2018年10月07日
クロスオーバーSUVにマッチするホイール!カスタム例紹介します。
数年前から世界的ブームになっているSUV。その人気が衰える様子はなく、自動車メーカー各社は次々に新しいSUVを発売しています。今回はSUVにマッチするホイールを、CARTUNEのカスタム事例とともに紹介します。国内自動車メーカー9社から1車種ずつピックアップするので、きっと参考になるはず。ぜひご覧ください。
世界各国で流行しているSUVとは
そもそもSUVとは、どんなジャンルの車を指すのかご存知ですか?
最低地上高が高くて、オフロード性能が高い車種。一般的には、この条件に該当する車種がSUVと呼ばれています。
そもそもSUVとはスポーツ・ユーティリティ・ビーグルの略で、オフロード性能が高くオンロードも走行できる車種のことを指すので、これは間違いではありません。
しかし、SUVも時代の流れとともに多様化し、現在では一般的なイメージに反する「最適地上高が低く、オフロード性能も高くない」SUVもあります。
SUVの成り立ちやジャンルの多様化などは、ここでは割愛させていただきます。世界各国で人気を博しているSUVとは、クロスオーバーSUVのことです。
ラダーフレーム構造を採用し、どんな悪路でも走破してしまう本格的なSUVとは対照的に、乗用車ベースのモノコック構造を採用しているのがクロスオーバーSUV。
実は国産車の中では、トヨタ・ランドクルーザー、三菱・パジェロ、スズキ・ジムニー以外のSUVはすべてクロスオーバーSUVに該当しています。
今回は上記で挙げた本格派のSUVではなく、比較的ライトなクロスオーバーSUVを中心に話を進めていきたいと思います。
SUVにマッチするホイールとカスタム事例
今回ピックアップした車種は、
- トヨタ・C-HR
- 日産・エクストレイル
- ホンダ・ヴェゼル
- マツダ・CX-3
- スバル・フォレスター
- 三菱・デリカD:5
- スズキ・ハスラー
- ダイハツ・キャスト
- レクサス・RX
以上の9車種です。日本の自動車メーカーの人気クロスオーバーSUVのカスタム事例をピックアップしました。
これらの車種にマッチするアルミホイールはいったいどんなデザインなのでしょうか。
トヨタ・C-HRのカスタム事例
C-HRはトヨタが2016年から製造・販売を行っているコンパクトクロスオーバーSUVです。
ハイブリッドモデルを中心としたグレード展開から、プリウスのSUVモデルとも言われていました。
複雑かつ個性的なスタイリングが特徴で、クロスオーバーSUVの中では現在最も勢いのある車種となっています。
そんなC-HRをカスタムしているのは、akira9999さん。C-HRはそのスタイリングからクーペSUVというジャンルに該当します。
akira9999さんはクーペルックなスタイリングを持つC-HRをシャコタン・ツライチに仕上げました。スタイリッシュなデザインのC-HRは、シャコタン・ツライチがしっかりと似合っています。
キャンバー角をつけることで、ワイド感を強調。コンパクトボディであるにも関わらず、迫力のある佇まいを実現しています。
そんなakira9999さんのC-HRが装着しているホイールは、「STANCE MAGIC 250」です。デザイン自体はシンプルな5スポークですが、特徴的なのはリムの深さです。
圧倒的な深リムで足回りをキメるためにakira9999さんがチョイスしたのは、フロント9.5J・リヤ10.5Jととてもワイド。
コンパクトなC-HRのタイヤハウスに収めるのは試行錯誤が必至となるでしょう。「STANCE MAGIC 250」はシャコタン・ツライチで魅せることに特化したデザイン重視のホイールとなっています。
日産・エクストレイルのカスタム事例
エクストレイルは日産が2000年から製造・販売を行っているミドルサイズのクロスオーバーSUVです。
初代、2代目は武骨なスタイリングが特徴のオフロードSUVといった印象でしたが、現在販売されている3代目エクストレイル(T32型)は一転、スタイリッシュなデザインとなり老若男女問わず支持を得ています。
