愛車のテールランプが切れた!自分でできる交換方法を解説します | CARTUNEマガジン
愛車のテールランプが切れた!自分でできる交換方法を解説します

2018年12月10日 (更新:2020年08月07日)

愛車のテールランプが切れた!自分でできる交換方法を解説します

皆さんの愛車にも必ずある、テールランプ。今回の記事では、自分の愛車のテールランプが切れた時の対処法を紹介します。意外と知らない、テールランプと電球の交換方法。この記事を読んで、愛車を整備しよう!

テールランプはこの部分にある!

かげろう。さんのBRZZC6の画像
かげろう。さんのBRZZC6の画像

車には、必ず装備されていないといけない装備がいつかあります。車が安全に走行するためには、無くてはならないもので、世界中のどんな車にも例外なく装備されているものです。そんな装備の中で、今回はテールランプについて紹介します。

たかが電球と侮ることなかれ!無頓着でいると、思わぬ落とし穴があります。テールランプが切れた時どうすればいいのか、切れたままにしたらどうなるのか、説明していきます。

テールランプとはそもそも何か?

まず、テールランプとはどんなものかを説明します。テールランプは読んで字のごとく、テール=後ろについているランプです。暗い道で、後続車に自車の存在をアピールする役割があります。法規上は尾灯と呼ばれています。

同じく後ろに付いているランプで、ストップランプと混同されがちですが、役割が違います。ただ、場所としては兼用になっていることも多いです。そのため、1つの電球で、テールランプとストップランプの両方を光らせるダブル球を採用している車種も多いです。

LEDのテールランプも増えている

最近では、LEDを採用しているものも増えてきました。LEDのテールランプは、従来の電球のようにフィラメント切れを起こすことはありません。搭載されているICチップが徐々に劣化を起こし、球切れをおこします。

もし、LEDテールランプ車に乗っていて、突然点灯しなくなった場合や、納車直後に点灯しなくなった場合は、バルブ交換をするのではなくディーラーなどに持ち込み点検してもらいましょう。

テールランプ、切れたままにしていると・・・

テールランプは、法規上での呼び名が尾灯と決まっていると先で述べました。つまり法令で定められた、保安基準適用部品となります。テールランプを切れたままにしていると、当然保安基準違反となり検挙の対象となります。

テールランプの役割は、後続車に自車の存在を認識させるものです。後続車に気づいてもらえなければ、追突をされる危険性がとても高く、自分のみならず他車を巻き込んだ重大事故につながります。テールランプを切れたままにするのは、とても危険であると言えるでしょう。

テールランプが切れているところを警察官に見つかると、実際に罰則の対象となります。普通車ですと、点数は1点減点となり、違反金は7000円となります。テールランプ切れは非常に危険なので、切れた場合は速やかにバルブ交換をしましょう。

テールランプの電球を交換しよう

テールランプが切れたら、どうするか。ディーラーに持っていくのも手ですが、DIYで交換してみませんか?やってみると意外と簡単です。車種によりバルブまでのアクセスは異なりますが、交換方法を紹介します。

1.内装はずし

リアゲートや、バックドアを開け内装を外しにかかります。車種によってはサービスホールがあり、バルブにアクセスしやすいように内装が簡単に開けられるようになっている車もあります。

もし、そうなっていなかったら、内装のクリップを1つずつ外します。クリップ外し用の工具があると、かなり便利です。ない方はマイナスドライバーでも、クリップは外せますが、かなりの確率でクリップを破壊します。

慎重な作業をおすすめします。全てのクリップが外せたら、内装を外していきます。一部の車は、テールライト本体を外すのでこの作業は不要になります。テールライトを外すには、ボルトを緩め、外していきます。ボルトは、大体12mmのレンチがあれば事足りると思いますが、車種によって異なるので確認が必要です。

2.バルブ外し

内装を外すか、テールライトを外せたら、もうバルブにアクセスできるはずです。どのバルブかわからない場合、テールランプを実際に光らせて判断します。この際、バルブが発熱しますので、火傷に注意が必要です。

バルブの外し方は、ソケットと呼ばれる配線が生えたプラスチック部分をつまんで、反時計回りに回すだけです。この時、硬くなっている場合もあるので注意です。ソケットを外せたら、バルブを引っ張れば抜けます。

3.戻し作業

新品のバルブをソケットに差し込んだら、あとは元に戻すだけです。基本的には、外す順序の逆をやっていけば元に戻ります。何か無理を感じたら、おそらくやり方が違っているはずです。無理やり組み付けないように、注意しましょう。

組み付けたら、最後に余っている部品がないかをチェックします。余っているようなら、組み付け忘れなので、どこの部品なのかを確かめて組み直しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。テールランプ交換は、意外と簡単な作業です。覚えておくと、いざという時にさっと交換することができます。もちろん、保安部品なのでテキトーは許されません。自信のない方は、ディーラーなどに任せるようにしましょう。

とはいえ、まずはテールランプが切れているかどうか、日常的にチェックするように心がけ、切れている場合は速やかに交換することをオススメします。

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