よく聞くキーレスってそもそも何?スマートキーとの違いは?キーレスゴーとは?

2019年01月12日

よく聞くキーレスってそもそも何?スマートキーとの違いは?キーレスゴーとは?

labelキーレスエントリー

車の鍵と言えば「金属キー」をイメージする方が多いですが、今は金属キーの車はだんだんと少なくなり、キーレスやスマートキーの車が多くなってきています。キーレスやスマートキーはよく耳にする言葉ですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか。またキーレスゴーとよばれるキーも気になるところです。今回はこれらのキーレス・スマートキーについてご紹介します。

キーレスとは

キーレスとは、簡単に説明すると、車のキーをシリンダー(鍵穴)に差し込まなくても、離れた場所からドアロック、解除ができるキーのことをいいます。正式には「キーレスエントリーシステム」(keyless entry system)といい、キー(鍵)、レス(無し)、エントリー(乗り込む)という意味をもっています。では具体的にキーレスとはどのようなものなのかをみていきましょう。

キーレスとは何かを解説。(※キーレスエントリーのこと)

キーレスは、金属キーとドアロック・ロック解除ができるリモコンが1つになったキーのことで、スイッチを押すだけで手軽にドアロック・ロック解除ができるので、わざわざキーを差し込んでドアロック・ロック解除する手間を省くことができます。

ただエンジンをかけるときは、金属キーをハンドル横のキーシリンダーに差し込んで、エンジンを始動させる必要があります。キーレスは現代の車の多くに標準装備されており、日常で使用されている方も多いでしょう。

キーレスでドアロック・ロック解除ができるしくみ

どうして離れた場所からドアロック。ロック解除ができるのでしょうか。キーレスでドアロック・ロック解除ができるイメージとしては、ラジコンを想像してもらうといいでしょう。キーレスは、ほとんどが電波によって作動しています。キーレスに付いているボタンを押すと、キーが自動で応答用の電波を発信し、その電波をセンサーが受信してドアロック・ロック解除されるしくみなのです。

使用している周波数は国によって異なり、日本やアメリカでは315MHz、ヨーロッパでは433.92MHzの周波数を使用しています。ヨーロッパではキーレスエントリーの需要が増えていることもあり、868MHz帯も開放されているほどです。とくにに複雑なしくみもなく、簡単にキーレスを利用できます。

以下は、キーレスキーの写真です。

金属キーにドアロック・ロック解除ができるリモコンボタンがついています。離れたところからドアロック・ロック解除できるのは本当に便利です。

キーレスの問題点

先ほどお伝えしたように、キーレスは電波を利用してドアロック・ロック解除ができるしくみなっており、キーレスの中にはCR電池が入っています。ボタンを押してもドアロック・ロック解除ができない場合は、キーレスの中に付属している緊急用のキーを使います。

キーレスには電池残量の表示がないため、いつ電池が切れるのかが分かりません。突然使えなくなるときもあります。もしキーが開かなくなってしまったら、故障よりもまず電池切れを疑うといいでしょう。電池交換は、ドライバーと新しい電池があれば簡単に交換できます。

ドライバーの種類がプラスドライバーなのか、マイナスドライバーなのかは、キーレスの種類によって異なります。また電池の種類もたくさんあるため、交換する際は最初にキーレスを分解してから内蔵されている電池がどの種類なのかを確認し、電池を買いに行くことをおすすめします。

キーレスは後付けが可能

低年式の車であれば、キーレスが装備されていない車があります。キーレスが装備されていない車でも、後付けでキーレスをつけることが可能です。基本的にどの車にも装備することはできますが、集中ドアロックが装着されているかどうかで、取付費用が異なります。

集中ドアロックとは、運転席のドアロック・ロック解除したときに、他のドアのドアロック・ロック解除する機能のことです。この機能がなければ、キーレスを装備しても、すべてのドアロック・ロック解除の操作することができません。そのため別途費用がかかってしまいます。

取付費用は、キーレス自体の価格と業者に頼む場合はその工賃も必要になってきます。キーレスの価格は安価なものだと5,000円ほど、高価なものだと20,000円ほどです。工賃は、集中ドアロックがついている場合は10,000円前後、ついていない場合は20,000円前後と思ってください。

スマートキーとの違い

先ほどのご紹介で、キーレスがどのようなものかがご理解いただけたでしょう。では高年式の車に多く搭載されているスマートキーは、キーレスとどのような違いがあるのかみていきましょう。

キーレスとスマートキーの違いを解説

スマートキーは、キーに触れることなくドアロック・ロック解錠を行なったり、エンジンを始動させたりすることができる機能を備えたキーです。正式には「スマートエントリーシステム」と呼ばれます。

