マツダのコンパクトミニバン、プレマシーを中古で購入するならどの型がおすすめ?編集部がピックアップ!

2018年12月29日

マツダのコンパクトミニバン、プレマシーを中古で購入するならどの型がおすすめ?編集部がピックアップ!

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マツダが過去に製造、発売していたコンパクトミニバンといえばプレマシーです。フォード傘下にマツダが位置していた時に誕生した車であるプレマシー。最近まで販売されていた車ですが、中古車で購入する場合にはどのモデルを購入すると良いのでしょうか。今回はプレマシーの概要とその中古車市場を紹介します。

プレマシーってどんな車?

プレマシーは1999年から2018年の間にマツダが製造・販売していたミニバンタイプの自動車です。マイナーチェンジやフルモデルチェンジを行いながら今年2018年まで19年間続いたマツダのロングヒットモデルの1つになります。1999年からもわかるとおり、当時はマツダがフォード傘下になっていた時でもあります。

ボディタイプはミニバンとステーションワゴンの2つです。ステーションワゴンは初代プレマシーにのみ採用で、全3モデル共に駆動方式は2WDと4WDの2つが用意されていました。

全グレードにおけるプレマシーの特長として挙げられることは室内空間の快適性です。広々とくつろぐことのできる広い室内空間を車内に生み出すことができる工夫がシートアレンジなどに施されています。また、ステーションワゴンやミニバンということもあって運転時における視野の確保がしやすくなっている点もポイントです。

このようにファミリーカーのイメージが強いプレマシーですが、スポーツグレードが用意され、スポーツ走行向けのトランスミッションや足回りが採用されるなど、スポーツ走行を楽しむことのできるという面も持っています。また、フォードや日産へOEM供給を行っていたことでも有名な車です。国内だけでなく国外でも販売され、2代目モデルからは別名マツダ5として販売されていました。

歴代プレマシーを簡単に紹介

1999年から今年2018年まで発売されていたプレマシーは大きく3つのモデルに分けられます。ここでは初代プレマシーから3代目プレマシーまで3モデルを紹介します。

初代プレマシー(CP系)

初代プレマシーは別名CP系と呼ばれるモデルです。1999年から2005年までの6年間発売されていました。初代プレマシーの開発に当たってベースとして採用されたのがマツダがほこる名車の1つであるファミリアをベースとしたコンパクトミニバンで、なおかつ5ナンバーサイズに収まる車として開発されました。

エンジンに注目すると、発売当初に搭載されていたエンジンは1.8Lのガソリンエンジンです。その後のマイナーチェンジでは、総排気量2.0Lの直列4気筒DOHCを搭載するモデルも登場することとなります。

採用されていたトランスミッションは全車4速ATで、MT仕様はありませんでした。走りを楽しむという点に注目すると、トランスミッション的には選択肢の幅が狭いという印象です。

サスペンションはフロントサスペンション、リアサスペンション共にマクファーソン・ストラット式を採用しています。2001年7月と2002年6月にマイナーチェンジが行われていて、最初のマイナーチェンジではエクステリア・インテリアの変更や新グレードのスポルトをラインナップ、2度目のマイナーチェンジでは3列目シートの仕様変更やスポルトグレードの仕様変更に1.8Lエンジンの燃料消費率を向上に成功するなど、各マイナーチェンジで性能向上に成功していることがわかります。

2代目プレマシー(CR系)

CR系として知られる2代目プレマシーは2005年から2010年の間に発売されていたモデルです。初代プレマシーから2代目プレマシーにフルモデルチェンジしたわけですが、このフルモデルチェンジで特に大きく変更された点は、アクセラのプラットフォームを流用したことにより5ナンバーサイズから3ナンバーサイズになったということです。

大型化されたのはボディサイズだけでなくエンジンも同じです。1.8Lエンジンがラインナップから落ちて、2.0Lと2.3Lのエンジンがラインナップに載ることとなりました。エンジンの使用燃料は無鉛レギュラーガソリンが使われています。環境面でも成果を残していて、平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定の取得や、「平成22年度燃費基準+5%」(2.0Lの2WD車に限る)を達成するなど、環境性能の向上がみられる車種でもあるのです。

こうして幅広くエンジン性能アップしたわけですが、それだけでなくトランスミッションにもスポーツモードが内蔵されたインパネシフト4速ATとなった点も印象的です。インパネシフトですのでシフト操作を非常にしやすくなっています。その後のマイナーチェンジ(2007年1月と9月)で2WD車両すべてに5速AT仕様が登場、よりスポーツ色の強いグレードもありました。

