2021年01月04日 (更新:2022年04月25日)
ホイールといえばWORK!ワークのアルミホイールを徹底解説します
日本には数多くのアルミホイールメーカーが存在しますが、その中でも世界にその名を轟かせるビッグブランドが存在します。今回はそんなビックブランドのひとつである「WORK(ワーク)」について紹介します。
この記事の目次
- 多種多様なアルミホイールを製造しているWORK(ワーク)
- WORKが誇るホイールブランド
- ワークの人気アルミホイール13選!
- ZEAST ST1(ジースト ST1)
- GNOSIS GR203(グノーシス GR203)
- SCHWERT SC4(シュバート SC4)
- Lanvec LM1(ランベック LM1)
- DURANDAL DD5.2(デュランダル DD5.2)
- WORK EMOTION CR kiwami(ワークエモーション CR キワミ)
- MEISTER S1(マイスター S1)
- MEISTER S1R(マイスター S1R)
- EQUIP 01(エクイップ 01)
- EQUIP 03(エクイップ 03)
- Seeker CX(シーカー CX)
- WORK ZISTANCE W10M(ワークジスタンス W10M)
- WORK EMOTION 11R(ワークエモーション 11R)
- カスタム幅の広いWORKホイール
多種多様なアルミホイールを製造しているWORK(ワーク)
「WORK」は大阪府東大阪市に拠点を置くアルミホイールメーカーです。その歴史は長く、設立は1977年とアルミホイールメーカーとしては古参の部類に入ります。創業と同時に発売したアルミホイール「Equip」が大ヒットを記録し、一躍有名アルミホイールメーカーの仲間入りを果たしました。
その後「ワークエモーション」「マイスター」などスポーティーなものからエレガントな雰囲気を持つものまで取りそろえるようになり、今では国内4か所に工場を設け、国内問わず海外から人気を博しています。また1980年ごろからレーシングカーへの投入も始まり、SUPER GTや国内ラリー等に参戦している多くのレースカーにもワークのホイールが使われています。
WORKが誇るホイールブランド
「WORK」は造形が複雑な2ピース構造や、3ピース構造を用いたアルミホイールの製造を得意としています。性能面だけでなく、デザイン性も高く追求しているアルミホイールメーカーなのです。また、アルミホイールのラインナップが豊富な点も魅力のひとつ。
2021年現在、「WORK」は30種類に近いアルミホイールブランドを展開しています。
- Equip(エクイップ)
- LS(エルエス)
- VS(ブイエス)
- EMITZ(イミッツ)
- ZEAST(ジースト)
- GNOSIS FCV(グノーシス FCV)
- GNOSIS FMB(グノーシス FMB)
- GNOSIS GR(グノーシス GR)
- GNOSIS CV(グノーシス CV)
- GNOSIS GF(グノーシス GF)
- GNOSIS HR(グノーシス HR)
- SCHWERT(シュバート)
- Lanvec(ランベック)
- DURANDAL(デュランダル)
- RIZALTADO(リザルタード)
- RYVER(レイバー)
- WORK EMOTION(ワークエモーション)
- XSA(イクサ)
- MEISTER(マイスター)
- MCO RACING(MCO レーシング)
- Gran Seeker(グランシーカー)
- Seeker(シーカー)
- CRAG(クラッグ)
- Lead Sled(レッドスレッド)
- Goocars(グッカーズ)
- XTRAP(エクストラップ)
- Work Zistance(ワークジスタンス)
- Brombacher(ブロンバッハ)
- WORK IMPORT LABEL(ワーク インポートレーベル)
ホイールの種類に関して言えば、70種類以上のアルミホイールを同時にラインナップしており、そのどれもに大勢のファンがいます。これら70種類以上のアルミホイールの中から、特に人気の高いアルミホイールを厳選して紹介します。
ワークの人気アルミホイール13選!
