カインズの格安エンジンオイルの品質は？レビュー特集！

ホームセンターのカインズでは、数種類の安価なオリジナルエンジンオイルが販売されています。

• 普通自動車用エンジンオイル SN 5W-30
• 軽自動車用エンジンオイル SN 5W30
• 省燃費車用エンジンオイル SN 0W-20
• モーターオイルスポーツ SM 5W-50

それぞれの特徴や実際の使用感、レビューをみていきましょう。

ホームセンターのカインズで販売されているエンジンオイルで最もスタンダードな性能のものが、普通自動車用エンジンオイル SN 5W-30。コンパクトカーなど、近年販売されているほとんどの普通乗用車に使用可能なオイルとなっています。

このオイルは国際的に定められているエンジンオイルの品質制度「API」のSN規格の承認を得ており品質も確実。SN規格のオイルは省燃費性能や触媒の保護性能が高められているのが特徴。現在制定されている最新の規格は「SP」ですが、SN規格のエンジンオイルでも十分すぎるほどの性能を有しています。

オイル粘度は5W-30。低温時の流動性を確保してエンジン始動や冬場のもたつき感を軽減しつつ渋滞などにも対応できるようある程度の耐高温性能を備えており、街乗りメインのコンパクトカーやミニバンに最適のエンジンオイルです。

ホームセンターのカインズで販売されているエンジンオイルで、軽自動車専用に専用に開発＆販売されているのが、この軽自動車用エンジンオイル SN 5W30。旧式から最新のターボ付き軽自動車まで幅広く使用できるエンジンオイルです。

このオイルの特徴はなんといってもそのパッケージサイズ。普通車用が4L缶であることに対して、この軽自動車用は3L缶での販売となっています。これはほとんどの軽自動車のエンジンオイル量が3L未満であることに着眼して設定されており、交換時にオイルが微妙に余ったりするのを防いでいます。

ホームセンターのカインズで販売されているエンジンオイルで、低燃費性能を高めている車種専用に開発＆販売されているのが、この省燃費車用エンジンオイル SN 0W-20。ハイブリッド車や低燃費を重視して販売されている車種に使用したいエンジンオイルです。

このオイルの特徴は、特殊な添加剤を配合することにより可能となる0W-20という極低粘度にあります。低温側と高温側の粘度を極限まで下げることで冬場でもエンジンが軽く回るように設計、結果的に燃費の向上に繋がります。また、このオイルも普通自動車用や軽自動車用と同様APIのSN規格の承認を得ている高品質オイル。確実な品質でスムーズな走りを約束します。

ホームセンターのカインズで販売されているエンジンオイルで、スポーツカーなどを想定して開発＆販売されているのが、このモーターオイルスポーツ SM 5W-50。高性能エンジンを搭載したスポーツカーや、ワインディングなど比較的高負荷な走行が多い場合に使用したいエンジンオイルです。

このエンジンオイルはAPIのSM規格に相当するオイルとなっており、上記の普通車用や軽自動車用、省燃費車用オイルがクリアしているSN規格と比較するとひとつ下の規格となります。しかし、SM規格では耐熱や耐摩耗性能が重視されているため、負荷がかかる走り方にはむしろ好都合。SN規格の基準である省燃費性能などをあえて狙わず、スポーツ走行重視でSM規格とすることで性能を安定させています。

オイルの粘度は5W-50。低温側の粘度を下げながらも高温側の粘度を大幅に高めることで、高回転高負荷時にも強固な油膜を維持しエンジンの性能をきっちりと引き出します。

「モーターオイルスポーツ SM 5W-50」は、2リッター程度までの小排気量NAスポーツカーであればサーキットの全開走行でも問題がないとのこと。しかし、3リッターレベルの大排気量車やターボ車の場合、オイルの熱ダレなどによって油温が上がりやすい傾向にあるようです。

皆さんのレビューを参考にすると、「モーターオイルスポーツ SM 5W-50」は中回転域までを多様するワインディング走行程度であれば十分に使用可能といえそうです。

オイル交換はエンジンの調子を保つ大切なメンテナンス。それゆえに、エンジンオイルはより品質の良いものを使用したいところです。今回ご紹介したカインズのエンジンオイルは、安価かつ品質の良いエンジンオイルとしてある一定の評価が得られています。

次に使用するエンジンオイルを探している方は、一度カインズのエンジンオイルを使用してみてはいかがでしょうか。

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