2018年10月16日 (更新:2019年10月11日)
ハイエース(200系)のエンジンオイル交換はちょっと特殊?おすすめオイルと交換方法を解説します!
広々とした室内空間を持ち、故障が少ないワンボックス車であるハイエースは、国内や海外問わずとても人気の高い車種です。今回はそんなハイエースのエンジンオイル交換について紹介していきます!
オイル交換を怠ると、どうなってしまうのか
エンジンオイルはエンジンを正常な状態に保つため様々な働きをしています。そのため、エンジンオイルを交換しないとエンジン内部に不純物が蓄積して冷却不良、潤滑不良を起こし、最悪の場合エンジンの故障へとつながります。
ハイエース(200系)の指定粘度指数をご紹介
200系ハイエースのエンジンオイルは、ガソリン車とディーゼル車では指定粘度が異なります。それぞれの指定粘度指数を以下にご紹介し致します。
ハイエースガソリン車・トヨタ指定粘度指数
- 0W-20(推奨)
- 5W-20
- 5W-30
- 10W-30
ハイエースディーゼル車・トヨタ指定粘度指数
- 0W-30(推奨)
- 5W-30
オイル粘度の補足説明
オイル粘度指数の左側の数値(0Wなど)が意味することは、オイルが冷えている時の粘度指標であり、数字が小さい程オイルが冷えていても柔らかいのでエンジンの始動性が良いとされています。
右側の数値は、高温時の粘度指標のことで、高い回転数で常に負荷がかかるスポーツ走行をする車などは、30~40程度の粘度が固めのオイルを選ぶこともあります。
ハイエース(200系)のオイルを自分で交換する場合に必要な工具・道具
・フロアジャッキ
・ウマ
・廃油処理箱
・14mメガネレンチ
・オイルを入れるオイルジョッキ
ハイエース(200系)のエンジンオイル交換方法
この章では、ハイエースのエンジンオイルを交換する作業動画をご紹介します。
エンジンオイルを交換する際、火傷する恐れがありますので必ずエンジンが冷えている状態で作業しましょう。
最後に
使用状況によっても異なりますが、ハイエースはガソリンエンジン車で15,000キロまたは1年、ディーゼル車で5,000~20,000キロまたは半年か1年ごとの交換推奨時期が定められています。エンジンオイルは、適切な時期での交換を行うことによりエンジンの性能を守り長持ちさせることが出来ます。ぜひ、定期的な交換を心がけ、ハイエースとの素敵なカーライフをお送りください。