2018年11月04日 (更新:2021年03月12日)
人気ディッシュホイールランキングTOP5!個性派ディッシュが勢揃い!
アルミホイールの定番ジャンルのひとつとして挙げられるディッシュホイール。車のラグジュアリー性を高めるカスタムパーツとして、人気を集めています。そこで今回は、CARTUNEで人気が高いディッシュホイールランキングを紹介します。
ディッシュホイールとは?
ホイールの形状には大きく分けて、4つの種類があります。最もスタンダードなデザインのスポークホイール。細長いスポークが織り交ざったようなメッシュホイール。10本以上の鋭いスポークが等間隔に配置されたフィンホイール。そして、ディスク部が円盤状に広がっているディッシュホイールです。
どれも人気がありますが、車の足元にラグジュアリー性を求める人や個性を思いっきり出していきたい人はディッシュホイールをおすすめします。
ホイールは構造にもよりますが、基本的にリムと呼ばれる外周部とディスク部で構成されています。ディスク部とは車とホイールを直接繋ぐためのホールや、正常に回転するために必要なセンターボアが配置されている部分のこと。ディスク部とリムはスポークと呼ばれる細長い棒で繋がっています。ホイールのデザインにもスポークは大きく関わってくる重要なパーツです。
しかし、ディッシュホイールにはスポークがありません(もしくはディスク部とスポークがフラットになっている)。中には短いスポークを採用しているタイプもありますが、ディッシュホイールは基本的に、ディスク部がスポークホイールやメッシュホイールよりも大きく広がっていて、リムと直接繋がっていることが特徴です。まさに円盤状となっているディスク部がお皿のように見えることから、ディッシュホイールと呼ばれています。
ディッシュホイール以外のホイールはスポークがデザインの大きな魅力となりますが、反面、スポークがあるせいでデザインに制約を受けることがあります。その点、ディッシュホイールはスポークがないのでデザインに制約がありません。それゆえに個性的なデザインのホイールが豊富という魅力があります。
しかし、ディッシュホイールは構造上、ほかのホイール形状と比べて重量が重いです。バネ下重量が運動性能に直結する車にとって、重量のあるホイールはデメリットとなります。そのため、ディッシュホイールはエンジンパワーが非力な小型車やパフォーマンス重視のスポーツカー向きではありません。
逆にエンジンパワーに余裕のあるセダンやミニバンには、ディッシュホイールが向いているとされています。セダンやミニバンには高級感の強い車が多いため、ディッシュホイールもラグジュアリー志向のデザインを採用したホイールが豊富です。
ラグジュアリーカーとディッシュホイールの組み合わせはもはや定番で、実際にCARTUNEでもセダンやミニバンにディッシュホイールを装着しているCARTUNERは多いです。しかし、今回の人気ランキングでは意外なホイールばかりランクインするという面白い結果になりました。
CARTUNEで人気のディッシュホイールランキングTOP5
それでは、CARTUNEで人気が高いディッシュホイールランキングTOP5を紹介します。番外編として下記にロングセラーなディッシュホイールも紹介しています。
第5位 Speed Master Wheel(スピードマスターホイール)
第5位にランクインしたのは「MOON EYES」のオリジナルホイール「Speed Master Wheel」です。いわゆる鉄チンホイールのような、レトロで武骨なスタイリングが特徴のディッシュホイールとなっています。
センターボア周辺からスポークが伸びているような意匠を取り入れており、鉄チン風の見た目でありながらスタイリッシュな印象をプラス。USDM系のカスタムには打ってつけのホイールだと思います。CARTUNEではUSDM系カスタムを施した車のほかに、軽自動車や商用車のカスタムに取り入れているユーザーが多いようです。
- 15インチの価格:¥25,000~¥27,000
- 17インチの価格:¥27,000~¥29,000
