ヘッドライトはLEDとHIDのどっちが良いのかメリット、デメリットを紹介します! | CARTUNEマガジン
ヘッドライトはLEDとHIDのどっちが良いのかメリット、デメリットを紹介します!

2020年08月05日 (更新:2023年01月18日)

ヘッドライトはLEDとHIDのどっちが良いのかメリット、デメリットを紹介します!

近年需要が更に高まりつつあるLEDヘッドライト。しかし、そのLEDヘッドライトとHIDの区別やメリット等については把握出来ない人も居るのではないのでしょうか。この記事ではこれらの違いとメリットデメリットを紹介していきます。

LEDとHIDの違い

そやㄘんさんのビートPP1の画像
そやㄘんさんのビートPP1の画像

明るさの違い

まず、光の量や明るさを表す「ルーメン」という単位が存在し、この数値が大きければそれだけ明るい、という事を念頭に置きましょう。明るさは商品によって微妙に異なりますが、HIDで3500ルーメン、LEDで3000ルーメンと、HIDの方が明るさでは勝っています。

しかし、この数値というのは光源そのものの明るさであり、実際に車に搭載し道を照らした際の明るさとは異なる可能性が有ります。そして実際に装着して比較してもあまり差を感じないケースも存在するのが現状です。

相場の違い

それぞれの値段に注目すると、

  • LEDヘッドライトバルブ:3000円~16000円
  • HIDヘッドライトバルブ:4000円~36000円

辺りの値段の商品が多く存在し、HIDの方が少々割高と言えます。また、HIDの場合はバルブ交換だけでなく、専用部品の取り付けが必要な為、更に費用が高くなります。

アマゾンのような通販サイトでは、かなり安価な値段で購入可能な海外製の商品も有りますが、信頼性という面で少々疑問が残るものも多いので注意しましょう。

LEDとHIDそれぞれのメリット・デメリット

LEDヘッドライトバルブ

まっさんさんのインテグラDB8の画像
まっさんさんのインテグラDB8の画像

メリット

点灯して瞬時に最大光量になるという反応の良さがLEDの優れた特徴です。寿命という点ではHIDもかなりの長寿命ですが、LEDはちゃんと設計されているものであれば更に長い寿命と言われています。

交換は素人でも比較的簡単に行え、仮に修理業者に頼んだとしても工賃は安く済むのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

HIDよりも明るさでは同等か少々落ちるのがLEDのデメリットです。照射範囲もLEDの場合、光と闇を明確に区別する傾向が有り、路面を照らしてもそれより上方面や周りの明るさの弱さが少々気になってしまう点とも言えます。

LEDはその色のパターンの少なさ、そして寿命の長さが特徴ではありますが、商品によっては信頼性が低いものもまだまだ存在し、注意が必要です。また、地域や天候によっては、発熱の少なさ故に、降雪時にヘッドライトの雪を溶けづらいというのも問題の一つでしょう。

HIDヘッドライトバルブ

しょたろさんのコペンL880Kライトの画像
しょたろさんのコペンL880Kライトの画像

メリット

上記で説明したように、HIDはその明るさが最大の特徴と言え、照射範囲の広さにも定評が有ります。また、従来のハロゲンと比べると消費電力の低さ故に発熱も少ないだけでなく、純正のものでも後付けのものでもその明るさは保証されています。

色味のパターンの多さ、照射範囲が広く、見え易いのもメリットで、部品交換の際も比較的安価に修理可能でもあります。

デメリット

HIDはバラストという電圧発生器を介することで機能するのですが、その明るさが安定するまでに数十秒かかるのがデメリットの一つです。

また、HIDを後付けで装着する場合、LEDよりもやはりコスト面での負担が大きいとも言えます。

まとめ

如何でしたでしょうか?LEDとHID、どちらも一長一短でどちらが優れているか判断するのは非常に難しいですが、メリットデメリットを把握し、自身の好みと照らし合わせた上で良いと思った方をチョイスしていきましょう。

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