタイヤ |
BluEarth (ブルーアース) | エコタイヤ |
ECOS (エコス) | エコタイヤ |
GEOLANDER (ジオランダー) | SUV用タイヤ |
PARADA (パラダ) | バン用タイヤ |
iceGUARD (アイスガード) | スタッドレスタイヤ |
ヨコハマタイヤの特徴として、競技用タイヤやスポーツタイヤのランナップが多く、各種競技で正式採用されていたりと高い性能が証明されています。
ADVAN (アドバン)
1978年に誕生したブランド品のタイヤで、世界ツーリングカー選手権でも使用されていました。前進するという意味からアドバンという名前が付けられたとも言われています。
スポーツタイヤブランドとして広く認知されているのがADVANシリーズです。スポーツラジアルタイヤであるADVAN NEOVAを筆頭に、ADVAN Sportシリーズ、ADVAN FLEVAなど、街乗りからサーキット走行まで楽しめる、ハイグリップでコーナリング性能の高いタイヤがラインナップされています。
競技用タイヤの種類も多く、サーキットからジムカーナーまで広く愛されているADVAN A050やADVAN A048、ダートトライアルやラリーで活躍する軟質ダートやウェット対応のADVAN A031、ADVAN A036、グラベル路面に対応したADVAN A053など、様々な路面状況で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、各レースシーンに応じて数種類のタイヤから選択できるのがヨコハマタイヤの強みです。
もちろん、そんなスポーツ走行で得たタイヤのデータは市販タイヤへと活かされており市販タイヤのみでも12種類がラインアップされています。
タイヤ | スポーツ |
---|---|
ADVAN Sport V105 | スポーツ/セダン/SUV |
ADVAN Sport | スポーツ/セダン/SUV |
ADVAN Sport V105 Z・P・S | スポーツ/セダン/SUV |
ADVAN Sport Z・P・S | スポーツ/セダン/SUV |
ADVAN S.T. | SUV |
ADVAN dB V552 | スポーツ/セダン/SUV/コンパクト・軽 |
ADVAN FLEVA V701 | セダン/SUV/コンパクト |
ADVAN NEOVA AD08R | スポーツ |
ADVAN NEOVA AD07 | スポーツ |
ADVAN A052 | スポーツ |
ADVAN A08B | スポーツ |
ADVAN HF Type D | 旧車 |
それではADVANブランドの中でも気になるタイヤを見てみましょう!
ADVAN dB V552(アドバン・デシベルV552)
タイヤのパターンの特性として、ブロックが小さいほど音が小さくなります。そこでブロックの大きさを限界まで小さくした上で、IN側には細かいブロックを配置、溝間隔は静粛性に特化した細かいデザインを採用するなど、5種類の大きさのブロックを正確に配置することで、タイヤが発生するノイズを低減させ、驚くほどの静寂性を実現したのがこのADVAN dB V552になります。
前作となるV551とのロードノイズ性能比較では32%ロードノイズが低減しています。さらに、静寂性だけでなく排水性向上やコーナーリング時の確かな安定性も実現し、晴れの日も雨の日も安心感のあるドライビングを提供しているのが「アドバン dB V552」 です。
また、タイヤ全体のプロファイルも見直し、サイド部全体で衝撃を吸収してタイヤの変形を抑えることで、振動を減らし接地形状を正確にコントロール。その結果、燃費性能、操縦安定性、耐摩耗性能の向上に貢献しています。
CARTUNEユーザー投稿
タイヤは銘柄指定でYH Advan db v552で225/40R18 静かさとグリップのバランスの良さは思った通り。ばっちり。 インチアップしたのにバネ下軽くなった感じで、出たしも良くなったし高速コーナーが更にスイスイ。脚は硬くないのに変なロールが減って超乗りやすい!
