2018年11月18日 (更新:2020年06月05日)
偽物に注意!OMPの偽物ステアリングの見分け方を紹介!
チューニングも内装まで及んでくると、ステアリングを交換するという選択肢が出てきます。本記事では、ステアリング購入の際に気を付けたい「偽物」について、その見分け方や、使うとどうなってしまうのかまで、ご紹介します!
この記事の目次
偽物ステアリングの見分け方
ステアリングの交換を考えるとき、レーシングギアメーカーとしておなじみの、「OMP」が選択肢の一つとしてあがってくるでしょう。
「OMP」は1973年に、イタリアのジェノヴァで創業されました。もともとラリーカーのロールバーやテールパイプなどがプロダクトの中心でしたが、80年代からレーシングドライバーのためのスーツやヘルメットなど製造を開始しました。現在は自動車レースをはじめ、ラリーやレーシングカートなどの、多くのドライバーのスポンサーにもなっています。「OMP」と書かれたスーツを着たレーサーを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなOMPのステアリングですが、やはり一流メーカーなだけあって、結構お値段が張りますよね。一番安いモデルでも12,000円台、高いモデルとなると、10万円を超えるものもあります。そうなると、中古で安く手に入れることを検討したくなるのですが、気を付けたいのが「コピー品」「模倣品」のような、「偽物」のステアリングです。
偽物ステアリングの見分け方
OMP本社の公式サイトによると、「OMPのステアリングすべてに「偽造防止ホログラムシール」が貼付されおり、「偽造防止ホログラム」マークのあるOMP製品は、オリジナリティーと品質が保証されています」とのことです。CARTUNEユーザーのイッチーさんによると、こんな感じのシールが貼ってあるということのようです。
また、正規品は、このようなQRコード付きの箱に入っています。
しかし、これだけの情報だと、送られてくるまで本物かどうかわかりませんよね。なので、注文前に気を付けたいこともご紹介します。「モモステ」でおなじみの「MOMO」のホームページによると、偽物には以下の特徴があるようです。
- 公式WEBサイトに記載されていない商品
- 「海外仕様」「MOMOタイプ」「正規品中古」というような表記
OMPのステアリングを探す際は、こういった点をよく確認しておいてください。ただ、OMPは廃盤品の情報を探すのが大変なので、出品者に「偽造防止ホログラムシール」の有無を問い合わせるのが一番手っ取り早いですね!
偽物ステアリングの恐怖
「別に偽物でもいいじゃん。安いんだったら」とお考えの方がいたら、ちょっと待ってください。ステアリングは車の部品の中でも、もっとも重要なものの一つだということを認識してください。「コピー品」「模造品」の場合、ステアリングらしいのは見た目だけで、ステアリングとしての機能を全く果たさないものもあります。偽物(安物)のステアリングを使ったらどうなるか、以下の動画をご覧ください。(半分お笑いです)
外国人のカーチューバ―が、喜々として新しいステアリングを取り付けたのですが・・・。
ネットで4000円くらいで売っていたステアリング(意外としぶとい)
いかがでしたか?もしも運転中や急なハンドル操作をしたとき、ステアリングがぐにゃぐにゃ曲がったら笑い事ではないですよね。万が一事故を起こしたとき、ちぎれたチープなステアリングが運転席にあったら、あなたはどう説明しますか?偽物ステアリングでサーキット走行なんて、考えただけでぞっとしますよね。しっかりと正規品を見極めるための知識を持ち、高品質なステアリングを安く手に入れましょう!
まとめ
本記事では、OMPの「偽物」に見分け方、そして偽物ステアリングを装着することの危険性についてご紹介しました。結局のところ、安物のステアリングを買うくらいなら、ステアリング交換しない方が賢明だということです。せっかくかっこよくドレスアップ、チューニングされた車でも、危ない乗り物だったら、誰も魅力を感じませんよね。CARTUNEユーザーの皆様には、かっこいい、かつ、安心できるクルマを目指してカスタムしてほしいです!
本記事を読んだ方が、偽物ステアリングの被害に遭われないことを願っています。本記事は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!