5人乗りモデルのほかに7人乗りモデルを設定するなど、豊富なグレード展開が魅力の車種です。そんなエクストレイルをカスタムしているのは、いっけーさん。
スタイリッシュでシティ派の印象が強い3代目エクストレイル(T32型)を、見事なオフロードマシンへと仕上げました。
リフトアップコイルやオーバーフェンダーの装着により、良い意味で泥臭いオフローダーへと変貌を遂げています。
ルーフキャリアはボディの上にポン付けするだけですが、おしゃれな印象をプラスしてくれるお手軽カスタムの代表格です。
いっけーさんの3代目エクストレイル(T32型)が装着しているアルミホイールは、「CRIMSON」の「MG MONSTER」です。
見るからに武骨なデザインは男心をくすぐります。10本の短いスポークがアウターリムで枝分かれしたクロススポーク風のデザイン。
「MG MONSTER」で足元を飾るだけで、おしゃれなシティ派SUVも立派なオフロードマシンに早変わりします。
いっけーさんがチョイスしたのは16インチ、リム幅8Jです。クロスオーバーSUVに武骨さを足したい人は参考にしてください。
ホンダ・ヴェゼルのカスタム事例
ヴェゼルはホンダが2013年から製造・販売を行っているコンパクトSUVです。
リヤドアのアウターハンドルをウインドウグラフィックスに溶け込ませることで、3ドアハッチバック風のデザインを実現したクーペSUVとなっています。
スタイリッシュなデザインと高い実用性が評価され、3年連続SUV販売台数で1位を獲得。名実ともに人気SUVの仲間入りを果たしています。
現在は度重なるライバル車種の出現によって、その人気は落ち着いていますが、先日行われたマイナーチェンジで、さらに商品価値を向上させています。
そんなヴェゼルをカスタムしているのは、ちゃー汰(。・ω・。)さん。フロントマスクの一部をブラックアウトさせることで、アッパーグリルとロアグリルを連続。
リーズナブルな価格設定も魅力のヴェゼルですが、プレミアムな雰囲気を漂わせるフロントマスクを実現しています。
迫力のあるヘッドライトも印象的です。極めつけは加工アクスルの取付によって実現したシャコタン・ツライチでしょう。
クーペSUVならではの美しいスタイリングも相まって、非常にカッコいいカスタム事例となっています。
ちゃー汰(。・ω・。)さんが装着している7本スポークのコンケーブホイールは、オークションサイトで調達したのだとか。
デザイン自体はシンプルですが、スポークの1本1本に硬質感があってカッコいいです。ピアスボルトはレーシーな印象をアルミホイールにプラス。
また、このアルミホイールのカラーリングはシルバーなのですが、ちゃー汰(。・ω・。)さんはそれをラバースプレーで自家塗装し、マットゴールドへとイメチェンしています。
パールホワイトのヴェゼルとしっかりマッチしていますよね。
マツダ・CX-3のカスタム事例
CX-3はマツダが2015年から製造・販売を行っているコンパクトSUVです。マツダの売れ筋コンパクトカーであるデミオをベースに開発された車種で、人気SUVのCX-5の弟分にあたります。
ライバル車種に比べると実用性には劣るものの、ディーゼルターボの力強い走りと国産車屈指の完成されたスタイリングが魅力。
最近では安価な価格のガソリンモデルも追加設定され、より幅広いユーザーに訴求できるようになりました。そんなCX-3のカスタムを楽しんでいるのは、いくたさんさん。
「ケンスタイル」製のフルエアロを装着し、流麗なスタイリングのCX-3に力強い印象をプラスしています。フロントのエアロはハーフタイプなので、CX-3のデザインを改悪することはありません。
「STATIC」製のオーダー車高調を取り付けることで、こだわりのシャコタン・ツライチを実現。シンプルなカスタムですが、非常にカッコいいです。
足元にはメッシュデザインのアルミホイールが輝いています。このアルミホイールは「WORK」の「GNOSIS HS202」です。2×10のクロススポークデザインがCX-3とマッチしています。