dBは快適性狙いで乗り心地と静粛性が抜群に向上しましたが、 乗り味もかなり変わってセダンらしく?なりました。 一方で回頭性やソリッド感はsportに軍配で、ウェットは互角。 結論どちらも捨て難く、次は大いに悩むでしょう。
ADVAN A052
F1やスーパーGTなどのトップカテゴリーのレースでは溝のないスリックタイヤが使用されていますが、近年のJAF公認レースや草レースなどでは、公道走行可能なタイヤの装着をレギュレーションに挙げているものが多くなっています。
公道走行可能なタイヤの中で、グリップ力を最大限まで高め、最低限の溝切しか行っていないタイヤを通称Sタイヤと呼んでいます。
このSタイヤの語源となったのが、ヨコハマタイヤが販売していたADVAN A021というタイヤです。このタイヤをセミレーシングタイヤという表記で販売していたのですが、レーシングと名の付くタイヤが公道走行を許可されているという倫理的矛盾を取り除くため、モデルチェンジしたA031からはレーシングの表記を無くし、Semi(セミ)の表示だけを残しました。この頭文字Sを取って、このようなセミレーシングタイヤをSタイヤと呼ぶようになったのです。
このように、現在のSタイヤの元祖を製造していたヨコハマタイヤは、走り好きなユーザーの中ではスポーツタイヤの確立されたブランドとして認知され、Sタイヤ以外のスポーツラジアルタイヤでも、多くの支持を集めています。
CARTUNEユーザー投稿
ADVAN A052 195/50/15/86Vです😍POTENZA RE71Rに比べ、ロードノイズが静かですし、粘りもいい感じで、自分の乗り方に合ってます🥰
サーキットでの速さと、一般公道での快適性をかなり高い次元で両立しています。本格的なスポーツラジアルタイヤでありながら、驚くほど走行ノイズが小さく、下手なエコタイヤより乗り心地も良いです。 サーキットでは、ライフはやや短め、ピックアップも結構ありますので、無駄な周回は重ねず、効率良くタイムを出しにいく事が重要です。 価格は高いですが、対価として文句無しのパフォーマンスがあるタイヤだと思います。
ADVAN FLEVA V701
フラッグシップタイヤで採用した技術も継承したADVAN FLEVA V701 は多様な車種へ対応しています。優れたハンドリング性能とグリップ力や快適性能を両立したADVAN ならではの楽しさが味わえます。
スポーツタイヤでありがながら、低燃費性能やウェット性能にも配慮しタイヤのプロファイルはフラッグシップADVAN Sport V105を継承。エコタイヤでは物足りない、スポーツタイヤではウェット性能が心配と言う方におすすめのタイヤです。
CARTUNEユーザー投稿
タイヤのインプレは… めちゃ乗り心地良いです ロードノイズも静かです ハンドリングも素直で 直進性が良いです 轍にハンドルが取られません サーキットや峠道を本気で攻める人には あまりオススメできませんが 一般道を 気持ちよく 走りたい方にはピッタリだと思います😊
ヨコハマADVAN FLEVA v701に履き替えました! ロードノイズ静かで良い グリップ凄い!
BluEarth(ブルーアース)
ヨコハマタイヤで売れているエコタイヤは「BluEarth」シリーズです。タイプは10種類あります。2010年に登場した比較的新しいタイヤになり、開発コンセプトはそのまま「ブルーアース」であり、ヨコハマタイヤが現在力を入れて開発しているエコタイヤの代表ブランドになります。低燃費、環境にやさしいタイヤとして世界に展開しています。
タイヤ | タイヤタイプ |
---|---|
BluEarth-GT AE51 | グランドツーリングタイヤ |
BluEarth-A | スタンダードタイヤ |
BluEarth-1 EF20 | フラッグシップタイヤ |
BluEarth AE-01F | スタンダードタイヤ |
BluEarth AE-01 | スタンダードタイヤ |
BluEarth-XT AE61 | SUV専用タイヤ |
BluEarth RV-02 | ミニバン/SUV専用タイヤ |
BluEarth RV-02CK | ミニバン・ハイトワゴン専用タイヤ |
BluEarth-4S AW21 | オールシーズンタイヤ |
BluEarth-Van RY55 | バン専用タイヤ |
それではBluEarthブランドの中でも気になるタイヤを見てみましょう!
