ドイツが放つ個性派クーペ!アウディTTってどんな車?カスタム例も紹介!

2018年12月02日

ドイツが放つ個性派クーペ!アウディTTってどんな車?カスタム例も紹介!

labelTT クーペ

日本でも老若男女に受け入れられる上品な欧州車アウディ。その中でもスポーティさと上質さを兼ね備えたTTクーペは日本でもよく見かけますよね。そんなTTクーペの旧モデルから現行モデルまでを解説!CARTUNEユーザーのカスタム事例もご紹介します!

アウディTTってどんな車?

アウディTTクーペ、TTロードスターはアウディブランドのスポーツカーとして販売されているモデルです。アウディはフォルクスワーゲングループに属し、TTはゴルフをベースとしてFFと4WDがラインナップされています。

現行のTTは3代目となっており、1998年〜2006年に販売されていたタレ目なライトが特徴的な初代と、現行車に繋がるスタイリッシュなデザインの2代目、そして2016年には現在の3代目TTへと進化を遂げました。

車名のTTは、イギリス・マン島で開催されていたレースイベント「ツーリスト・トロフィー」の頭文字をとって付けられています。プラットホームはアウディA3やフォルクスワーゲンのゴルフと共通で、円をモチーフとしたデザインがエクステリア・インテリアに取り入れられています。1998年に後部座席のあるハッチバックタイプのクーペが登場、2000年に電動ソフトルーフを採用したオープンカーのロードスターを追加しています。

円を基調としたデザインはその後車業界でも多く取り入れられるデザインとなりましたが、高速域での揚力が大きく横転事故などが発生し、ダウンフォースを高めるためのリアスポイラーの追加やサスペンションの改良などが施され今のデザインに至りました。それでは、モデルごとの特徴とカスタム事例を見ていきましょう。

初代アウディTT

タレ目な四角いライトと丸いフォルムが特徴的な初代TT。1998年から2006年まで販売されていました。日本でのデビュー当初は左ハンドルにMTモデルのみの販売でしたが、最終的には右ハンドルのATモデルのみとなりました。

スペック

パワートレーン

エンジン種類 直列4気筒1.8Lターボ/VR6型3.2L
トランスミッション 5速MT/6速MT/6速セミAT
最高出力 250PS/6,300rpm
最大トルク 32.70kgf·m/2,800-3,200rpm

ボディサイズ

全長×全幅×全高 4,041mm×1,764mm×1,346mm
ホイールベース FF/2,422mm 4WD/2,428mm

グレードとそれぞれの特徴

初代TTには6つのグレードが設定されていました。1.8Lターボエンジンをベースとし、3.2Lエンジンを搭載したトップグレードモデル「3.2 クアトロS-line」や、1.8Lターボエンジンにチューニングを施した「クアトロスポーツ」などがあります。

1.8T Quattro

日本に最初に導入されたモデルで、左ハンドル・6MTでした。225PSの1.8Lターボエンジン搭載の4WDモデルで、FFモデルよりも大きなツインインタークーラ付ターボを装備することでパワーアップさせています。

1.8T

1.8Lターボエンジンを搭載したモデルで、クアトロよりも100万円ほど安いベースグレードです。当初は5MTのみの設定でしたが、2002年に6ATを搭載したことにより、女性を含め一般ユーザーに浸透していきました。

3.2 Quattro S-line

アウディS3などに搭載されている3.2LのVR6型エンジンを搭載したハイグレードモデル。トランスミッションには6速セミATを採用しています。

1.8T S-line

2005年に発売されたグレードで、クーペ・ロードスターにスポーティなエクステリアを標準装備させました。エアロパーツやエンブレムを追加することにより、よりスポーツカーとしての魅力を増しています。さらに、エンジンの改良により出力、トルクともに性能を向上させました。

1.8T S-line Limited

S-lineをベースに2006年に発売された限定車。全国250台限定で販売されたレアグレードです。レッドやイエローのシートカラーが設定され、所有欲をそそられる限定モデルになっています。

1.8T Quattro-Sport

クアトロ誕生25周年を記念してS-lineをベースにクアトロGmbHがチューニングを施したスポーツモデルです。日本では150台限定で、左ハンドルの6速MTのみの設定でした。エンジンへのチューニングで出力、トルクをアップさせた他、後部座席とエアコンを外しての軽量化などかなり本格派のスポーツモデル。エアコンはオプション設定になっていました。

カスタム事例

TTにキャリアを取り付けて自転車を運ぶ強者カスタムです。人も荷物も乗れないなんて決めつけてはいけないですね。白や黒のオーナーが多い中、目を引くレッドは貴重な存在でもあります。ホイールのセンターキャップもワンポイントとなり、全体的にまとまったシンプルでインパクトのあるカスタム事例です。

DIYで全塗装を施工した事例です。ブラックをベースにピンクのラメを吹き付けているとのことで、見るときの光の具合や周りの明るさによって表情を変える幻想的な印象です。周りとは一線を画した個性的な一台に仕上がっています。

2代目アウディTT

2006年から2015年まで販売されていた2代目TTは、初代TTのデザインを残しつつ、シングルフレームを採用し躍動感のあるデザインにまとめられています。ヘッドライトはややつり目になり、現在では多くの車に採り入れられているアイライン風ライトが採用されています。デザイン面では初代よりも人気が高く、洗練されており男女を問わず素直に「カッコイイ」と思えるフロントマスクへ変貌を遂げました。

