2011年の登場から「世界一の低燃費乗用車」として世界中で大ヒットしたトヨタの至宝「アクア」のテールランプ交換を紹介します!!微妙に異なるアクアのテールランプ交換方法を解説します。
アクアのテールランプが切れてしまったら?
今回は優れた低燃費で、たくさんの人から愛されているコンパクトハイブリッドカー、トヨタ・アクア(NHP10型)のテールランプ交換のご紹介です。
テールランプの故障は大変危険です。ランプが片側でも切れたままで走行すると、他車が視認できる光の量が減りあなたの存在に気付かず追突事故などの重大事故にもつながりかねません。
また、普通車であるアクアの場合は反則金7000円、違反点数1点の道路交通法違反になります。あなたのアクアのテールランプが切れていることに気づいたら、まずテールランプを叩くなどして、ランプ本体に刺激を与えてみましょう。
片側のテールランプが切れている場合などは、単に接触不良の可能性があります。それでもテールランプが点灯しない場合、次のような原因が考えられます。
1.テールランプの水漏れ
テールランプに、雨や結露で水が浸入することにより、LEDバルブが壊れてしまうことがあります。
2.ストップランプスイッチの不良
ブレーキペダル付近にある「ブレーキが踏まれたか否か」を感知する大元のスイッチです。
こちらの不良によりブレーキランプが点灯しない場合があります。
3.ヒューズ切れ
ボンネット内のヒューズボックスの中にあるブレーキランプのヒューズが切れている可能性があります。
ヒューズボックスを開けてヒューズの点検をしてみましょう。
アクアに標準装着されているテールランプ
こちらではアクアの純正テールについてご紹介します。
前期型 NHP10 (2011年11月~2013年5月)のテールランプ
中期型 NHP10 (2014年12月~2017年6月)のテールランプ
後期型 NHP10 (2017年6月~)のテールランプ
アクアは、前期型のテール(ポジション)バルブ、バックランプバルブを除いて、ブレーキランプのバルブはソケットがシールされており、ブレーキランプのLEDバルブのみの交換は不可になります。ブレーキランプが切れた場合はテールランプ本体一式を交換しましょう。
ちなみにポジションバルブと、バックランプバルブは前期型に限り交換可能でポジションには[T10型]バックランプには[T20型]バルブがそれぞれ付いています。
アクアのテールランプのバルブ交換方法
NHP10型アクアのテールランプ取り外し方法のご紹介です。
- AQUAテールランプ球交換やってみた
- アクアの激安テールLED化
テールランプ本体は、2本の10mmボルトと"ファスナー”と呼ばれるピン2本の計4本で留まっており、取り外しは慎重に行わないと、このピンが折れてしまうようです。
[アクアの激安テールLED化]の動画ユーザーさんも取り外し時にバンパーを傷つけているので、養生のためマスキングテープをしてください。工具は、10㎜のボックスレンチに、エクステの付いたラチェットなどを用意すると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、驚異の燃費性能(38km/L)で、多くの人から愛されるトヨタアクア(NHP10)のテールランプ交換についてご紹介しました。
2011年の登場から2018年までの7年の間に、何度もマイナーチェンジを敢行し、様々なモデルが生み出されましたが、テールランプの交換方法はどのモデルも同じです。
前期にお乗りの方は、故障をキッカケに中期・後期テールに付け替えるなど、カスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか。トヨタ・アクアとの素敵なカーライフをお過ごしください。