2019年02月12日 (更新:2023年02月27日)
車の純正部品の購入方法を解説!個人でもディーラーへ発注!
車の部品は劣化によって使えなくなるものも少なくありません。整備工場に持ち込んで交換するのも良いですが、自分で交換したい時には部品を自分で調達しなければなりません。そこで、部品はどうしたら手に入るかをご紹介します。
ディーラーで購入する
自動車ディーラーは車の販売やメンテナンスが主な業務ではありますが、多くの正規ディーラーでは部品の取り寄せなどにも対応してくれます。自分の車の年式がわかり、ワイパーなどのわかりやすい部品であれば電話で取り寄せてもらうことも可能です。しかし、ネジやパッキンなど、説明が難しい場所のパーツであれば直接ディーラーへ行き確認してもらうのもおすすめです。
車台番号は必須
部品の購入には必ず車台番号が必要になります。車検証があれば確認できるので、事前に必ず車検証を確認しておきましょう!電話で取り寄せが可能な場合などは、車検証と部品名等での発注に応じてくれる場合もあります。
ただし、メーカーによっては部品代を先に支払わなければならないところもありますので、まずはディーラーへ電話などで聞いて確認しておきましょう!
パーツ発注
いよいよ部品を注文します。複雑な場所にあるパーツでも、ディーラーには部品発注のための資料が準備されているので安心です。在庫があれば注文から数日でディーラーに到着します。基本的には受け取りとなりますので店舗まで受け取りに行きましょう!
8年ルールに注意
部品を発注する際に、最も気をつけなければいけないのが8年ルールというものが存在します。これは、その車が生産終了してから8年を経過すると、部品の生産も終了しますということです。車の新車保証が最長5年なので、延長保証を考えても8年間部品を生産できればメーカーは問題ないのです。
この場合、販売元であるディーラーに行けば基本的に部品は手に入りますが、生産終了となっている場合などは優良部品と呼ばれるメーカー以外が生産している物を探したり、他の車種の部品を流用したり、中古パーツを綺麗にしたリビルト品を使用することになります。
部品共販で購入する
各メーカーには、部品共販という店舗があります。トヨタの場合ですともちろんトヨタの部品しかありませんが、ディーラーに無い部品なども大抵在庫があり、自動車DIY派の強い味方ですので近所にメーカー系列の共販が無いか確認してみましょう。
多くは自動車修理工場などが部品を購入する場所ではありますが、個人でも購入が可能なのはあまり知られていません。購入する場合は車検証を持参するか車台番号を確認しておき、部品名と合わせて発注となります。部品番号が分かればベストですが、分からない場合でも現物のパーツを見せればすぐに該当するパーツを見つけてくれます。
在庫がない場合は取り寄せになりますが、豊富にストックしてあるので最も早い方法かもしれません。全国に部品共販は展開していますので、事前にどこにあるのかを調べて訪問してみましょう。案外住んでいる場所の近くにあるというケースもあります。
モノタロウで購入する
モノタロウは元々は工具の販売をメインとしていましたが、車の純正部品も取り扱っており注文が可能です。それでは、実際にモノタロウで注文する方法をご紹介します。
基本的にはインターネットショッピングと同じ
モノタロウでの注文は、基本的にインターネットショッピングと同じ形式です。欲しい商品をクリックし、注文画面へ進んで、クレジット情報を打ち込めば数日後に部品が届きます。
部品番号を調べなければならない
モノタロウで注文する際、部品番号がわからなければ注文できない場合もあります。部品番号とは、一般に出回ってるわけではないので、調べるのには困難な場合もあります。部品に番号が掲載されてる場合もありますが、そうでない場合は少し苦労するかもしれません。
運良くパーツに番号が掲載されていれば、その番号を打ち込んで注文は可能ですので、使えなくなったパーツでも捨てずに取っておいた方が良いかもしれませんね。パーツ番号を調べる方法としてはパーツリストという本がありますが、一般向けではなく整備工場向けに発売されているものなので、オークションサイトで他に入る場合もあります。
まとめ
純正部品はなかなか手に入らないイメージがあるかもしれませんが、手に入れる方法はたくさんあります。もし、愛車の部品がすでに製造を終えていた場合は、オークションサイトが良いかもしれません。
消耗部品を交換したリビルト品が安く手に入る場合もありますので、もし交換しなければならない部品があるならば、一度チェックしてみることもお勧めします。