プラットホームはA3と同じものですが、TTのために開発されたスポーツカー仕様のアウディ・スペースフレームテクノロジーを採用したことによりボディの7割がアルミニウム製になり、ねじれ剛性を旧型よりも大幅に改善させた他、ゴルフよりも100kgほど軽量化されています。衝突安全性を確保するため、リアとドア部分には鉄が使用されました。

2代目TTのスペックやカスタム事例をご紹介して行きましょう。

スペック

パワートレーン

エンジン種類 1.8L直噴ターボ/2.0L直噴ターボ/3,200cc VR6型エンジン
トランスミッション 6速MT/6速セミAT/7速セミAT
最高出力 250PS/6,300rpm
最大トルク 32.60kgf·m/2,500-3,000rpm

ボディサイズ

全長×全幅×全高 4,178mm×1,842mm×1,352mm
ホイールベース 2,468mm

グレードとそれぞれの特徴

1.8TFSI クーペ

1.8L直噴ターボエンジン、7速セミATを搭載しています。160PSですが、車両重量は1300kg程なので十分な動力性能をもっています。

2.0TFSI quattro クーペ

最高出力211PSの新型2.0Lターボエンジン、6速セミATを搭載しています。

2.0T FSIリミテッド

2.0T FSIに特別色「ミサノレッド」、「ルクソールベージュ」カラーの電動レザーシート、17in5アームトラペゾイダルデザインホイール等を標準装備とした100台の限定仕様車のグレードです。

2.0T FSIロードスター

約50km/h以下で開閉可能な電動油圧ソフトトップを装備しています。ソフトトップは約12秒でオープン、約14秒でクローズしますので急な天気の変化でもスムーズにルーフ開閉ができます。

カスタム事例

ブラックの車体にグリーンのポイントカラーが映える一台。ミラーとサイド、フロントリップに色味を加えることでシンプルながらも主張のあるまとまったカスタムに仕上がっています。シンプルでやりすぎ感がなく、スポーティさと個性を引き出しているカスタム事例です。

雑誌にも掲載されている完成された一台。車高、ツラ、リムの深さ、キャンバー角のどれをとっても完ぺきといえるバランスです。一歩間違えば下品さややんちゃさが出てしまう車高短のカスタムでここまで上品にシンプルに仕上げられるセンスの良さは素晴らしいですね。

ブラックとレッドでまとめられたスポーティな印象の一台。リップに取り付けたモールがよりスポーティさを引き立てています。ウイングのデザイン、色のバランス、シンプルな大径ホイールは大人のスポーツカーの風格を感じさせますね。

オープンタイプのTTロードスターのカスタム例です。ボンネット、サイドステッカー、ナンバーオフセットなどで個性的に仕上げています。なによりカナードとスワンネックタイプのウイングが実にレーシー。TTロードスターのスポーティさと装着アイテムのセンスの良さが非常にいい組み合わせです。

3代目アウディTT

2015年から発売されている現行TT。2代目までの丸い印象よりも、どこかR8に近づいたような印象のエクステリアデザインを持つこのモデルは、コンポジット構造によって軽量化されたボディ、最高250km/h、最大トルク380Nmまで達するパワフルで高効率なエンジン、最先端のデュアルクラッチトランスミッションなど、アウディの持つ最新技術が最大限に取り入れられています。

これらのメカニズムにより、現行TTは0-100km/h5.3秒、C08モード燃費は14.9km/ℓと高効率低燃費の高い走行性能を誇ります。燃費を気にせずドライブを楽しむことが出来るスポーツカーでもあるのです。

より軽く、より高剛性に進化したボディと高効率のエンジンによって繰り広げられる気持ちのいい走りはオーナーを魅了します。また、Audi史上初の最高峰のテクノロジーを搭載したAudiバーチャルコックピットは、革新的な12.3インチの高解像度フルデジタルインストルメントパネルにドライバーのニーズに合わせた情報を表示してくれます。最新の技術が取り入れられ進化し続ける新型TTも魅力満載です。

スペックや特徴

エンジン性能

エンジン種類 .8Lターボ/2.0Lターボ
最高出力 230PS/4,500-6,200rpm
最大トルク 37.7kgf・N/1,600-4,300rpm
トランスミッション 6速セミAT/7速セミAT

ボディサイズ

全長×全幅×全高 4,180mm×1,830mm×1,380mm
ホイールベース 2,505mm

グレードとそれぞれの特徴

2.0 TFSI quattro、1.8 TFSIの2種類と、それぞれの特別仕様車Style+をラインナップ。特別仕様車Style+は、S lineエクステリア、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、センターアームレストを追加した100台ずつ限定のモデルとなっています。

カスタム事例

TTオーナーの多くがボディカラーにホワイトを選ぶ中で、レアに感じる鮮やかなレッド。シンプルですが周りとは違った印象にまとまっているので、TTがたくさんいる中でも目を引く一台となりそうです。

こちらも鮮やかカラー、イエローのTTロードスターです。車高、グリル、ホイールを変えるだけでここまでかっこよくなるのは輸入車の特権でしょうか。現行TTはまだカスタム例が少ない車種でもあるので、少し手を加えてあるだけでも注目を集められますね。

まとめ

アウディTTの歴代モデルの特徴とカスタム事例についてご紹介しました。初代、2代目の中古相場は下がりつつあり、若い方でもTTオーナーになる方が増えてきています。輸入車ということでメンテナンス費用が国産車よりも高かったりカスタムパーツが少なかったりという部分もありますが、純正のままでも十分に完成されデザイン、性能ともに整っているTT。国産スポーツカーが減る一方ですが、スポーツカーに憧れているという方はぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。今後もTTの進化、個性的なカスタムから目が離せません。