ボロボロになったステアリングの張り替えのやり方を紹介! | CARTUNEマガジン
ボロボロになったステアリングの張り替えのやり方を紹介!

2018年12月12日 (更新:2020年06月08日)

ボロボロになったステアリングの張り替えのやり方を紹介!

ステアリングは、車を運転する時必ず触れる箇所です。そして、舵をとるためにずーっと触れ続けています。つまり、ボロボロになりやすいパーツの一つなのです!愛着のあるステアリングをボロボロになったらすぐにポイなんてもったいない!今回はステアリングの補修、張り替え方法を紹介します。

張替えって面倒?

あつさんのアクセラスポーツ(ハッチバック)BM2FSステアリングの画像
あつさんのアクセラスポーツ(ハッチバック)BM2FSステアリングの画像

ステアリングがボロボロになったら、皆さんはどうされるでしょうか?恐らくは買い換えてしまうのではないでしょうか。それはなぜなのか?やはり皆さん面倒なのではないかと思っているからだと思います。では、ステアリングの張り替えとは実際どんなことをしているのでしょうか?ここでは、プロに頼んだ場合のステアリングの張り替え作業内容を紹介します。

ステアリングの型や仕様を確認する

ステアリングは様々なメーカーがあり、形もさまざまです。ですがプロともなれば、実際ステアリングメーカーから仕様を確認します。こうすることで、色々な要望を叶えることができるのです。

仕様や色を決める

もちろん新品同様の元どおりのステアリングにするのもいいですが、せっかく張り替えるので仕様などを変更したくなってしまいます。そうした要望をオーダーします。ステアリングの張り替え屋なら、革以外にもカーボンやウッドなど材質や色もさまざまな要望に応えてくれます。自分好みのステアリングになるように、ここは手を抜いてはいけません。重要なプロセスです。

実作業

まず、古い表皮をはがします。カッターで切れ目をいれて、皮むきのようにするっとはがしステアリングの基材の状態にします。その後ステアリングの実寸を採寸します。もちろん基本的なデータは店にもありますが、製品ばらつきなどを考慮してより精度の高いものにするために実物の採寸を行います。

そして、採寸データをもとに表皮を裁断していきます。ここまできたら、後はステアリングに巻きつけるだけです。専用治具にステアリングをセットし革を被せて、専用の接着剤で貼り付けていきます。

貼り付けが終わったら、最後にステッチを手縫いで縫い付けていきます。そして完成になります。ここまでの手間暇をかけたステアリングは、新車かそれ以上の輝きを取り戻します。これもひとえに職人さんのなせる技のおかげと言えます。

張り替え作業は、店によって様々ですが、だいたい3万円くらいが相場です。職人の手によって、一つ一つ手作業で張り替えられるのでこのくらいは妥当ではないでしょうか。それと引き換えに、綺麗なステアリングが戻ってきます。

張替はDIYでも出来る?

直輝@k13さんのマーチK13改ステアリングの画像
直輝@k13さんのマーチK13改ステアリングの画像

職人であれば、綺麗に張り替えができるでしょうが、やはり作業代はそれなりにかかります。では、その作業を自分でやったらどうでしょう。そもそもできるのでしょうか?DIYでステアリングを張り替える方法を、紹介したいと思います。ステアリングの張り替え方法は、先に紹介した通りです。あの工程を行えば張り替えは可能です。プロでない方が、DIYで上の工程でステアリングの張り替えを行なっている方もいます。

ですが、やはり手先の器用さや、作業慣れしているかどうかで仕上がりは全く違うものになります。何度もトライアンドエラーを繰り返す覚悟のある方なら、できるかもしれません。もっと簡単に、素人でもできる方法はないのでしょうか?実はあります!今では車種別にキットを出しているメーカーがあるので、それを購入して張り替えることができます。

まとめ

長年使ったステアリングには、愛着もありますよね。でも、長年使ったからこそ劣化もしていきます。それを解消するのが、張り替えです。張り替えれば同じステアリングをずーっと使い続けることも可能になります。ボロボロになったら買い換えればいいという方もいるかもしれませんが、純正ステアリングの場合値段が張ります。だからといって社外ステアリングにすると、エアバッグがなくなってしまいます。そんな方にもステアリング張り替えはおススメです。ボロボロになったステアリングを使い続けているそこのあなたも、張り替えて気分一新してみてはいかがでしょうか。

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