2018年09月10日 (更新:2022年03月08日)
ランクルプラドに似合うホイールを徹底解説!プラドの型式別に似合うホイールを紹介するよ!
本家ランドクルーザー譲りの圧倒的な悪路走破性と、高級SUVのラグジュアリー制を両立しているトヨタのSUV、ランドクルーザープラド。今回はランドクルーザープラドにマッチするホイールを、CARTUNEのカスタム事例の中から紹介します。70系・90系・120系・150系、全モデルのカスタム事例を紹介しているので、すでにランドクルーザープラドに乗っている人、これからランドクルーザープラドに乗ろうと思っている人はぜひご覧ください。
ランドクルーザープラドってどんな車?
クロスカントリー車には大きく分けて、ヘビー系とライト系の2タイプが存在します。本格的な悪路走破性を実現しているクロスカントリー車がヘビー系。
悪路走破性を若干スポイルしながらも、乗用車と遜色ないオンロード性能を実現したクロスカントリー車がライト系と、一般的にはそう呼ばれています。
ランドクルーザープラドはライト系に該当するクロスカントリー車です。ライト系のクロスカントリー車は、時と場合によって、クロスオーバーSUVと同じカテゴリに分類されることがあります。
しかし、乗用車ベースのモノコック構造を採用しているクロスオーバーSUVとは違い、ランドクルーザープラドはラダーフレーム構造を採用。オンロード性能とオフロード性能がきちんと両立されています。
初代ランドクルーザープラド(70系)
ランドクルーザープラドの記念すべき初代モデルが70系です。ランドクルーザーのオンロード性を高めた、より乗用車テイストを強めた車として発売されました。
クロスカントリー車らしい、無骨な印象を受けるスクエアボディを採用。オフロード性能こそ若干スポイルされているものの、その佇まいはまさにランドクルーザーそのものでした。
1990年に発売され、生産終了は1996年です。約6年間のモデルサイクルを経て、2代目ランドクルーザープラド(90系)にバトンタッチしています。初代ランドクルーザープラドは最も新しい年式でも、すでに22年が経過しており、いわゆる旧車の部類に入ります。
しかし、今もなお多くのクロカン好きに愛されていて、中古車市場でも高値で取引されています。
2代目ランドクルーザープラド(90系)
90系は1996年から2002年まで販売された、ランドクルーザープラドの2代目モデルです。モデルライフは約6年。初代ランドクルーザープラドと同じですね。
当時人気を博していた三菱・パジェロ風のスタイリングを採用し、話題となりました。
若干丸みを帯びたためか、本来のランドクルーザーらしさは少し薄まり、乗用車ライクな姿へと変貌を遂げています。2代目ランドクルーザープラド(90系)からは、ベースモデルがランドクルーザーではなくハイラックスサーフへと変更されました。
前期モデルは丸目ヘッドライト、後期モデルは角目ヘッドライトを採用しており、それぞれにファンを抱えています。
3代目ランドクルーザープラド(120系)
2002年から2009年まで、約7年間に渡って販売されたランドクルーザープラドが120系です。欧州市場での販売拡大を見据え、より流麗かつユーロテイストを感じさせるスタイリングへと生まれ変わりました。
これまでのデザインとは大きく異なる、縦長のヘッドライトが印象的です。この頃からランドクルーザープラドは、高級SUVならではのラグジュアリーな雰囲気を醸し出すようになりました。
同時に販売されていたランドクルーザー(100系)ほどのオフロード性能はありませんが、力強い走り自体は健在です。3代目ランドクルーザー(120系)の中古車相場は比較的高値に設定されています。
これは、現代風のスタイリングであることや比較的年式が新しいことも理由のうちです。現行モデルのランドクルーザープラド(150系)が中古車市場において高値で取引されていることもあって、若者やカスタムユーザーから支持を得ているようです。
4代目ランドクルーザープラド(150系)
2009年から2018年現在まで、約9年間に渡って販売されているランドクルーザープラドが150系です。初代ランドクルーザープラド(70系)から数えて4代目となるこのモデルは、販売期間がこれまでのモデルと比べて最も長く、5代目ランドクルーザープラドの登場が待ち望まれています。
初代モデルから一貫して販売が継続されていたショートボディ(3ドア)が、日本国内においては廃止となりました。そのため、4代目ランドクルーザープラド(150系)ではロングボディ(5ドア)のみの販売となっています。
