2018年11月26日 (更新:2024年08月14日)
愛車の情報を正確に、カッコよくカスタム!Defiのメーターをチェック!
チューニングカーのインテリアを飾るのに欠かせないカスタムパーツ、それがDefiの追加メーターです。Defiブランドを展開する日本精機株式会社の歴史から最新のDefiメーターまで細かく紹介します!
Defiって何?
日本精機株式会社という計器メーカーが自社で製作しているブランドがDefiです。日本精機の歴史は古く、創業は1946年。新潟県長岡市で設立し、当初は時計や計器類の製造と販売が始まりです。現在では計器メーカーとして世界トップクラスの技術をもつ会社に成長し、二輪用計器では国内生産のシェア約90%、世界でもトップシェアを誇ってる程です。その卓越した技術力で、F1や2輪レース用のメーターとして採用されました。
モータースポーツの世界でも高精度かつ高性能な日本精機のメーターは世界中のドライバーやメカニックに厚い信頼を得ています。その技術を活かして、一般ユーザ向けに開発した後付けメーターやディスプレイを開発する為に、立ち上げたブランドがDefiです。
Defiとはフランス語で「挑戦」を意味し、日本精機にとって新しい技術で、新しい市場で挑戦するという強い意志を表したブランド名です。Defiのメーターは大きく分けて以下の2種類に分類されます。
- Defi-Link ADVANCE System
- それ以外の商品
「Defi-Link ADVANCE System」はメーターとコントロールユニット間の双方向通信システムを採用することに事により、1台のコントロールユニットで最大7台まで接続することが出来る上、コントロールユニットに別途接続されたスイッチで集中操作が出来るシステムです。走行中の様々なメーターの情報を記録することが出来るモードがある為、走行中に見落としたメーターの情報を後から確認する事が可能です。
また、配線をコントロールユニットに集中接続する為、メーターからの配線を削減することが出来る上、メーター周りを美しく魅せる事が出来ます。導入時にはコントロールユニットが必ず必要ですので、導入コストは高めです。
それ以外の商品は、コントロールユニットを使用しないメーター単体で動作するアナログの製品です。これは走行中のメーター情報のみを必要としたユーザー向けの製品です。コントロールユニットを使用しない為、その分メーターの導入コストを安く抑える事が出来ます。
様々なDefiを紹介
Defi デフィ アドバンスBF 水温計
イグニッションOFF時はメーター表示が真っ黒で文字板が見えないタイプのメーターです。イグニッションONと同時に照明が点灯し、昼間でも文字や目盛が照明によって表示されます。
照明はホワイト・アンバーレッド・ブルーの3種類から選択出来ます。CRの様に照明の切り替えは出来ません。ラインナップは、ターボ計・インテークマニホールドプレッシャー計・油圧計・燃圧系・油温計・水温計・排気温度計・タコメーターです。
ADVANCE A1(アドバンスエーワン)
イグニッションOFF時は指針と目盛のみが白く見えており、文字だけが見えないタイプのメーターです。イグニッションONと同時に照明が点灯し、昼間でも文字が照明によって表示されます。
CFやBFより高級感あるデザインを採用し、さらに抜群の視認性を誇るプレミアムなモデルです。φ60のラインナップは、ターボ計・インテークマニホールドプレッシャー計・油圧計・燃圧系・油温計・水温計・排気温度計です。φ80のラインナップは、タコメーターのみです。
Smart Adaptrer(スマートアダプター)
スマートフォンやタブレット端末をワイヤレスで接続し、デジタルのフルカラーで表示させることのできるモデルです。スマートフォンやタブレット端末のアプリをダウンロードする必要がありますが、ユーザーのデザインの好みや機能に合わせたアプリを数種類選択することが出来ます。
その他
Racer Gauge(レーサーゲージ)
イグニッションOFF時はメーター表示の文字板が見えないタイプのメーターです。ガラスが透明な為、イグニッションOFF時でも指針が見えます。イグニッションONと同時に照明が点灯し、昼間でも文字や目盛が照明によって表示されます。照明はホワイト・レッド・ブルーの3種類から選択出来ます。CRの様に照明の切り替えは出来ません。
φ52、φ60のラインナップは、ターボ計・油圧計・温度計・排気温度計・電圧計です。φ80のラインナップは、タコメーターのみです。
Defiのメーターでカスタム!
車内の配色を統一することもできます。
エアコンの吹き出し口に埋め込む強者もいます。
Defiメーターを取り付ける場所は自由自在。
まとめ
Defiメーターは高い技術力で世界中から認められた、日本が誇れるブランドの1つです。今ではモータースポーツの世界でも認められた技術が、一般ユーザーでも体感できる製品を大手自動車部品量販店でも購入することが出来る程、身近で入手しやすいブランドになっています。
また、車の状態などをリアルタイムに監視・管理できる為、愛車のトラブル防止にも貢献できるかと思います。