2018年10月23日 (更新:2024年08月09日)
シュアラスターワックスと他のワックス比較!なにが違うのか紹介します!
シュアラスターは、1947年にカリフォルニアで創業した老舗の自動車用ワックスメーカーです。天然固形ワックスにこだわり続け、その製品は高級ワックスの代名詞として、長い間親しまれてきました。本記事では、そんなシュアラスターの主な固形ワックスを紹介し、Amazonランキング上位の他社製品と比較してみたいと思います。
シュアラスターのワックスとは
シュアラスター製のワックスの特徴は、ブラジル産の天然カルナバ蝋を主成分として含有している点です。
カルナバ蝋とは、ブラジルロウヤシの葉を覆う蝋。植物性の油脂の中では最も融点が高く、硬度も高いため、カーワックスとしては高い耐久性を実現することができます。
また、そのカルナバ蝋からさらに不純物を徹底的に取り除くことで、艶の深さ、撥水力を高めています。
そんなシュアラスターの天然固形ワックスはどのようなラインナップになっているのでしょうか。主な製品を見ていきましょう。
マンハッタンゴールド
天然カルナバ蝋の中でも最高級の「コスメティックグレード」をふんだんに使用した、シュアラスターのフラッグシップ。主流3製品の中では最も高価ですが、仕上がりにおける艶、光沢は他の追随を許しません。
スーパーエクスクルーシブフォーミュラ
仕上がりではマンハッタンゴールドに一段及びませんが、それでもシュアラスターの中ではトップクラス。拭き取りの容易さなどの作業性という点ではマンハッタンゴールドよりも優れていることなどから、総合的に優秀なワックスと言えるでしょう。
ザ シュアラスター
シュアラスターのスタンダードモデルですが、天然カルナバ蝋が配合されており、高級品であることに変わりはありません。艶、光沢、作業性、耐久性それぞれ平均的ではありますが、比較的リーズナブルな価格であることから、シュアラスターの普段使いとして利用しやすいです。
シュアラスター製の固形ワックスには、他にも耐久性に優れたものや、酸性雨から車を守ったり、色褪せを防ぐ成分を含有した製品など豊富なラインナップになっています。
また、シュアラスターでは「MASTER WORKS」という新ブランドが誕生し、オンラインストア限定で販売されています。固形ワックスのコンプリートセットは1000個限定で、高級スポンジなどが付く豪華セット内容になっているので、気になる方はお早めにお確かめください。こちらもシュアラスター最高級品とのことで、非常に気になります。
シュアラスターワックスと他のワックス剤の比較!
そんなシュアラスターワックスは、車のワックスのAmazonランキングでも多くの製品が上位にランクインしています。ここでは、Amazonランキング上位の固形ワックスをいくつかピックアップして、シュアラスターワックスと比較してみましょう。それぞれのワックスのメリット・デメリットもご紹介します。
SurLuster|シュアラスター ワックス マンハッタンゴールドジュニア 100g M-03
- 内容量:100g
- 耐久性:1ヶ月※
- 付属品:スポンジ
さきほど紹介した「マンハッタンゴールド」の100gモデルです。メリットはご説明したとおり、シュアラスター最上級の艶、光沢を手に入れられることです。
また、内容量が少ない分、割安になっているので、シュアラスターの最上級品をお試しするのには丁度いい商品です。デメリットとしてはやはり、品質が高い分、他のワックスと比較して非常に高価となっている点でしょう。また、耐久性が低く、月に一度の施工が推奨されています。
SOFT99 ワックス 激防水 固形 ダーク&メタリック用
- 内容量:300g
- 耐久性:4ヶ月※
- 付属品:スポンジ
「フクピカ」や「ガラコ」でおなじみのソフト99の固形ワックスです。メリットは耐久性に優れること。メーカーによると、10回以上の洗車に耐えるとのことです。しかしこれは撥水効果の持続期間とのことなので、艶や光沢の持続性は不明です。
また、価格もリーズナブルで、100gあたり268円と、人気の固形ワックスとしては最安クラスになっています。デメリットは特に見つかりませんでしたが、メーカー側からの艶、光沢に関する説明があまり見られなかった点が気になります。
撥水性が優先されており、艶、光沢に関してはあまり重視されていないのかもしれません。ホワイト系車用、パール車用は同じシリーズの別商品にあるので、ブラック系車以外にもご使用できます。
RINREI カーワックス ジャパンワックス 固形 A-89
- 内容量:200g
- 耐久性:2ヶ月※
- 付属品:スポンジ
カルナバ蝋、日本製木蝋を配合しながら、非常に安価で手の届きやすい製品です。固形カーワックスを使うのが初めてという方でも手を出しやすくなっています。
メリットはとにかく安価であるという点。Amazonでの評価も高いので、試してみる価値は大いにありそうです。デメリットは、口コミに散見されるように、拭き取りなどの作業性が良くない点、また、石油系溶剤の含有量が多い点(80%)と言えます。
以上、3つのワックスの比較でした。
※耐久性はあくまでも目安です。口コミを見たところ、メーカー公表の持続期間と、実際に使用された方が感じた持続期間には差がある場合もありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。シュアラスターは、車好きなら誰もが憧れるブランドです。高価な製品ですが、一度は愛車に使ってあげたいものです。
最近は、フリマアプリなどを上手に利用することで、かかった費用を回収するという選択肢もあり、試しに買ってみるという心理的ハードルが下がっていると思われます。ワックスとは長い付き合いになりますし、愛車の見栄えを左右する重要なものです。
いろいろなワックスを試し比較検討した上で、一番納得できるものを選べると、きっと愛車も喜んでくれるでしょう。シュアラスターは、YouTubeの公式チャンネルやYouTuberとのコラボで、洗車の方法、ワックスのかけ方などを解説する動画も投稿しています。とても参考になるので、ぜひご確認ください。
本記事が皆様のカーライフをより良くするきっかけとなれたなら嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。