BluEarth-1 EF20
低燃費そしてウェット性能の高さが売りのBluEarthシリーズで、人気実力ともに際立つのがBluEarth-1 EF20です。低燃費性能を示す転がり抵抗は最高ランクのAAA、ウェットグリップ性能も最高ランクのaとなっています。エコタイヤによくある硬くてゴツゴツした乗り心地はなく、非常に滑らかに転がります。
ドライ路面ではタイヤの蹴りだしが軽く、足回りが軽くなった印象です。左右非対称のトレッドが、縦方向と横方向の双方にしっかり働いていて、踏ん張りもほどほどに強く、普段乗りのタイヤには非常に良い印象です。ヨコハマ独自の高反応カップリング剤を使い、コンパウンドの耐久性を向上させ、タイヤの減りが少ないのも魅力の一つです。
ウェットグリップや旋回性能、ブレーキ性能は非常に高く、他のタイヤに比べて、雨の日の方が安心できるような高い排水性です。雨の時の方がタイヤの良さをより体感できるのではないでしょうか。路面がぬれていても不安定な挙動はほとんどなく、路面にしっかりと接地しているのがわかります。
また、タイヤの受ける空気抵抗を低減するディンプルデザインをサイドウォールに配置して、タイヤの側面は非常にフラットな印象です。ここにも低燃費へのこだわりが見えます。タイヤ内部にはサイレントリング(吸音材)を配置し、ロードノイズはとても少ないです。ロードノイズの気になるハイブリッド車にもおすすめのタイヤです。
ブルーアースシリーズは、軽自動車から高級車まで幅広く対応でき、その実力は新車装着タイヤとして多くのクルマに装着されていることからも実証済みです。
ダイハツ・タントやスバル・XVハイブリッドなど低燃費性能やランニングコストを抑える必要のあるクルマから、トヨタ・クラウン、レクサス・ISなどプレミアムコンフォートやスポーツ性能を求められるクルマまで、厳しい基準の求められる新車装着タイヤとして供給されています。
タイヤに求められる性能が非常に高い次元でまとまっており、価格帯も比較的低めのラインで収まってくれるブルーアースは、様々なニーズに対応できるユーティリティプレイヤー的なタイヤです。
BluEarth RV-02
ミニバンやSUVは車両重量が重く、さらに多くの同乗者やたくさんの荷物を乗せる機会も多いので、制動距離が長くなりがちです。特に首都高速での事故発生件数は、雨天時には晴天時の約5倍になっているので深刻です。
また、ミニバン/SUVは、その性格上どうしても背がなり重心も高くなってしまいます。その結果、カーブやレーンチェンジでふらつく事になりがちでもあります。
低燃費性能が同じ低燃費タイヤでも、ウェットグレード「a」と「b」では、制動距離に差がありますが、「ブルーアース RV-02」は最高グレードのウェット性能「a」を獲得しており、「b」グレードの「RV-01」と比較するとウェット制動距離では12%もの差が出ています。
タイヤの低燃費性能を高めるととウェット性能は低くなるという関係ですが、コンパウンドに新配合剤の「ダブルシリカ」を採用することにより、低燃費性能とともにウェット性能も高くすることに成功しています。
つまり、「ブルーアース RV-02」は、低燃費で雨に強い家族をたくさん載せる安全第一のミニバン/SUV専用タイヤということになります。
CARTUNEユーザー投稿
BluEarth RV-02いい感じです! 静かで乗り心地もいいです😁 欲を言えば、もぉ少しサイドウォールの剛性感が欲しいのとコーナーリング時に踏ん張って欲しいけど満足です😄
ついに買っちゃいました❗ YOKOHAMAタイヤのBluEarth RV-02 やはり、口コミ通り乗り心地もよく最高です‼️
BluEarth-A
従来のBluEarth-Aがさらに進化、ウェットグリップ性能を向上し「A/a」へとグレードアップしています。ウェットグリップ性能は最高の「a」を獲得しているため、雨の日にもさらにしっかり走れる低燃費タイヤとなっています。
また低燃費タイヤで気になるのが静音性ですが「ブルーアース・エース」は、ブロックの偏摩耗を抑制し摩耗時の静粛性の悪化を抑える、ピッチの長さと配列を最適化した「ノイズコントロールピッチ」を採用。最大84ピッチのパターンデザインにより、摩耗が進んだ際でも高い静粛性を実現しています。
CARTUNEユーザー投稿
・ハンドルが軽い(いい意味で) ・グニャグニャ曲がる(もちろんいい意味で) ・音が小さい(最高(≧∇≦)b でした!