これはランドクルーザープラドを購入する層に、本格的なクロカン要素を必要としていないライトユーザーが増えたからです。より一層ラグジュアリー性が高まった結果、名実ともに高級SUVの仲間入りを果たしています。
4代目ランドクルーザープラド(150系)の特徴は前期モデル、中期モデル、後期モデルでフロントマスクのデザインが大きく異なっていることです。前期モデルはランドクルーザープラド(120系)と同様、ユーロテイストを感じる仕上がりに。
中期モデルは良い意味でランドクルーザーらしさに欠ける、スタイリッシュなデザインを採用しています。後期モデルはというと、中期モデルのスタイリッシュさをそのままに、ランドクルーザーらしい力強さがプラスされました。それぞれのモデルに個性があるため、どのモデルも高い人気があります。
ランドクルーザープラドのホイールカスタム事例
それでは、ランドクルーザープラドのカスタム事例をチェックしていきましょう。まずは初代ランドクルーザープラド(70系)のカスタム事例をどうぞ。
70系ランドクルーザープラドのカスタム事例
NISIKIさんのランドクルーザープラド(70系)。NISIKIさんはランドクルーザープラド(70系)に約20年前から乗っているのだとか。2017年にボディをオールペンしたことで、年月の経過を感じさせない美しさを取り戻しました。
とても大切に乗っているようで、NISIKIさんのプラド愛がひしひしと感じられます。力強いデザインの6スポークホイールが、70系ランドクルーザープラドの武骨なスタイリングとマッチしていますね。ホワイトレタータイヤとの相性もばっちりです。
NISIKIさんの70系ランドクルーザープラドが装着しているホイールは、「PRO COMP」の「7089」。カラーはマットブラック(フラットブラック)となっています。クロスカントリー車の足元に似合う、力強い6スポークデザイン。そのタフなスタイリングが、アメリカで人気を博しているそうです。
90系ランドクルーザープラドのカスタム事例
DIYでのカスタムを徹底している、アゲ番長さんのランドクルーザープラド(90系)。2トーンカラーが古き良き時代背景を感じさせます。ネオクラシックな雰囲気でおしゃれですね。
走行距離は24万kmを突破しているとのことで、アゲ番長さんのプラド愛が伝わってきます。高くリフトアップされたボディ。サスペンションで2インチ、ボディリフトで4インチ上げているそうです。
やはりリフトアップしたクロスカントリー車はカッコいいです。その足元には武骨さとスタイリッシュさの両面を持ったホイールが輝いています。アゲ番長さんのランドクルーザープラド(90系)が装着しているホイールは、「MKW Collection」の「MK-36」。
リムがブラックアウトされていることで、ダイヤカットが施されたスポークの迫力が増しています。直線を基調としたスポークに配置されたスリットが良いアクセント。ネオクラシック感の強いホイールに仕上がっています。
120系ランドクルーザープラドのカスタム事例
ランドクルーザープラド(120系)はCARTUNEでの人気が高いため、3つほどピックアップして紹介します。
まず最初に紹介するのは、DCさんのランドクルーザープラド(120系)。スモークヘッドライトがやんちゃなイメージを醸し出しています。ヘッドライトインナーのマルチリフレクターを2連プロジェクターへと交換、イカリング加工も施していますね。
デイライトも導入していて、非常にインパクトのあるヘッドライトです。イカツさが増したランドクルーザープラド(120系)の足元には、攻撃的なクロススポークデザインのホイールが装着されています。
このホイールは「CRIMSON」が展開するブランドのひとつ「MYRTLE」の「BULLHORN」です。闘牛の角をモチーフにした2×6のクロススポークデザイン。アウターリムまで伸びたスポークがワイドな印象を与えています。SUVならではの力強さを感じる、迫力のあるホイールデザインがカッコいいですね。
次に紹介するのは、まささんのランドクルーザープラド(120系)。ランドクルーザープラドのカスタムではリフトアップが定番ですが、まささんはランドクルーザープラド(120系)に「ZEAL」製のダウンコイルを導入。
ローダウンを施しています。SUV+ローダウンの組み合わせは本末転倒のようにも思えますが、クロスオーバーSUVではトレンドとなっているカスタムのひとつ。ボディが地面に接近したことで重厚感を感じます。まるで戦車のような、力強い佇まいです。