- カラーバリエーション:ポリッシュ・マググレー
第4位 CLS TC01
第4位にランクインしたのはオーバーフェンダーやエアロパーツの開発を中心に手掛けている「ESB」のオリジナルホイール「CLS TC01」です。5スポーク風の星形デザインが目を惹きます。
ネオクラシックなスタイリングはUSDM系やスタンス系のカスタムと相性が良さそう。材質にスチールを採用したことで、味のある雰囲気を演出しています。「TC01」の「TC」は鉄チン(TECCHIN)から名付けられているようです。
CARTUNEでは商用車やセダン、スポーツカーに装着しているユーザーが多いです。マッチする車種は限られるかもしれませんが、スチールホイールなのにスタイリッシュな「TC01」は、マッチすると非常にカッコいいですよ。
- 14インチの価格:¥14,000
- 15インチの価格:¥12,000~¥17,000
- 16インチの価格:¥18,000~¥20,000
- 17インチの価格:¥19,000~¥20,000
- カラーバリエーション:ホワイト
第3位 3SDM 0.05
第3位には「3SDM 0.05」がランクインしました。こちらも「CLS TC01」と同様、星形を模したスタイリッシュなデザイン。「CLS TC01」はスチールが良い味を出していましたが、「0.05」は対照的に、先進性のあるスタイリングが魅力です。星形のホイールはいくつか思い浮かびますが、「0.05」は存在感があるので、車種によっては車が負けてしまう印象があります。基本的にはアメ車や欧州車の足元に装着することで「0.05」は輝くホイールです。
「0.05」の雰囲気に合わせて、国産車をカスタムするユーザーも少なくないですが、カスタム初心者には少し敷居が高いかもしれません。
- 16インチの価格:¥44,000~¥46,000
- 18インチの価格:¥59,000~¥63,000
- 19インチの価格:¥73,000~¥78,000
- カラーバリエーション:シルバー・ホワイト・マットブラック
第2位 EUROLINE DH(ユーロライン DH)
第2位はお馴染み「WORK」の「EUROLINE DH」です。やっとディッシュホイールらしいホイールがランクインしました。ディスク部がリムまでフラットに繋がっています。各4つずつ配置されたピアスボルトが「DH」の迫力を引き立てています。ディッシュホイールとしては非常にシンプルなデザインですが、ラグジュアリー性は十分。ボディが大きな車の足元でこそキマりそうです。
「WORK」の「EUROLINE」ブランドは廃盤となっているため、残念ながら「DH」を新品で購入する方法はありません。ホイール取扱店やインターネット通販をくまなく探せば見つかるかもしれませんが、インターネットオークションやフリマサイトで中古を入手する方が簡単かつ現実的です。
第1位 SSR SPEED STAR MK-I(SSR スピードスター マーク1)
CARTUNE人気ディッシュホイールランキングの記念すべき第1位に輝いたのは、「TANABE」が展開するブランド「SSR」の「SPEED STAR MK-I」です。1970年代に圧倒的な支持を得ていた「SPEED STAR」。「MK-I」は40年以上の時を超え、今もなお多くの車好きを虜にしている「SSR」の逸品です。これ以上ないほどシンプルなデザインは、「SPEED STAR」が目指した究極のスタイルです。
ディスク部はフルフラットで抑揚がなく、引き算の美学を感じさせます。ステップリムはフラットなディスク部に迫力を与えています。何もないのになぜこんなにもカッコよく、美しいのでしょう。「MK-I」はどんな車の足元でも似合う、万能なホイールではありません。似合うのはクラシックなスタイルを持つ車のみ。強いて言うなら、車の年式が古ければ古いほど「MK-I」は光り輝くのです。
- 14インチの価格:¥39,000~¥47,000
- 15インチの価格:¥46,000~¥53,000
- カラーバリエーション:光輝のみ
【番外編】定番ラグジュアリーホイール5選!