また、2代目プレマシーのサスペンションはフロントはマクファーソン・ストラット式のままですがリアがマルチリンクへとグレードアップしました。これによりリアサスの動きが従来モデルよりも向上しています。

3代目プレマシー(CW系)

プレマシー最終モデルに当たるのが3代目プレマシーです。発売期間は2010年から2018年1月までの8年ほどになります。年式も比較的新しいということも関係してデザインなどは今どきで、洗練されている印象です。乗車人数は7名となっています。

3代目プレマシーは過去2モデルよりも安全性能に手を加えています。追加された安全性能としては、ブレーキオーバーライドシステム(全車標準装備)やi-stopと呼ばれるアイドリングストップ機能や横滑り防止装置(2WDの20Sと20E)などです。マイナーチェンジモデルのこれら2つのグレードにはサイドエアバックとカーテンエアバックも標準装備されました。近年高まる安全装備への高い期待を表している印象です。

エンジンは2.0Lの直列4気筒DOHCエンジンが用意されています。特に注目となるのは、2013年のマイナーチェンジによってi-stop搭載車に低燃費に貢献するスカイアクティブテクノロジーがマツダ車のミニバンの中で初導入されたということです。これによってエンジンはSKYACTIV-G 2.0(PE-VPS型)へ、トランスミッションは6速ATのSKYACTIV-DRIVE(スカイアクティブ ドライブ)へと変更されました。

足回りの方式は2代目プレマシーと変わっていません。フロントにマクファーソン・ストラット式でリアサスペンションにマルチリンクとなっています。3代目プレマシーは2017年の12月まで生産されていました。その1か月である2018年1月に販売終了となるのですが、マツダ社自体がミニバン市場から撤退したことが生産・販売終了の理由なのです。つまり、3代目プレマシーは、今のところマツダ社最後のミニバンモデルになりました。

今買い時のおすすめプレマシーはどれ?

19年間販売されてきたマツダのプレマシーがロングヒットしていた車種ということで、この車を探している方であれば候補の1つとすることも良いでしょう。この中でもおすすめするモデルのプレマシーは3代目にあたるCW系プレマシーです。

理由はなに?

3代目プレマシーをおすすめする理由の1つは中古市場における価格相場の低さです。カーセンサーネットに登録されている705台の3代目プレマシーの平均価格は82.8万円となっています。当時の新車価格は179.9万円~241.9万円となっていましたので、最も安い新車価格の半値以上安くなっているのです。

それを踏まえると、生産終了となってまだ月日もそれほど経っていませんから、部品供給の心配も先6年ほどは心配無いということもあり、部品交換前提としても困ることはありません。

2つ目の理由は走行距離の少ない車も数多いことです。5万km以下の走行距離となっている車を検索すると、223台ヒットしました。その中には2013年式の5万km走行車で車体価格58.2万円というのものもあるのです。支払総額にすると80万円近くになるようですが、10万kmで車を乗り換えることを前提と考えると、この価格で今どきの車を購入することができるのはお買い得になります。

3つめの理由は全プレマシーモデルの中でも最新技術がもっと多く搭載されているということです。スカイアクティブ機能から各種安全機能が全車または一部グレードに標準装備されています。

これだけの仕様は初代と2代目プレマシーには備わっていません。走りの性能や燃費性能についても3代目のほうがよくなっていますので、予算を用意できるのであれば、1代目と2代目プレマシーに拘りが無い限り、一番おすすめします。

このように、もし中古のプレマシーの購入を考えているのであれば、金額・走行距離・技術という要素から総合的に判断して3代目プレマシーを中古で購入することが最も費用対効果が高いです。

なお、初代モデルは平均価格16.5万円、2代目モデルは平均価格30.2万円となっていますので、3代目プレマシーを購入する予算の半分以下でも購入できそうな価格帯となっていることから、とにかく安いモデルが欲しい、または古い車に乗ってみたい、ということであれば、そちらをおすすめします。

まとめ

今回はマツダが過去に発売していた車で最後のミニバンとなったプレマシーについて紹介しました。3代目のプレマシーはこれまでマツダが培ってきたプレマシーの開発技術と最新技術を組み合わせたような完成度の高いミニバンに仕上がっています。デザインも今どきで他のメーカーのミニバンとか少し雰囲気の地が独特なものを醸し出している印象です。ミニバンを探している方々、マツダ最後のミニバンである3代目プレマシーを選んでみてはいかがでしょうか。

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