ECOS (エコス)
タイヤ | タイヤタイプ |
---|---|
ECOS ES31 | スタンダードタイヤ |
DNA ECOS | スタンダードタイヤ |
DNAシリーズのエコタイヤとして登場したDNA ECOS。そのDNAを残したのがECOS ES31。ヨコハマタイヤのスタンダードタイヤにエコ性能を追加し高い低燃費性能とトータルバランスに優れたブランドがエコスになります。
CARTUNEユーザー投稿
ヨコハマのECOSです。 はい、エコタイヤですね笑 納車したての頃はフェデラルのスポーツタイヤでした。 まさかタイヤで燃費が格段に上がるとは思いませんでしたね
GEOLANDER (ジオランダー)
近年販売台数が伸びているSUV用のタイヤでも定評があり、多くの自動車メーカーのSUV標準装着タイヤに選ばれているのがGEOLANDER。
かつてのRV車用タイヤは使用シーンに合わせてタイヤ選択をする必要があり、道なき道を突き進むクロスカントリーが多かったことから、マッドテレーンタイヤ、オールテレーンタイヤが多く装着されました。
2000年代初頭から高まったSUV市場は、オフロードやアウトドアメインではなく、街乗りメインの乗り心地を重視したモデルが多く登場し、ロードノイズが大きく、乗り心地の悪いテレーンタイヤは敬遠されるようになります。
その中で、ヨコハマタイヤはオンロードの静粛性と乗り心地を重視したGEOLANDERを販売し、SUVユーザーの中で多く選ばれるようになりました。
GEOLANDERの人気を証明するかのように10種類のGEOLANDERが販売されています。
タイヤ | タイヤタイプ |
---|---|
GEOLANDAR CV G058 | グランドツーリングタイヤ |
GEOLANDAR H/T G056 | ハイウェイテレーンタイヤ |
GEOLANDAR X-CV | コンフォートタイヤ |
GEOLANDAR A/T G015 | オールテレーンタイヤ |
GEOLANDAR X-AT | オールテレーンタイヤ |
GEOLANDAR A/T-S | オールテレーンタイヤ |
GEOLANDAR M/T G003 | マッドテレーンタイヤ |
GEOLANDAR M/T+ | マッドテレーンタイヤ |
GEOLANDAR X-MT | マッドテレーンタイヤ |
GEOLANDAR I/T-S | スタッドレスタイヤ |
それではジオランダーブランドの中でも気になるタイヤを見てみましょう!
GEOLANDAR X-AT
デザインに富んだジオランダーX-ATはタイヤのトレードパターンをサイドまで延長、しかもそのパターンが両面で異なるため、好みのデザイン面を外側にして取付けが可能です。片面はホワイトレターにして飽きたらホワイトレターなしなどの楽しみ方が出来るのはユーザーにとっても嬉しいデザインです。
また、ジオランダーX-ATでは軽自動車でも装着可能なサイズを展開、軽自動車のアウトドア系カスタムにも対応しているのが特徴です。
CARTUNEユーザー投稿
ジオランダーとてもゴムが柔らかいのでかなり乗り心地上がりました! これからタイヤ考えてる方にはかなりおすすめです!
