2018年10月18日 (更新:2020年06月18日)
車のバンパーのへこみ、実はドライヤーで直せるって本当?ウワサの真相を探る!
車をへこませてしまったら、修理に出すことでそれなりの修理費がかかってしまいます。しかし、実は車のバンパーのへこみは家にあるドライヤーで直す事も可能です。この記事では車のへこみをドライヤーで直した事例や直すためのポイントを紹介していきます!
衝撃!車のバンパーのへこみがドライヤーで直った!
車をへこませてしまったら、まず修理!と、言いたい所ですが、実はバンパーなら家にあるドライヤーで直せる、なんて事も。例えば、この写真。これは修理前・修理後の写真ですが、一目瞭然ですね。
また、動画ではこちらの方もドライヤーでへこみを直しました(38秒前後でへこみが直ります)
どうしてバンパーのへこみがドライヤーで直るの?
車のバンパーは樹脂で出来ています。ある一定の温度に達すると素材が軟化し、裏側から押す事で元の形に戻すことができるのです。
しかしバンパー以外の箇所、例えばボンネットやドアは鋼板素材が使われているため熱に対する強度は強く、家庭用ドライヤーを使用しただけではへこみが直らない事が多いです。
ドライヤーでバンパーのへこみを直すポイントは?
手順に沿って解説します。
1.車体の汚れをふき取る
2.へこんだ箇所にドライヤーの温風を当てる
必要な場合はバンパーを取り外してから作業をしてみましょう。家にある家庭用ドライヤーでは出力はそこまで高くありません。へこんだ部分に対して20分~30分と、ひたすら地道に温風を当て続けることがまず大事です。
可能であれば写真のようにドライヤーは複数使用し、作業もドライヤーで当てる人、裏から押す人と複数で行った方が効率は良いでしょう。
また、熱で塗装を溶かさないように注意しましょう。
3.裏側からへこんだ部分を押してみる
ある程度熱したと思ったら、裏側からへこんだ部分を押してみましょう。上手くいけば元の形に戻るはずです。
※ドライヤーだけでなく冷却スプレーもお持ちの場合は、ドライヤーで温め、冷却スプレーで冷ます、それを繰り返す事でより作業ははかどります。
樹脂製のバンパーはぜひチャレンジしたい
修理代が浮いてお得なこの修理方法、必ずしも成功するわけではありません。ドライヤーによる修復は、あくまでちょっとしたへこみに対応出来る可能性が有るものです。
上手くいかない場合や、バンパーとボディの繋ぎ目といったデリケートな部分をへこませてしまった場合、大きなへこみの場合は無理をせず修理に出すのが妥当な判断でしょう。