車の塗装の剥がれ、DIY補修は結構大変?業者に頼んだ場合の料金とは | CARTUNEマガジン
車の塗装の剥がれ、DIY補修は結構大変?業者に頼んだ場合の料金とは

2019年07月17日 (更新:2020年07月28日)

車の塗装の剥がれ、DIY補修は結構大変?業者に頼んだ場合の料金とは

車の塗装は業者に依頼する方法と、DIYで修理する方法があります。DIYで修理するのは、時間もかかりますし、手間暇もかかるのでとても大変です。業者に依頼すると工賃などが発生しますが、綺麗に修理可能です。この記事ではDIYで修理する大変さと、業者に依頼した場合の板金塗装費用について解説していきます。

車の塗装が剥がれる原因は?

車を丁寧に扱っていても、塗装が剥がれてしまうということがあります。塗装の剥がれを放置しておくと、そこから錆が発生することもあるのです。なので、車の塗装が剝れた際は修理が必要になります。また、車の塗装が剝れる原因を覚えておけば、修理した後も塗装が剥がれなくて済みます。では、車の塗装が剝れる原因について紹介していきます。

紫外線

実は紫外線は車の敵です。塗装を劣化させるとともに、クリア塗装が無くなって、汚れが付きやすくなります。レッドやブラックなどの濃い色は、色褪せが目立ちやすくなるので、UVカット機能のあるコーティングなどが必要になります。

汚れ

車輪から出る鉄粉は、ボディに付着させておくと、塗装を酸化させて、錆を発生させます。鳥のフンも消化液のため、酸性の仲間になります。鳥のフンを放置しておくと、塗装が変色したり、凸凹になってしまうこともあります。

飛び石など

飛び石も塗装が剝れる原因の1つです。飛び石がボディに当たったことで、塗装が剥がれてしまいます。

水分

水分はイオンデポジットや、ウォータースポットの原因の1つになります。洗車した後に乾燥しきれなかった水分が、白い水玉になって残ってしまうのがイオンデポジットです。イオンデポジットにより、錆びてしまうことも考えられます。ウォータースポットは水分がレンズになり、日光を集めてシミを作ってしまいます。そのシミがクレーターになってしまうのです。

このように車の塗装が剝れる原因は様々です。塗装が剥がれないためにも、洗車をきちんとすること、コーティングをしておくことが大切です。しかし、場合によっては塗装が剝れることもあります。その際は修理を早めにしましょう。

DIY補修では難しい

車の塗装はDIYでも可能です。費用を安く抑えることができるのが魅力ですよね。しかし、DIYで塗装するとなると、かなり難しいものが出てきます。例えば、クリアだけが一部剥がれてしまった場合。クリアが一部剥がれているので、その部分だけを補修すればいいと思っている人が多いかと思います。それではダメです。

全体的にクリアを剥がしてから塗装しなくては、塗装した一部分だけが目立ってしまいます。DIYでクリアだけを全部剥がすのはとても難しいです。なので、業者に依頼してやってもらうのが一番オススメの方法です。

プロの塗装業者に依頼すると

業者に依頼すると、どのくらいの費用がかかってしまうのでしょうか?では、パーツごとに板金塗装の費用を紹介していきます。

ボンネット

塗装は剥がれている箇所だけすればいいというわけではなく、一度剥がしてから塗装しなくてはなりません。そうなると、塗装を剥がすだけで約1万円かかります。塗装をするための料金としては、約5万円かかります。合計で約6万円です。高いな!と思った人もいるかもしれませんが、素人では難しい作業ですし、時間もかかるためこのくらいの費用が妥当です。

フェンダー

フェンダーの塗装も同様です。まずは塗装を剥がすところからスタートします。塗装を剥がす場合の料金は、ボンネットと同様に約1万円ほどかかります。塗装の費用は、約3万円です。合計で約4万円ほどになります。

ルーフ

ルーフは屋根です。ボンネットやフェンダーよりも、広範囲の塗装になります。また、塗装方法も2つほどあり、ガラスを脱着して塗装する方法と、脱着せずにそのまま塗装する方法です。ガラスを脱着して塗装する場合、脱着料金として、約1万円~2万円ほどかかります。それに塗装を剥がす料金が約1万円、塗装料金として約4万円かかります。合計で約6万円~8万円ほどです。脱着せずに塗装すると、脱着料金はかからないので、約4万円~6万円ほどで済みます。

このように塗装方法や塗装場所によって、料金が全く違います。また、どこの業者に依頼するか?でも費用が違います。色々な業者を比較し、依頼するのがいいでしょう。

最後に

車の塗装は劣化や汚れ、水分、紫外線によって剥がれてしまいます。丁寧に扱っていても、剥がれてしまうことはあるのです。塗装が剥がれてしまった場合、すぐに修理するようにしましょう。修理はDIYでは難しく、高技術が必要です。なので、業者に依頼するようにしましょう。業者に依頼する際は、費用を比較してから依頼するようにしましょう。ぜひ参考にしてみてください。

新着記事

おすすめ記事