GEOLANDAR H/T G056
ジオランダーのハイウェイテレーンがG056です。歴代のハイウェイテレーンの技術を継承しつつ、より静かでウェット性能に優れたオフロードタイヤを実現したハイウェイテレーンタイヤの正統進化タイヤです。
デザインが気に入ったけれどオフロード走行は行わないSUVユーザーは多くいます。そんなユーザーにもおすすめのタイヤです。
またデザイン面だけでなく基本性能がしっかりしていることは、マツダCX-8に純正採用されていることでも、このタイヤがオフロードタイヤの中でもトータルバランスに優れていることの証となっています。
CARTUNEユーザー投稿
ジオランダーのH/Tが一番私の使い方に合っているんですよね~。 これ、オールシーズンタイヤとして、すごく良いタイヤです
GEOLANDAR I/T-S
冬でもやっぱりジオランダーを履きたい。そんなSUVオーナーのスタッドレスタイヤの選択肢に入るのがこのジオランダーI/T-S。ジオランダーの基本コンセプトを採用しながらスタッドレスタイヤが設計されています。
CARTUNEユーザー投稿
さすが、ジオランダーを名乗るだけあってただの冬道だけでなく悪路にも強い。
GEOLANDAR A/T G015
オフロード性能もオンロード性能も欲しいSUVオーナーの向けに人気があるのがこのオールテレーンタイヤであるG015です。
高耐久&長寿命を目指し、より長く使えるタフなタイヤを追求。不整地や未舗装路での耐カット性、耐チッピング性も確保しながら、オンロードでの耐摩耗性を向上させています。
またトレッドのパターンにもアグレッシブな新パターンを採用し高評価を得ていたオフロード性能が、さらにレベルアップ。ラグ溝の面積比率を高めた新開発のパターンで高いトラクション性能を発揮。さらにスノー性能をも向上。
運動性能と快適性能の両立を目指し、走りをよりアグレッシブに、快適性をよりプレミアムに、運動性能はウェット路面での制動性を向上。オンロードでの静粛性も向上させているオールテレーンの中核となるタイヤです。
CARTUNEユーザー投稿
ジオランダーのG015はHTのG056と比較して、転がりも遜色なくオンロードのグリップも良くてオススメです。
今年は YOKOHAMA GEOLANDER i/T-Sです! 以外とロードノイズも静かでいい感じです。
初めてのATタイヤだったのですが、ロードノイズも乗り心地も標準19インチと大差なく安心しました。 まだ高速走行はしていないのですが、一般道では大満足です!
PARADA (パラダ)
インチアップを前提に低扁平タイヤを数多く取り揃えたのがPARADA。現在のシティユースSUVに適したタイヤを多く取り扱っています。SUVのタイヤといえば、50%扁平や60%扁平など分厚いものが当たり前でしたが、SUVが人気となり、ドレスアップチューニングを望む声が多くなりました。
ホイールのインチアップに伴うタイヤの低扁平化はSUV市場にも求められ、PARADAシリーズが登場します。30・35・40・45扁平という薄くてカッコいいタイヤを販売し、SUVをインチアップするユーザーのニーズに応えるラインナップとなりました。
スポーツ走行からドレスアップにまで応えるヨコハマタイヤは、各界から多くの支持を集めるチューニングタイヤメーカーとしての地位を確立しています。
そんなSUV系ドレスアップタイヤとなるPARADAは2種類が販売されています。
タイヤ | タイヤタイプ |
---|---|
PARADA Spec-X | インチアップ向けタイヤ |
PARADA PA03 | バン・小型トラック用 |
PARADA PA03
ホワイトレターの「グラデーション」と「フォーポイントホワイトレター」の採用により装着するだけで簡単にドレスアップが可能になりました。しっかりとした静粛性、偏摩耗抑制などの基本性能を確保しつつドレスアップが簡単に行えるので人気となっています。
CARTUNEユーザー投稿
18インチでは現在のところ国産はTOYOかYOKOHAMAしかホワイトレターが無いので、今回はPARADAにしました。 非常に良いタイヤだと思います。 たぶんもうPARADAしか履かないと思います。
iceGUARD(アイスガード)
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤはice GUARDシリーズで、スタッドレスタイヤには各メーカーのこだわりが強く出るもので、ヨコハマタイヤのこだわりは吸水です。