内装やボンネット内を中心にカスタムされているまささんのランドクルーザープラド(120系)ですが、足元には「WORK」のアルミホイールが輝いています。このアルミホイールは「LS」の「BRIGHTRING SUV」です。カームシルバーの輝きがまぶしく、たくましい6スポークデザイン。
SUV向けのホイールは武骨で泥臭いものが多いですが、「BRIGHT SUV」からは洗練された美しさを感じます。それでいて、重厚感のある佇まいを感じるのですから驚きです。高級SUVの足元にふさわしいホイールデザインとなっています。
最後に紹介するのは、Takahime(^-^)vさんのランドクルーザープラド(120系)。まささんの120系ランドクルーザープラドと同じく、スモークヘッドライトに交換しています。
インナーのマルチリフレクターが2連プロジェクターへと換装されている点もまったく同じです。調べてみると、「CRYSTALEYE」製のカスタムヘッドライトが販売されているようですね。
落ち着いた顔つきのランドクルーザープラド(120系)が一気に勇ましくなります。Takahime(^-^)vさんのランドクルーザープラド(120系)が装着しているホイールは、「DIABLO」の「MORPHEUS」です。
サイズは22インチとのこと。2×7のクロススポークデザインですが、見る角度によってはデッシュホイールのようにも見えます。湾曲したスポークとディープリムが立体感を演出していて、力強いSUVにしっかりとマッチするホイールです。
クロームリムから感じる高級感が、ランドクルーザープラド(120系)をワンランク上の高級SUVのように感じさせています。
150系ランドクルーザープラドのカスタム事例
現在販売が行われているランドクルーザープラドが150系です。ランドクルーザープラド(150系)は、その堂々たる佇まいが人気で、CARTUNEでも大勢のユーザーがカスタムを楽しんでいます。150系ランドクルーザープラドのカスタム事例に関しては、5つほどピックアップしますね。
最初に紹介するのは、27位☆3452さんのランドクルーザープラド(150系)。ランドクルーザープラド(150系)には前期、中期、後期と大きく3種類のモデルに分けることができますが、27位☆3452さんのランドクルーザープラド(150系)は、現在販売されている後期モデルです。
力強さを感じる縦ラインのアッパーグリルと、連続するシャープなヘッドライトがカッコいいですね。王者の風格を感じる、堂々たる佇まいです。27位☆3452さんのランドクルーザープラド(150系)は、足回りを中心に手を加えたシンプルなカスタム。
「JAOS」製の車高調でリフトアップが施されています。その足元には「RAYS」のオフロードホイールブランド「TEAM DAYTONA FDX」がキマっています。
「TEAM DAYTONA FDX」は「RAYS」が、FJクルーザーとランドクルーザープラドに向けて専用開発したアルミホイールです(現在はハイエース、キャラバン用も販売されています)。
6本の力強いスポークが印象的。複数のパーツで構成されているような機械的なデザインですが、1ピース構造を採用しています。また、適合車種を限定したことで実現可能なデザインの幅が広がった結果、押し出し感の強いディープリムを実現しています。
次に紹介するのは、やーまるさんのランドクルーザープラド(150系)。こちらも後期モデルですね。納車されたばかりで、本格的なカスタムはこれからという段階です。
「TRD」製のフロントスポイラーとリヤバンパースポイラーを装着しています。ただでさえ迫力のあるランドクルーザープラド(150系)ですが、フロントスポイラーのおかげでさらに貫禄が増しました。
フロントスポイラーのLEDランプが、ランドクルーザープラド(150系)のワイド感を強調しています。ヘッドライトのデイライトが、塊感のあるランドクルーザープラド(150系)にシャープな印象を与えています。
やーまるさんのランドクルーザープラド(150系)が装着しているホイールは、「LENSO」の「RTC」です。大胆なコンケーブデザインが目を惹きます。ホイールのカラーリングがボディと同色なので、まとまり感がありますね。
7本のスポークのエッジにはボールカットが施されており、ブラックを基調とした全体像の良いアクセントになっています。サイズはランドクルーザープラド(150系)とマッチする20インチ。