エアロパーツがシルバーのガーニッシュで装飾されていることもあり、カラーリングに統一感がありますね。
スバル・フォレスターのカスタム事例
フォレスターは1997年からスバルが製造・販売を行っているミドルサイズのクロスオーバーSUVです。
元々はオンロード重視のモデルだったのですが、時間の流れとともにオンロード重視のSUVが増えたからか、次第にオフロードを重視したモデルへと変移していきました。
スバルの4WDシステムには定評があり、特に降雪地域に住んでいるユーザーから人気を集めています。
現在は5代目フォレスター(SK系)が発売されていますが、カスタムユーザーの間で主流となっているのはまだまだ4代目フォレスター(SJ系)です。
紹介するカスタム事例はss1012sbrさんの4代目フォレスター(SJ系)。
ミドルサイズのクロスオーバーSUVながら、ダイナミックかつ硬質感のあるスタイリングを採用している4代目フォレスター(SJ系)の素材を活かして、本格派のオフロードマシンにカスタムしています。
アッパーグリルの前部にオフロード用の大型フォグランプを装着。ルーフにはキャリアが取り付けられています。
足回りもオフロード仕様にチューンしていて、漢らしさを強く感じる仕上がりです。ss1012sbrさんの4代目フォレスター(SJ系)が装着しているホイールは、「RAYS」の「TEAM DAYTONA FDX F7」です。
硬質感のある7スポークはコンケーブしていて、抑揚感があります。リムエンドで2つに分かれたクロススポーク風のデザイン。ss1012sbrさんのチョイスは17インチ、リム幅7Jです。
武骨なスタイリングはオールテレーンタイヤとの相性ばっちりなことがわかると思います。
三菱・デリカD:5のカスタム事例
デリカD:5は三菱が2007年から販売を行っているミニバンです。
日本でミニバンブームを巻き起こしたデリカ スペースギアの後継車種で、ミニバンの居住性と実用性、SUVのオフロード性能を両立を目指して開発されました。
他社のミニバンと一切類似しないオンリーワンのコンセプトが大勢のユーザーの心を動かし、たった一代で三菱の看板車種へと登り詰めました。
そのため、正確にはSUVではありませんが、一部のクロスオーバーSUVよりも高い悪路走破性を実現しています。そんなデリカD:5のカスタムを楽しんでいるのは、くぅーさん。
くぅーさんのデリカD:5は、ダカールラリーに参戦していてもおかしくないようなカスタムに仕上がっています。ボディカラーのダークグレーをメインに据え、赤いパーツをアクセントとして散りばめています。
ヘッドライトカバーやマッドガードなど、オフロードマシンならではのカスタムパーツをチョイス。ロアグリルネットやフォグランプ周りなどにもしっかりと個性を加えています。
くぅーさんのデリカD:5が装着しているホイールは、「MLJ」の「XTREME-J XJ04」です。9つのスポークはリムエンドで2つに分かれ、クロススポーク風のデザインになっています。
マットブロンズのカラーリングが渋いです。アウターリムはブラックアウトされ、マットブロンズのピアスボルトが良いアクセントになっています。
個性的なカラーリングではありますが、ホワイトレタータイヤにとてもマッチしていますね。
スズキ・ハスラーのカスタム事例
ハスラーはスズキが2014年から製造・販売を行っている軽自動車です。軽自動車のボディタイプとしては主流になっているトールワゴンと、クロスオーバーSUVの魅力を併せ持っています。
ハスラーが年齢・性別問わず幅広いユーザーから支持を得ているのは、時代に逆行する丸目ヘッドライトを採用した個性的かつキュートなフロントマスク。
SUV風とはいえ、あくまでも軽トールワゴンなのでオフロード性能は決して高くありません。しかし、その唯一無二のコンセプトは軽自動車の新たなジャンルを開拓しました。
そんなハスラーをカスタムしているのは、tomoyaさん。
オレンジ×ホワイトの2トーンボディはハスラーの人気カラーですが、街中で埋もれることのない個性的なカスタムに仕上がっています。
