ファンレスLEDヘッドライト取り付けレビュー|R34に取り付けてみました! | CARTUNEマガジン
ファンレスLEDヘッドライト取り付けレビュー|R34に取り付けてみました!

2019年01月25日 (更新:2019年02月01日)

ファンレスLEDヘッドライト取り付けレビュー|R34に取り付けてみました!

クルマ好きの方なら、一度は名前を聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。今回レビューするのはfcl.さんのLEDヘッドライトバルブのファンレスタイプです!カラーはホワイト、ケルビン数は6000K相当です。取り付け手順の紹介&取り付け後のレビューを解説していきます。

ファンレスLEDヘッドライトの梱包物

LEDバルブ

今回取り付ける車両は、平成10年式のR34のハロゲンライト車両です。そのため、今回用意したバルブ形状は”HB3”です。

大型のヒートシンクがついており、ファンがなくても放熱性能は十分ありそう。そして故障するパーツが1つでも少ないことは、良いことです。また、コントローラ部分は別体なので、バルブの放熱性能を高めつつ全体のサイズは縮小化されており、様々な車種への取り付けに対応されているようです。

その他の梱包物

バルブが2つ以外には、取り付け用の結束バンド5本、バルブの角度調整用六角レンチ2本、アダプター固定用の予備ネジ2個、取扱説明書が同梱されています。

ファンレスLEDヘッドライトをR34に取り付けてみました!

ヘッドライトの確認

早速取り付けに入ります。まずは車両のヘッドライト部分を確認します。

写真の赤丸の部分が今回交換するハイビームのカプラー部分です。カプラーの裏側に空間があることを左右それぞれ確認しましょう!

バルブの取り外し

次に、現在付いているバルブを取り外します。今回の車両にはもともとハロゲンのイエローバルブが装着されていました。

取り外したハロゲンバルブとの比較です。アダプターからバルブ先端までの長さはハロゲンバルブと比べると若干長くなっていますが、そこまで大差はないので、どんな車種でもヘッドライト内に干渉してしまう可能性は少なさそうです。しかしながらなるべく縮小化されているとしても、ヒートシンク部分はかなりの大きさがあります。ハロゲンバルブと比べても写真の通りですので、やはり購入前の事前のスペース確認が大切です。

逆の手順で取り付け

ハロゲンバルブを外したのとは逆の手順で、LEDのバルブを差し込んで取り付けます。ツメの位置が決まっているので、差し込める向きは1つだけです。間違える心配はありません。バルブ自体もガタつきがなく、しっかりと固定できました。fcl.さんの旧モデルのLEDバルブのHB3はガタつきがあったようですが、改善されているようです。

問題発生!

わかりますでしょうか。うまく差し込めたものの、LEDの素子が上下に反射しています。(上下各3つずつ見える黄色い部分です。)説明書によると、ライトのリフレクターに対して横向きに反射している状態にならなければいけないそうです。

バルブの角度調整

というわけで、バルブの角度を調整します!付属の取扱説明書に解説が記載されているので、しっかり確認します。図解付きで、とてもわかりやすく記載されています。

まずは付属の六角レンチでバルブの根元にあるアダプターのネジを緩めます。

ある程度緩めると根元の部分のアダプターが外れるので、そのまま引き抜いてしまいます。ネジを完全に外す必要はありません!

小さいため見にくくて申し訳ないのですが、赤い丸の部分の突起と、青い丸の部分の溝が合わさるようになっています。青い丸の部分の溝は45°ずつ、4段階変更できます。ご自身の車のライトに合う向きを探して変更してください。

角度調整が終わったら、再び六角レンチを使用してアダプターのネジを締め込み固定します。

そして再び車両へ取り付けます。先ほどと違って、LEDの素子が横に向いてるのが見えます。

正面から見ると、黄色いLEDの素子部分が、きちんと左右に反射しています!

ちなみに、市販されている一部のLEDヘッドライトバルブでは、角度調整ができないものもあるようです。そのままの向きで合えばラッキーですが、購入の際は気をつけておきたいポイントです。

取り付け完了!

赤い丸の部分に見えるのが、取り付けたLEDバルブのヒートシンクです。元々はハロゲンバルブと車両側のカプラーが接続されていた部分ですね。特に干渉することなく取り付けができました。

バルブを取り付けたら、あとは車両側のカプラーとLEDバルブのカプラーを接続します。形状は一緒なので、そのまま差し込めばOK。ただし、カチッと奥までしっかり差し込みます!この部分は付属の結束バンドで適当な場所へ取り付けます。

点灯確認

ここで点灯確認です。左右それぞれ一番内側の部分がハイビームです。写真の左側が今回のfcl.さんのLEDヘッドライトバルブ、右側が交換前のハロゲンのイエローバルブです。交換前のイエローのハロゲンバルブと比べると、色味が全然違いますね。

LEDバルブの色は、まさに純白!とても綺麗な色合いです。(ヘッドライトのレンズ内側が劣化で少々曇ってしまっています)

ちなみにロービームは安物HIDの3000Kの物なのですが、レモンイエロー色をしています...

同じ要領で、反対側のバルブも交換します。助手席側はLEDの素子が横向きになるように調整したところ、ヘッド部分のfcl.さんのロゴが逆さまになってしまいました。(機能的には問題ありません)

取り付け後のレビュー

ロービーム

最後に照射させた状態の写真です。(写真は3枚ともカメラをマニュアル設定にし、同条件で撮影しています)まずはロービームのみ点灯した状態。中央の縁石部分を中心に、レモンイエローが反射しています。

ロービーム+元々付いていたイエローのハロゲンバルブ

そしてロービーム+元々付いていたイエローのハロゲンバルブ。中央手前の縁石部分はロービームのレモンイエローが反射していて、奥の壁がハイビームのイエローに照射されているのがわかると思います。

ロービーム+今回取り付けたLEDバルブ

続いてロービーム+今回取り付けたLEDバルブの写真です。明らかにハロゲンのハイビームよりも明るく、ハロゲンバルブではロービームの色が反射していた中央手前の縁石部分までも、白っぽく反射しています。また、奥の壁の照射範囲もハロゲンバルブより広く明るく、光量が多いことがわかります。

夜道を少し走行してみましたが、ハロゲンバルブの頃と比べて、遠くまでしっかりと照射されている印象を受けました。もともと白色には明るく見える特性もありますが、色だけの差以上に明るく感じ、街灯の少ない道や、夜の山道なんかも安心して走行できそうです。

LEDは点灯した瞬間にスパッと明るくなりますし、対向車が来た場合もすぐに消灯できます。そのため、ハイビームとの相性がとても良く感じます。交換もカプラーONで非常に簡単ですし、写真を撮りながら取り付けたので30分ほどかかりましたが、バルブ交換をしたことのある方なら恐らく10分かからず交換できると思います。

最後に

fcl.さんでは、HB3以外にも現時点で、H4Hi・Lo/H7/H8/H11/H16/HB4/HIR2形状のLEDヘッドライトが販売されています。LEDヘッドライトを悩んでいる方は、まずハイビームから試されてみてはいかがでしょうか!

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