2018年11月30日 (更新:2020年08月14日)
気になる車の傷をペンで目立たなくしよう!タッチアップペイントのコツ、仕上げ方を教えます!
車に乗っていると気を使っていても、いつの間にか付いている細かい傷はあります。その傷を放置していると見た目が悪いですし、そこからサビが発生してきたりと、どんどん状態が悪くなっていきます。細かい傷であれば、わざわざショップなどに依頼しなくても自分で直せます。この記事では細かな傷を自分で直す方法を紹介します。
タッチアップペンとは
車の塗装が剥げるような傷付いてしまった場合にタッチアップペンは有効です。塗装が剥げた所に雨水や水分が付着すると、サビや腐食の原因になります。それを防ぐのがタッチアップペンになります。またタッチアップペンには沢山の色がある為、自分の車と同じ色で塗ればかなり目立たなくなります。
タッチアップペンを購入可能な場所
- 各ディーラー
- カー用品店
- インターネット
タッチアップペンの使い方
それではここから自分で修復する手順を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
脱脂をする
まずは、車に付いた汚れ、油などを落とします。シリコンオフを使うと良いでしょう。
コンパウンドで研磨をする
次に、傷がついているところをコンパウンドで研磨しましょう。傷部分は凸凹しているので、塗装前にある程度均しておきましょう。
マスキングテープで保護をする
傷部分を囲うようにマスキングテープを貼りましょう。傷部分以外を間違って塗ってしまわないようにする為です。
塗装する
タッチアップペンを使って塗装していきます。傷の太さは均一ではない為、太さの違うタッチアップペンを準備しておきましょう。太さに合わせて塗ることで綺麗な仕上がりになります。
余分な塗装を落とす
タッチアップペンで塗った所が凸凹になっている場合、紙やすりで表面が均一になるようにしていきましょう。
コンパウンドで研磨をする
最後に仕上げの研磨をコンパウンドでやって作業終了となります。
タッチアップペンの塗り方のポイント
タッチアップペンの使い方を説明しましたが、次に、失敗しないポイントを紹介します。誰でも簡単に綺麗な仕上がりになります。
タッチアップペンのカラー選定
まずは、絶対間違えてはならない、タッチアップペンのカラーです。ここを間違えてしまうと、どんなに綺麗に塗ったとしても、残念な仕上がりになってしまいます。カラーナンバーの記載箇所は大きく3つになります。
- エンジンルームの中
- 運転席のドア付近
- 助手席のドア付近
もし、カラーナンバーの場所がわからない場合は、ディーラーやメーカーに聞いてみてください。
傷に合わせて筆を変えよう
先ほどもお伝えしたように、傷というものは均一ではありません。太さも、深さも違います。タッチアップペンの筆だけでの仕上げは、なかなか上手くいかないでしょう。そこで、傷に合わせて、筆の太さを変えましょう。塗りやすさもそうですが、仕上がりが綺麗になります。身近なもので、つまようじを使うのもアリです。傷が深い所を塗る場合、一度に沢山塗らずに、一度塗ったら2日、3日置いてから重ね塗りすると綺麗で自然な仕上がりになります。
失敗した時はラッカーシンナーを使う
万が一、失敗した時には、ラッカーシンナーを使いましょう。ラッカーシンナーを使うと、タッチアップペンで塗った塗料は落ちます。しかし、ラッカーシンナーを。多く吹き付けた場合、塗装部分を痛めてしまいます。これでは本末転倒になります。なので、つけすぎた場合は、布にラッカーシンナーを少し吹き付け、軽く拭き取ってあげましょう。
最後に
本来なら、販売店や、板金業者に頼んで修理してもうのが一番綺麗で自然な仕上がりになるのですが、修理代金が高くつきます。また、車を預けての修理となるので時間も掛かります。タッチアップペンでしたら、ディーラーやカー用品店で安く手に入れることができます。また小さな傷であれば修理に時間はあまり掛からないでしょう。