エンジンオイル交換の時期っていつ?詳しく解説します!

2019年02月14日

エンジンオイル交換の時期っていつ?詳しく解説します!

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エンジンオイルが、エンジンの中に入っていることは御存じでしょう。しかし、そのオイルを交換する時期についてよくわからなかったり、誤ったタイミングで交換をしている人も多くいます。そこで、エンジンオイルの交換時期を、エンジンオイルの役割をご説明しながらご紹介していきます。

オイルには役割がある

エンジンオイルは車のエンジンにはなくてはならないものであり、エンジンのコンディションを良好に保つための5つの作用を担っています。

この5つの作用は永久に続くものではなく、エンジンを使用していくと劣化が進み、エンジンオイルは傷んできます。

すると、次第にエンジンの負担が増えていき、しまいにはエンジンが正常に動かなくなってしまうのです。

エンジンオイルは車の血液

エンジンオイルはよく人の血液に例えられますが、人間であれば血液が体の中を循環し、汚れた血液は腎臓で綺麗な血液に生まれ変わりますよね。

血液と同じように、エンジンオイルはエンジンの中を循環しています。しかし、エンジン自体にエンジンオイルを蘇らせる装置は付いていません。

エンジンオイルの劣化によるエンジンの性能低下を避けるため、エンジンオイルの定期的な交換を行う必要があるのです。

エンジンオイルの5つの作用というのがこちら。

  • 潤滑作用
  • 密封作用
  • 冷却作用
  • 洗浄作用
  • 防錆作用

どれか一つ欠けても、エンジンの性能を最大限発揮させることはできません。

そこで、この5つの作用について詳しく見ていくことにします。

潤滑作用

エンジンオイルは油なので、潤滑作用があります。

この潤滑作用により、エンジン内部の各パーツの摩擦抵抗を減らし、滑らかにエンジンが動くようにしています。

特に潤滑作用が必要な場所は、シリンダー内壁とピストンおよびピストンリング部分。

シリンダー内をピストンが行き来しますが、ピストンにはピストンリングが取り付けられており、このリングが内壁と擦り合い摩擦抵抗が生まれます。

その間にオイルが侵入してシリンダーとピストンリングの摩擦による抵抗を減らすことで、部品の摩耗を防ぎ、スムーズに回転するように働いているのです。

密封作用

エンジンは、吸入・圧縮・燃焼・排気の4サイクルを行いますが、シリンダーとピストンの間の気密性を持たなければ、このサイクルを成し遂げることはできません。

シリンダーとピストンの間には、ごく僅かな隙間が空いています。

その隙間をオイルで埋めることでガソリンを燃やした時の爆発ガスの抜けを防ぎ、パワー低下を防いでいます。

冷却作用

現在の自動車のエンジンは水冷が主流ですが、オイルもエンジンを冷やす重要な役目を担っています。

エンジンの熱をオイルが吸収して熱を放散することで、オーバーヒートを守る役目を持っています。

オイルはエンジン内にとどまらず循環しており、エンジンからフィルターを通り、エンジン最下部のオイルパンに送られオイルは冷却されます。

また、ハイパフォーマンスカーには、エンジンオイルが高温になることを防ぐため、オイルクーラーというパーツが取り付けられています。

高温になったオイルを冷やす、レース業界では必須の冷却パーツです。

洗浄作用

エンジンが作動していると、摩擦や燃料により、エンジン内に汚れが溜まっていきます。

この汚れをそのままにしておくと、エンジン音が大きくなり、パワーダウンにも繋がります。

オイル交換を見たことがある人は、抜き取られたエンジンオイルの黒さに驚いたかもしれませんが、エンジンオイルには洗浄剤が添加されており、エンジン内部を常にクリーンに保つようになっています。

つまりあの黒さは、エンジンオイルがエンジン内で汚れをとっている証拠でもあるのです。

防錆作用

エンジンは非常に高温となるので、外気温との差で水蒸気などの水分が発生しやすい環境にあります。

エンジンは金属でできているので、水分は錆びの原因に。

エンジンにとって天敵であるのは言うまでもありません。

オイルは、エンジン内部を常にコーティングし、錆びから守っています。

交換時期はズバリ!半年に一回または5000kmに一回!

エンジンオイルは定期的な交換が必要ですが、お店によって交換サイクルの提案にばらつきがあり、何を目安とすればよいか迷ってしまうでしょう。

実際、エンジンオイルは食用油と同じく、いったん封を切ってしまうと空気中の酸素と触れ合って酸化が始まります。

エンジンオイルは、酸化が始まって使用限界に至るまでが半年といわれており、たとえ車に乗らなくても半年に1回はオイル交換をしなければ、エンジンオイルの本来の性能が発揮されません。

交換時期の目安となる走行距離では、メーカーの取扱説明書には1万キロとなっていることが多いでしょう。

しかし、ストップアンドゴーや渋滞の多い日本の交通事情では、メーカーより早めの5,000kmごとの交換が推奨されています。

もちろん、日ごろのオイル管理も大切で、オイルレベルゲージでオイルの状態を確認し、5,000km以内でも交換が必要となる場合もあります。

エンジンの種類によってはエンジンオイルが減る車もあるので、決められた交換時期に関わらず、オイル管理は非常に重要です。

ターボ車やスポーツ走行時はもっと早まる

最近の車には、再びターボチャージャー付エンジンが多くなってきました。

このターボチャージャーは、1分間に20万回転にも及び、排ガスの熱により800℃~900℃にも達します。

また最近では技術の向上で1,000℃を超える温度に耐えるターボチャージャーも出てきました。

そんなターボチャージャーですが、実はエンジンオイルで潤滑しているのです。

高回転かつ高温のターボチャージャー内に循環するエンジンオイルは、通常のエンジンよりも劣化が早まるため、少し短い3,000kmでの交換が推奨されています。

また、サーキットでスポーツ走行を頻繁に行う車両は、エンジンを一般道より高回転を常用して走ることになるので、それだけエンジンオイルの劣化も早まります。

スポーツ走行をされる方の中には、サーキットを走るたびにオイルを交換する人もいるほどです。

まとめ

エンジンオイルは、車のエンジンが問題なく動くために無くてはならないものです。

また、エンジンオイルは使用してもしなくても劣化が進みますから、オイル交換をしないで乗り続けることは、エンジンに重大なトラブルを起こすことになります。

エンジンオイルを定期的に交換して、快適なカーライフを楽しみましょう。

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