冬のドライブに欠かせないのがスタッドレスタイヤですが、スタッドレスならどれでも同じでは?低燃費のスタッドレスタイヤがないのでは?という疑問に対するヨコハマタイヤの回答がこの最新スタッドレスタイヤとなり冬の滑りやすい路面にも強く、低燃費性能も備えています。
アイスガードシリーズは、名前の由来の通り氷上性能に特化すると言うコンセプトを中心に開発されています。もちろん雪上での操作性や省燃費性能も重視されており、人気商品の一つです。
長年コマーシャルでもよく登場しているので、スタッドレスの中でも定番のタイヤになっています。
iceGUARDの特徴
半凍結路やシャーベットが得意
アイスガードの得意なステージは水膜のある半凍結路とシャーベットです。新雪や圧雪路面では、ブリヂストンやミシュランに対して噛みつきが弱い感じを受けるのですが、溶けかかったり、水分が多い路面ではアイスガードは抜群の性能を発揮します。
プレミアム吸水ゴムを採用し、路面の水膜をタイヤが吸い上げるシステムです。吸い上げた水は、夏タイヤでの排水性能の高さを継承し、スタッドレスタイヤの中では抜群の排水性能でしっかりと外に出していきます。凍結路面の滑る要因は水膜にあると考えるヨコハマタイヤは、徹底的に水膜を取り除くことで、雪上や凍結路でのスリップを防ぎます。
雪が降っても日中に気温が上がりベチャベチャのシャーベット状になるような、夜間氷点下、昼間は気温上昇のような地域では高いグリップ性能を発揮してくれます。東北地方の太平洋側のような、そこまで雪の深くない地域では非常に使い勝手の良いタイヤです。
硬化しにくく、性能が長持ち
スタッドレスタイヤに求められる性能の一つに耐久性があります。これは溝の減りにくさもありますが、タイヤの硬化スピードが重要です。ゴムが硬くなってしまうと、溝が残っていてもスタッドレスタイヤとしての性能を十分に発揮してくれません。ゴムは硬化するものですが、その硬化するスピードを下げることにより、長くスタッドレスタイヤとして使うことができます。
大体のスタッドレスタイヤが2年から3年で硬くなってしまい、タイヤのゴムのしなやかさが落ちて使えなくなってしまうのに対し、アイスガード6は4年後もしなやかさが残っており、溝が残っていればスタッドレスタイヤとして十分使うことができます。
スタッドレスタイヤの交換サインに経年劣化(3年程度)という指標があるのに対し、アイスガードの硬化しにくさは、他メーカーに対して大きなアドバンテージがあります。走行距離が少なく、スタッドレスタイヤが硬くなってしまうがために交換が必要な経験をしたことがある方には、是非試していただきたいスタッドレスタイヤです。
タイヤの発熱をコントロール
走行距離に対するタイヤの減りも比較的少なく、交換サイクルを長くとれるのも魅力の一つです。氷上のグリップ性能の高さから、もっと柔らかいゴムを使っているように感じるのですが、タイヤは思ったほど減っていません。
転がり抵抗も低く、乾燥路面での燃費もいいです。これはタイヤベースゴムに低発熱のゴムを使っており、タイヤが熱ダレしにくくなっています。発熱したタイヤは柔らかくなり、グリップ力が向上する反面、タイヤの減りが極端に大きくなります。
タイヤの発熱をコントロールし、必要以上に温度を上げないことにより、タイヤの性能を維持しながらライフを向上させています。
このように、水分の多い雪道から、雨、ドライまで幅広く対応できるアイスガード6は、その耐久性の高さからも、降雪がそれほど多くなく、気温が下がりやすい地域でドライビングする機会の多いユーザーにおすすめのスタッドレスタイヤです。
タイヤライフの長さには非常に定評があり、乾燥路面で走行してもタイヤの減りをあまり気にしなくて良いという点がストロングポイントです。
iceGUARDラインアップ
タイヤ | タイヤタイプ |
---|---|
iceGUARD 7 | 先進のスタッドレスタイヤ |
iceGUARD 6 | 第6世代スタッドレスタイヤ |
iceGUARD 6 Z・P・S | ランフラットスタッドレスタイヤ |
iceGUARD 5 PLUS | 第5世代スタッドレスタイヤ |
iceGUARD TRIPLE PLUS | 第3世代スタッドレスタイヤ |
iceGUARD SUV G075 | SUV用スタッドレスタイヤ |
iceGUARD iG91 for VAN | バン・小型トラック専用スタッドレスタイヤ |
iceGUARD iG91 | ライトトラック用スタッドレスタイヤ |
それではアイスガードブランドの中でも気になるタイヤを見てみましょう!