スポークホイールならではのスタイリッシュさを感じるホイールに仕上がっています。
続いて紹介するのは、ショーンさんのランドクルーザープラド(150系)。こちらも後期モデルです。ボディカラーはパールホワイト。ホワイトは膨張色なので、なんだか普通よりも大柄に見えます。
ショーンさんのランドクルーザープラド(150系)は、「モデリスタ」製のフロントスポイラーとリヤバンパースポイラーを装着しています。「TRD」製のものと比べると、「モデリスタ」製の方が攻撃的なデザインを採用していることがわかります。
フロントスポイラー両端のメッキガーニッシュが、ワイド感と迫力を強調。ランドクルーザープラド(150系)のフロントマスクにしっかりとマッチしていますね。
ショーンさんのランドクルーザープラド(150系)が装着しているホイールは、「DIABLO」の「MORPHEUS」です。ランドクルーザープラド(150系)に限らず、SUVというジャンルで高い人気を誇っています。
「MORPHEUS」の特徴である独創的な2×7のクロススポークデザイン。ブラックのサブスポークが個性的です。スポークはリムとともにクローム加工が施されており、ラグジュアリー性が際立っていますね。
オフロードホイールなのにラグジュアリー性がスポイルされていないため、どちらの魅力も備えたランドクルーザープラド(150系)とは相性が良い様子。また、ディープリムを採用することで立体感も表現されています。
ランドクルーザープラド(150系)のカスタム事例の紹介も後半戦です。続いて紹介するのは、まささんのランドクルーザープラド(150系)。ヘッドライトの形状から、中期モデルであることがわかります。
クロスカントリー車らしい、躍動感のある河原でのショットが印象的。スタイリッシュさを感じる切れ長のヘッドライトがクールです。これは中期モデルならではの魅力ですね。
フロントスポイラーに装着された「JAOS」製スキットバーが、スタイリッシュなフロントマスクにタフさをプラスしています。車高は2インチほどリフトアップして、本格的なオフロード走行を楽しんでいるようです。
まささんのランドクルーザープラド(150系)が装着しているホイールは、「MG」の「VAMPIRE」。強靭な6本スポークを採用したホイールです。ブラックを基調としたカラーリングで、クローム加工が施されたインサートがワイルドさを演出しています。
アウターリムまで伸びたスポークにはポリッシュ加工が施されており、高級感がありますね。SUVならではの力強さとスタイリッシュさを兼ね備えた、高級SUVに似合うホイールだと思います。「VAMPIRE」に組み合わされたホワイトレタータイヤも良いアクセントです。
最後に紹介するのは、nonashin2さんのランドクルーザープラド(150系)。切れ長のヘッドライト形状からわかる通り、こちらも中期モデルです。まず目に入るのは、押し出し感の強い「Elford」製のフロントバンパー。
ワイド感を強調するデイライトとフォグランプベゼルは非常に迫力があります。アッパーグリルとロアグリルを連続させたデザインは、レクサスのスピンドルグリルを彷彿とさせますね。
フロントバンパー下部のリップスポイラー風デザインもスポーティーです。ルーフに設置されたキャリアがおしゃれ。アウトドア感満載のカスタムに仕上がっています。
足元ではスポークのカットラインが反射しています。nonashin2さんのランドクルーザープラド(150系)が装着しているホイールは、「JAOS」の「BACCHUS CM-11」です。
抑揚のある2×5のクロススポークデザインから、いかにもオフロードホイールらしい力強さを感じます。ブラックを基調としたカラーリングで、スポークのカットラインはポリッシュ仕上げです。
迫力のある大胆な造形が、nonashin2さんのランドクルーザープラド(150系)と非常にマッチしています。もちろん「BACCHUS CM-11」単体でも十分にカッコいいのですが、「Elford」製フロントバンパーを装着したランドクルーザープラド(150系)との相性がとても良いように感じます。
ランドクルーザープラドのホイールまとめ
ランドクルーザープラドとマッチするホイールを、カスタム事例とともに紹介しました。どれもカッコいいホイールばかりでしたね。ですが、今回ピックアップしたカスタム事例は、ほんの一例にしか過ぎません。
CARTUNEにはランドクルーザープラドのホイールやカスタム事例がたくさんあるので、それを満遍なくチェックして、個性ある自分だけのランドクルーザープラドに仕上げてみましょう。