2018年12月07日 (更新:2024年08月19日)
ヘッドライトが切れた!直し方を紹介します!
車を所有している方なら必ず経験したことあること、それはヘッドライトが切れて点灯しなくなるということです。そんな時のために、今回はヘッドライトが切れた時の部品の交換方法を紹介します。交換方法だけでなく、LEDバルブとHIDバルブの特徴やメリット、おしておすすめのライト類もお伝えします。
早速交換してみよう
ヘッドライトの交換方法は自動車整備のDIYの中でも着手しやすい作業のひとつです。ここではヘッドライトのバルブの交換方法を紹介します。
1.ヘッドライトバルブを外す
次の手順は取り付けられているバルブを取り外す作業です。ヘッドライトバルブはヘッドライトから取り外すことができるようになっていて、カプラーで取り付けられています。カプラーは爪に引っかかるように固定されているので、これを上手く外してください。カプラーを外したら、黒いゴム製のカバーを取り外します。ゴムカバーを外すと金具バネのようなものでバルブが固定されているので、これを外してください。こうすることでバルブを取り外すことができます。
2.バルブを装着する
バルブを取り外した後の手順ですが、新しく取り付けるバルブを再度取り付けます。取り付け手順は取り外した手順と逆の手順です。バルブを取り付けてバネで固定し、ゴムキャップを外したらカプラーのような端子を再度取り付ける、という流れになります。取り外した古いバルブと同じものへの交換作業となれば作業もしやすいでしょう。
注意点
ヘッドライトが点灯しなくなった際にヘッドライトをボディから取り外す作業は必要ありません。バルブ交換時にはバルブ交換のみでほとんど解決することができます。しかし、ヘッドライト本体を交換しなければならない場合にもバルブを取り外す必要が出てきますので、覚えておくといざという時にも安心です。なおヘッドライトは、ブラケット部を固定しているボルトナットを緩めるだけで取り外すことができます。
ヘッドライトが点滅しないと道路交通法で切符を切られる(反則金を支払う)ことからもわかるとおり、非常に大切な部品のひとつです。そのためヘッドライトを初めて交換する時には不安もあるかとは思いますが、取り付け手順を写真に収めるなどして確認しながら作業を進めていけば問題なくだれでも取り付けることができます。新たに購入したバルブの取扱説明書なども参考にして交換してみましょう。
ライトを変えるついでに種類も変えてみよう
HIDやLEDがおすすめ!
ヘッドライトといえば一昔前ではハロゲンが主流でした。今となってはハロゲンよりもHIDやLEDタイプのものが主流となってきているのが事実です。そこで気になることは、HIDとLEDがどのように優れているのか、そして何が違うのかということになります。
HIDはエイチ・アイ・ディーと呼ばれるタイプのライトです。ディスチャージと呼ばれることもあります。HIDでは電極間に発生する放電を利用することで発光させているのが特徴です。実際に車両に取り付ける時にはバラストやイグナイターも同時に取り付けることとなるのですが、HIDライトはハロゲンライトよりも明るいことや発光色が白よりで印象が良いということがアピールポイントとなっています。
LEDはLEDと呼ばれる発光素子に一方方向の電流を流すことで発光する仕組みを利用したライトのことです。LEDライトの特長のひとつは明るいことにあります。HIDと比べると明るさに劣りますが、ハロゲンと比較するとその明るさがよくわかるのが印象的です。HIDライトよりも優れている点としては、ライトをオンにしたときの明るくなる速度がHIDより優れていることや、バラストやイグナイターを取り付ける必要が無くバルブ交換するだけでよいという点になります。消費電力の少なさに関してもLEDライトのほうが優れていることも注目点です。
HIDライトとLEDライト、どちらも明るさや発光色に注目するとハロゲンよりも明るくて優しい色をしている点は共通しています。特にHIDを新たに取り付ける場合には作業工程がLEDライトよりも多く手間がかかりますので、ハロゲンライト以外のライトに手っ取り早く交換したい場合にはLEDライトが適しているでしょう。
おすすめの紹介①:PIAA ヘッド&フォグ用 コントローラレスLEDバルブ
ここからはおすすめのLEDライトとHIDライトの紹介です。ひとつめに紹介するのはロングセラーモデルとして人気の高いPIAA ヘッド&フォグ用 コントローラレスLEDバルブになります。
車検にも対応しているLEDライトで、H4タイプかつハイビームとロービーム両方が付いています。車検に使用しても問題ないケルビン値(発光色を決める数値)となっていて、その数値は6,000Kで言発光色は白色です。Highビーム点灯時にLowビームが同時点灯するデュアルハイビームが搭載されており、さらに3年保証と安心して装着出来るヘッドライトとなります。
おすすめの紹介②:PHILIPS ヘッドライトHIDバルブ D2R
次に紹介するものはPHILIPS(フィリップス) のヘッドライトHIDバルブ D2Rです。HIDタイプのライトになります。D2Rタイプですので純正ライトよりも少し明るい仕様で、リフレクタータイプ向けのバルブです。純正HIDヘッドライトバルブが切れてしまった時の交換用としておすすめできます。ガラス素材として採用されているクオーツガラスにはUVカット加工や施されていて、温度変化や振動に対する耐久性や体質性も高くなっている点にも注目です。
おすすめの紹介③:IPF エフェクターシリーズ
3つめに紹介するのはIPFの H4hi/lo 車用ledヘッドライト 一体型です。ケルビン値は4000Kと車検には全く問題のない数値に収まっています。超小型冷却ファンが搭載されていることで高い放熱性をほこり、バルブのボディ素材も放熱性に優れたアルミが採用されているのが特長的です。
まとめ
今回はバルブが原因でヘッドライトが切れてしまった時のバルブの交換方法を紹介し、合わせてLEDライトとHIDライトの基本情報やそれぞれのメリットやアマゾンで販売されているおすすめのLEDライトとHIDライトを取り上げました。バルブ交換自体は難しくありませんので、バルブが壊れた時やハロゲンからLEDに交換しようと考えている方は、これを機会にバルブ交換に挑戦してみましょう。
LEDバルブとHIDバルブのどちらかを新たに取り付けようと考えている場合には、自身にとって必要な項目をより多く満たしているものを判断したうえで、購入して取り付けされてはいかがでしょうか。手軽差を求めるならばLEDバルブが断然おすすめです。