キーはカバンなどに入ったままでも、近づいたり離れたりするだけでドアロック・ロック解除が可能なものもあれば、ドアノブに触れるだけでドアロック・ロック解除できるものがあるのです。ドアロック・ロック解除の際には合図として、ハザードやルームランプが点滅したり、電子音ピ(ー音)が鳴ったりします。

スマートキーは以下の写真のようなキーをいいます。

キーレスキーのように金属キーは見当たりません。スマートキーのスマートエントリーシステムは、自動車メーカーで、以下のように呼び方が異なります。

メーカー 呼び方
トヨタ スマートエントリー&スタートシステム
日産 インテリジェントキーシステム
ホンダ Hondaスマートキーシステム
スズキ キーレススタートシステム
スバル キーレスアクセスシステム
三菱 キーレスオペレーションシステム
ダイハツ キーフリーシステム
マツダ アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム

キーレスとスマートキーの違い

キーレスとスマートキーの違いは、似ているようで異なる点があります。キーレスはドアロック・ロック解除ができるリモコンボタンを自分で押さなければドアロック・ロック解除ができません。またエンジンを始動させるときは、金属キーをキーシリンダーに差し込んで「エンジンON」までキーを回す必要があります。

それに対してスマートキーは、キーのリモコンボタンを押さなくてもドアロック・ロック解除が可能です。またスマートキーの車はプッシュスタートでエンジンを始動させるため、金属キーをキーシリンダーに差し込む必要もありません。

キーレスとスマートキーの共通点

キーレスとスマートキーの共通点としては、CR電池の残量が分からないことです。ただスマートキーの場合は、車種にもよりますが、車に近づいてもドアロック・ロック解除の反応がいつもより悪く感じた場合は、電池の交換時期といえるでしょう。

また先ほどスマートキーの車は、エンジン始動はプッシュスタートで行なうとお伝えしましたが、エンジンがかかっているときに、スマートキーが車内にあるのにも関わらず、車がスマートキーを検知しづらくなっている場合も、電池の交換時期といえます。

ただ高年式の車には、以下のように、スマートキーの電池残量がメーターに表示される車種もあります。

これはかなり便利ですし、知らずのうちに電池がなくなってしまって、ドアロック・ロック解除ができなくなる心配もいりません。

スマートキーも後付けが可能

キーレスと同じように、キーレス機能がなかったり、キーレスの車の場合、後付けでスマートキーを装着することができます。

ただし集中ドアロックが付いていない車、集中ドアロック付きですが、運転席側にドアロックモーターが付いていない車の場合は、ドアロックモーターの後付けが必要になります。スマートキーにすると両手がふさがっていてもドアロック・ロック解除ができるので便利です。

キーレスゴーとは

先ほどスマートキーのスマートエントリーシステムは、各自動車メーカーによって呼び方が異なるとお伝えしましたが、メルセデスベンツのスマートエントリーシステムは「キーレスゴー」とよばれます。ではキーレスゴーについてみていきましょう。

メルセデスベンツ特有の呼称

メルセデスベンツのスマートキーは、いたってシンプルなデザインですが、やはり中央に輝くベンツのマークが高級感を感じます。キーホルダーからさりげなく覗かせるとカッコイイです。下手なアクセサリーよりもオシャレに決まるでしょう。

他社のスマートキーと同じく、キーを使わずにドアロック・ロック解除やエンジン始動ができるキーレスゴー。キーを身につけるだけでドアハンドルを握るだけでドアロック・ロック解除できます。エンジン始動もプッシュスタートボタンを押すだけです。

まとめ

今回はキーレス・スマートキーについてご紹介しました。キーレスはドアロック・ロック解除ができるリモコンボタンを自分で押さなければドアロック・ロック解除ができないのに対して、スマートキーはキーのリモコンボタンを押さなくてもドアロック・ロック解除が可能です。

またエンジン始動のときは、キーレスの場合は、金属キーをキーシリンダーに差し込んで「エンジンON」までキーを回す必要がありましたが、スマートキーはプッシュスタートでエンジンを始動させるため、わざわざ金属キーをキーシリンダーに差し込む必要がありません。

このようにキーレスとスマートキーは、似ているようで大きく異なる点があります。またキーレスやスマートキーを後付けで装着できることもお伝えしました。今回の記事をお読みになって、キーレスやスマートキーについて知っていただき、興味をもたれた方は、キーレスやスマートキー仕様にしてみてはいかがでしょうか。

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