iceGUARD 6(アイスガード6)
「アイスガード6」ではまず、進化した非対称パターンとプレミアム吸水ゴムにより、従来品より氷上性能を15%向上。また、特徴である非対称パターンをベースに、新開発の「クワトロピラミッドディンプルサイプ」や、進化した「ダブルマイクログルーブ」などの最新テクノロジーを投入し、氷上だけでなくウェット性能をも向上させています。
そして、ウェット性能を高めながら、低燃費性能も確保するために、低燃費タイヤ「ブルーアース」で培った省燃費技術を、アイスガード6にも応用しています。また、新たに開発した新・低発熱ベースゴムを採用し、夏用低燃費タイヤに匹敵するころがり抵抗となり、低燃費性能も備えたスタッドレスタイヤとなっています。
凍結路面には様々な状況があり、完全凍結、水膜のある半凍結、シャーベット、圧雪、新雪など気温や降雪量によって大きく変化します。降雪するとどのような路面状況になるのか、また雨などでも早朝には気温が下がり、凍結路となるケースもあります。自分が住んでいる地域の、冬の路面状況を知り、最適なスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。
iceGUARD SUV G075
SUVのためのスタッドレスタイヤ。ジオランダーIT/Sの進化版となるのがこのアイスガードSUV G075です。IT/S比では氷上制動性能が23%向上。進化したスーパー吸水ゴムと新設計のトレッドパターンにより実現しています。
ヨコハマタイヤの吸水ゴムとは、タイヤと路面との間に発生する水の膜をタイヤが吸収し水膜を除去、その効果によりグリップ力を回復させる機能です。
またアイスガードは発売以来進化を続け、世代交代するたびに様々な性能が向上しているので、少しでも高性能なスタッドレスタイヤが欲しい方は最新のモデルの購入がおすすめです!
CARTUNEユーザー投稿
新調したスタッドレス『YOKOHAMA iceGUARD SUV G075』は圧雪路は本当に安心してドライブできました。 それこそABSの出番は無いくらい安定した制動力ですね❗️
まとめ
ヨコハマタイヤは、スポーツラジアルから競技用、さらにエコタイヤやプレミアムタイヤなど、非常に幅広いラインナップが特徴です。各タイヤの特徴が際立っており、オールマイティーな性能というよりも、各々の必要な性能に特化しているタイヤをラインナップしています。
特にウェット性能という面に対しては大きなこだわりがあり、どのタイヤでも高いウェット性能を感じることができます。ウェットグリップと低燃費性能という背反する性能を高い次元で実現するヨコハマタイヤの製品は、グリップ性能という面で頭一つ抜けています。
またサイズ展開も豊富で、ドレスアップ目的のホイールのインチアップにしっかりと対応できるのは、チューニングを楽しむ中でも重要なポイント。このホイールを履きたいけれどタイヤがない、と悩んでいる方は一度ヨコハマタイヤのサイズ展開を確認してみるといいでしょう。きっとお目当のサイズが見つかるはずです。