アウタードアハンドルはバイナルグラフィックスでアレンジ。フロントバンパーの一部もカラーチェンジしています。
一見、些細なドレスアップにも感じますが、全体的に見ると非常に個性的かつおしゃれです。足回りもしっかりとキメています。
tomoyaさんのハスラーが装着しているアルミホイールは、「WORK」の「Seeker GX」です。
2×8のクロススポークデザインを採用したオーソドックスなメッシュホイールですが、フラットなディスクからはネオクラシックな雰囲気を感じます。
ブロンズのカラーリングは渋いチョイスですが、ハスラーと組み合わせることで一気におしゃれなホイールへと早変わり。
ダイハツ・キャストのカスタム事例
キャストはダイハツが2015年から製造・販売を行っている軽自動車です。
キャストには、ネオクラシックな雰囲気を持ったスタイル、走りの性能を高めたスポーツ、SUVのテイストを取り入れたアクティバ、コンセプトが異なる3つのモデルがラインナップされています。
本来ならば、キャストアクティバのカスタム事例を採用すべきなのでしょうが、CARTUNEではキャストスポーツの人気が高いので、今回はキャストスポーツのカスタム事例を紹介します。
グリルやバンパーなどの変更点はありますが、全体的なスタイリングは同じなので安心してください。
キャストスポーツのカスタムを楽しんでいるのは、Shigeさん。「D-SPORT」製のエアロパーツを装着しており、その外観はとてもスポーティーな仕上がり。
特にハーフタイプのフロントバンパースポイラーがカッコいいです。
立体的な造形が特徴のエアロボンネットも装着。実用性重視のほどよいローダウン具合がキマっています。
そんなShigeさんのキャストスポーツが装着しているアルミホイールですが、こちらも「D-SPORT」のオリジナルホイール「5Z-01」です。
6スポークデザインを採用したシンプルなスタイリング。マットゴールドとシルバーラインの組み合わせがスポーティーです。サイズは16インチ、リム幅5.0Jとなっています。
レクサス・RXのカスタム事例
最後に紹介するのは、日本を代表する高級車ブランド・レクサスのクロスオーバーSUV、RXです。
元々はハリアーの輸出モデルとして展開されていましたが、現在はハリアーから独立し、さらなる高級クロスオーバーSUVとしてのポジションを確立しています。
レクサスのアイデンティティであるスピンドルグリルを採用したアグレッシブなフロントマスク。
ヘッドライトにはこちらもレクサス独自の意匠であるアローヘッドが採用されています。
高級車の品格を強く感じるエクステリアは、海外の高級車と並べても一切見劣りしません。
そんなRXのカスタムを楽しんでいるのは、ちょこまか ひーくんさん。「エイムゲイン」製のエアロパーツと「TRD」製のサイドステップを装着したその外観は、強い存在感を放っています。
純正の時点で十分に迫力のあるスタイリングを採用しているRXですが、ちょこまか ひーくんさんのカスタムによって、さらに攻撃的な印象を受けるようになりました。
プレミアムな印象は失うどころか、さらに強くなっているようにも感じます。
ちょこまか ひーくんさんのRXが装着しているアルミホイールは、アメリカで高い人気を誇るラグジュアリーホイールブランド「FORGIATO」の「ARTIGLI-ECL」です。
2×5のマットブラックスポークは猛禽類の爪のようで、力強さを感じます。
ちょこまか ひーくんさんのチョイスは24インチですが、ホワイトリムの影響でさらにワイドな印象です。
攻撃的なカスタムを施されたRXにマッチするアルミホイールだと感じます。
まとめ
クロスオーバーSUVのカスタム事例とマッチするホイールを紹介しました。
国内9メーカーから1車種ずつピックアップしたので、長くなってしまいましたが、参考になるカスタム事例を見つけることができたでしょうか。
世界中でトレンドとなっているSUV。そのカスタムの方向性は多様化しており、きっとあなた好みのカスタムが見つかるはず。
まずはCARTUNEをチェックして、お気に入りのカスタム事例を探してみてください。