番外編として定番のラグジュアリーディッシュホイールを5つ紹介します。高級感や迫力があるディッシュホイールを装着したいという人は、ぜひ参考にしてください。
LEONHARDIRITT Orden(レオンハルト オルデン)
「SUPER STAR」の人気ホイール「LEONHARDIRITT Orden」。厳密には5スポークホイールなのかもしれませんが、ディスク部とスポークがフラットになっている点はディッシュホイールの特徴と同じです。また、「Orden」をスポークホイールとしてではなく、ディッシュホイールとして装着している人たちも多いです。
良い意味でディッシュホイールらしくないシンプルなスタイリングですが、存在感が際立っています。ディッシュホイールは良くも悪くもゴテゴテしたデザインが多いですが、「Orden」はすっきりとしていて、上品さを感じます。ラグジュアリー性が高いホイールです。
- 18インチの価格:¥78,000~¥109,000
- 19インチの価格:¥94,000~¥130,000
- 20インチの価格:¥111,000~¥135,000
- カラーバリエーション:シルバー/ポリッシュ・ブラック/ポリッシュ・ハイパークローム・ジュエルゴールド/ポリッシュ・3Dブラッシュド・バレルブラッシュド
LEONHARDIRITT Waffe(レオンハルト ヴァッフェ)
同じく「SUPER STAR」の「LEONHARDIRITT Waffe」。現在は廃盤となっていますが、あまりの人気に度々再販を行っている「SUPER STAR」の名作ホイールです(現在は販売終了)。
ディスク部から伸びたフラットな8スポーク。「Orden」と同様シンプルなデザインですが、スポークに刻まれているラインのおかげで退屈な印象は受けません。ホイールから感じる迫力に関しては「Orden」をも上回っています。
どちらかというとやんちゃなイメージが強いため、VIPカーの足元に装着するならこの上ない選択肢でしょう。
HYPERION HYPER DISH II(ハイペリオン ハイパーディッシュ2)
「MLJ」の「HYPERION HYPER DISH II」。こちらもディッシュホイールとしては定番中の定番製品です。ディスク部からフラットなスポークがリムに達しています。ディッシュホイールの中では洗練されたデザインを採用しているため、大勢のVIPカーユーザーから支持を得ているホイールです。
サイズ展開が幅広いため、セダンやミニバンだけでなく軽自動車やコンパクトカーに乗っている人にもおすすめのディッシュホイールとなっています。
- 14インチの価格:¥20,000
- 15インチの価格:¥22,000
- 17インチの価格:¥29,000
- 18インチの価格:¥33,000~¥35,000
- 19インチの価格:¥42,000~¥43,000
- カラーバリエーション:ポリッシュのみ
Trafficstar DTX MONOBLOCK(トラフィックスター DTX モノブロック)
非常に幅広いジャンルのホイールを展開している「HOT STUFF」が手掛ける「Trafficstar DTX MONOBLOCK」。「HOT STUFF」唯一のディッシュホイールです。センターボアを中心に広がりを見せる10スポークがリムエンドにまで達しているため、実際のホイールサイズよりも迫力があります。ラグジュアリー性はもちろん、先進性を強く感じる新しいアプローチが魅力的。
サイズ展開が15インチから20インチと幅広く、個性的なデザインを採用しているため、セダンやミニバンだけでなく、クロスオーバーSUVや軽自動車に装着しているユーザーも多いです。
- 15インチの価格:¥25,000
- 16インチの価格:¥31,000~¥32,000
- 17インチの価格:¥34,500~¥36,500
- 18インチの価格:¥41,500
- 19インチの価格:¥50,000~¥52,000
- 20インチの価格:¥57,000~¥59,000
- カラーバリエーション:ノアールフェイス・マシニングフェイス
VARIANZA D3S(ヴァリアンツァ D3S)
最後に紹介するディッシュホイールは、様々なジャンルのホイール製造を手掛ける「WORK」の「VARIANZA D3S」です。「D3S」は2013年の時点で廃盤となっていますが、現在でもその人気は高く、中古ホイール取扱店やオークションサイトなどに流通しています。ディスク部からフラットに広がる9スポークデザインを採用。スポーク間が波打ったようなデザインになっているのが特徴です。
洗練されたディスク部は高級感を演出し、深リムは存在感を高めています。「D3S SOLINO」や「D3S SUV」など、複数の派生モデルも存在していましたが、「D3S」と同様、残念ながら現在では廃盤となっています。どうしても「D3S」シリーズを愛車に装着したいなら、根気よく中古ホイール取扱店を回るかオークションサイトをくまなくチェックするしかなさそうです。
意外と種類の多いディッシュホイール
CARTUNE人気ディッシュホイールランキングと定番のラグジュアリーディッシュホイール、合わせて10種類のディッシュホイールを紹介しました。CARTUNEではスポークホイールやメッシュホイールの人気が高いですが、ディッシュホイールもカッコいいので、憧れている人も多いでしょう。
この記事だけでは物足りないという人は、ぜひCARTUNEで探してみてください。きっとあなた好みのディッシュホイールが見つかるはずです。