2019年02月12日 (更新:2021年07月08日)
マフラーカスタムのメリットとデメリット。材質による違いを解説!
車のカスタムの定番といえばマフラーです。マフラーをカスタムすると見栄えだけでなく排気音も変わります。マフラーをカスタムするときに気になる値段は材質によって異なります。新品が高く感じる場合は中古を選ぶ選択肢もあります。今回はマフラーの材質や値段についてご紹介します。
マフラーはカスタムのマストアイテム!
マフラーは車をカスタムするときの定番パーツです。マフラーをカスタムするとどのような効果があるのかみていきましょう。
マフラーの役割
カスタムの定番パーツであるマフラーはどのような役割を果たしているのでしょうか。
排気音を抑える
マフラーにはグラスウールなどの吸音素材や仕切板などが使われており、エンジン音を極力抑えるよう作られています。
有毒物質を除去
エンジンから出される排気ガスには、炭化水素や一酸化炭素などの有毒物質が含まれます。マフラーはこのような有毒物質を化学反応で無害化する役割を果たしているのです。
エンジン性能を良くする
マフラーは径や長さを調整することで、エンジンの排気効率を変えることができます。それらはエンジン出力やトルクを決める重要な役割をもっていることから、マフラー変更は車の効率を良くすることもできるのです。
マフラー交換するメリット
マフラーをカスタムするとさまざまなメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
パワーが向上する
マフラーはエンジン特性に関わるパーツであり、マフラーを交換することで排気効率を高めることが可能です。エンジンのパワー向上を図りたい方はマフラー交換をおすすめします。
素材を選ぶことができる
後述しますが、マフラーはあなた好みの素材を選ぶことができます。パワー以外に素材にこだわりたい方はマフラーをカスタムしましょう。
デザインを選ぶことができる
マフラーはリアの片側から1本だけ出ているタイプだけでなく、リアの左右から1本出しのもの、マフラーの出口が丸形だけでなく正方形のものもあります。
心地よいサウンドを楽しめる
マフラーはデザインだけでなく、個性あるサウンドを奏でさせることもできます。音色はパイプ径や内部構造などが大きく影響しますので、どのようなサウンドをしているのかはYouTubeなどで視聴することが可能です。
マフラー交換するデメリット
マフラーをカスタムする前に、デメリットについても理解しておきましょう。
パワーダウンする可能性がある
例えば、排気量の大きい車のマフラーを細型モデルに交換すると、フィーリングが低下してしまうため逆効果になります。それとは反対に排気量の小さい車のマフラーを太型モデルに交換した場合も同様です。それぞれの車に適したマフラーのタイプがあるため、適合を知ったうえでマフラーをカスタムする必要があります。
値段は素材によって大きく変わる
マフラーの値段は材質によって大きく変わります。ここではスチール、ステンレス、チタンを比較していきます。
スチール
スチールは、加工が容易な素材として様々な場で使用されている素材です。スチール製マフラーは、他の素材のものと比べると安いなどのメリットがあります。
デメリットは重いことと錆びやすいことで、耐熱塗装や防錆塗装などで保護しておく必要があります。安くマフラーをカスタムしたい方にはオススメです。
ステンレス
ステンレスは、純正マフラー用でもっともよく使われている素材です。鉄のように錆びないため、メンテナンスが容易という利点があります。社外品のマフラーの大半はステンレスで作られており、ヘアーラインや鏡面仕上げなどの美しい加工ができることも魅力です。
チタン
チタンは非常に高価な素材ですが、錆びないうえに軽く、強度が高いため多くのチューンドパーツに採用されています。鏡面に磨き上げて加熱することで、表面に美しい焼き色をつけて楽しめることも特徴です。スチールやステンレスより高価な素材ですが、質の高いマフラーを求める方におすすめです。
中古で出回っていることが多い
新品のマフラーが高くて購入が難しい場合は、中古で販売されているマフラーを使うという選択肢もあります。手軽に中古マフラーを手に入れたい場合は、メルカリなどのフリマアプリで購入することが可能です。出品数が比較的多く、中には安いものがありますので、試しに購入してみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回はマフラーの相場の値段についてご紹介しました。マフラーは車をカスタムするときの定番パーツです。マフラーは材質によって大きく値段が異なり、それぞれが特徴をもっているため、理解したうえでどのマフラーにするのかを考えるといいでしょう。この記事を参考に、ぜひあなたの車に合ったマフラーを選んでください。