「WORK」のホイールブランドの中には「GNOSIS」や「MEISTER」、「WORK EMOTION」など、ブランド単体で絶大な人気を誇るブランドも存在しますが、紹介するブランドに偏りがあると「WORK」の魅力である豊富なラインナップを紹介することができません。そのため今回は、ひとつのホイールブランドにつきひとつのアルミホイールを選定してご紹介します。
ZEAST ST1(ジースト ST1)
「ZEAST ST1(ジースト ST1)」は「WORK」のホイールの中でも、特に高い人気を誇るアルミホイールのひとつです。力強い6本のスポークを採用したコンケイブホイールで、押し出し感の強さが魅力のアルミホイールとなっています。
デザイン自体はシンプルなので、スポーツカーからセダン、ハッチバックまで、どんなジャンルの車の足元でもバッチリとキマります。ステップリムやピアスボルトなど、トレンドをしっかりと抑えていて、若年層からの支持が厚いアルミホイールです。サイズ展開は18インチから21インチ。カラーバリエーションも豊富なので、自分の車にマッチする「ZEAST ST1」が見つかりますよ。
- 18インチの価格:¥63,000~¥86,000
- 19インチの価格:¥74,000~¥96,000
- 20インチの価格:¥84,000~¥106,000
- 21インチの価格:¥101.000~¥126,000
カラーバリエーション:ブラッシュド、マットブラック、トランスグレーポリッシュ、マットグレーブラッシュド、インペリアルゴールド
ZEAST ST1のカスタム事例
レガシィツーリングワゴンの後継車種であるレヴォーグは元々スポーツ系のステーションワゴンですが、19インチの「ZEAST ST1」を装着することで、より迫力のあるマシンへと変貌を遂げています。パールホワイトのボディに、トランスグレイポリッシュがよく似合っています。
GNOSIS GR203(グノーシス GR203)
「GNOSIS GR203」は「WORK」が抱えている多数の「GNOSIS」ブランドの中でも特に人気のあるアルミホイールです。「ZEAST ST1」と同じ2ピース構造を採用しています。デザインはシンプルな5本スポークですが、スポークとディスクに段差をつけたりディープリムを採用したりすることで他社の5スポークホイールと差別化を図っています。
サイズ展開は19インチから21インチと豊富なラインナップを用意していますが、カラーバリエーションはシルバー系に偏っているので、あまり多くは感じません(7色のうち、5色がシルバー系)。
- 19インチの価格:¥75,000~¥110,000
- 20インチの価格:¥86,000~¥120,000
- 21インチの価格:¥103,000~¥144,000
カラーバリエーション:ブラッシュド、バフフィニッシュ、コンポジットバフブラッシュド、マットシルバー、マットブラック、マットグレーブラッシュド、カッパークリア
GNOSIS GR203のカスタム事例
フーガは日産を代表するプレミアムセダンですが、その迫力の演出に一役も二役も買っているのが「GNOSIS GR203」です。ディープリムによって欧州のハイパワースポーツセダンのような雰囲気が引き出されています。
SCHWERT SC4(シュバート SC4)
「WORK」のアルミホイールの中で、ラグジュアリー系のカスタムに最適なのが「SCHWERT SC4」。迫力のある10本スポークデザインを採用しており、メインスポークとサブスポークの色分けをすることでメリハリがつきデザインが単調にならないよう工夫がなされています。
こちらも2ピース構造、ステップリムを採用。カラーバリエーションは少ないですが、サイズ展開は18インチから21インチと豊富。プレミアムセダンからミニバンまで、どんな車にもマッチする万能ホイールです。
- 18インチの価格:¥58,000~¥73,000
- 19インチの価格:¥70,000~¥82,000
- 20インチの価格:¥80,000~¥93,000
- 21インチの価格:¥97,000~¥113,000
カラーバリエーション:ブラックカットクリア
SCHWERT SC4のカスタム事例
スポーツ志向のアスリートに比べると、ややおとなしめの印象があるクラウンロイヤル。しかし、「SCHWERT SC4」を装着することで、シンプルな中にもラグ系の雰囲気が増し大人な佇まいを実現しています。
Lanvec LM1(ランベック LM1)
2×9のクロススポークデザインを採用した「Lanvec LM1」。力強さを感じるスポークが魅力のメッシュホイールです。全体的にはシンプルなデザインですが、ステップリムを採用することで、押し出し感の強いデザインとなっています。
迫力はあっても派手すぎるということはなく、どこか落ち着きも感じるので大人っぽいカスタムでキメたい人にはうってつけのアルミホイールといえます。サイズ展開は18インチから21インチ。カラーバリエーションは6種類と豊富です。
- 18インチの価格:¥53,000~¥68,000
- 19インチの価格:¥64,000~¥78,000
- 20インチの価格:¥75,000~¥88,000
- 21インチの価格:¥92,000~¥112,000
カラーバリエーション:グリミットブラック、ゴールド、トランスグレーポリッシュ、カットクリア
Lanvec LM1のカスタム事例
オデッセイの全高が高くなってしまった現在、全高の低いスポーツ系ミニバンはジェイドただひとつとなってしまいました。そんなジェイドに「Lanvec LM1」を装着することで、ジェイドにありがちなスポーツ志向ではなくではなくシンプルイズベストな大人カスタムに仕上げています。
DURANDAL DD5.2(デュランダル DD5.2)
スポーツ性とラグジュアリー性を両立させたい人にオススメのアルミホイールが「DURANDAL DD5.2」。2×5のクロススポークデザインを採用しています。ラグジュアリー系のアルミホイールはスポークの本数が多く造形を凝らしたタイプが多いですが「DURANDAL DD5.2」はシンプルな5スポークです。
ブラックを基調としていますが、スポークの縁やピアスボルトにシルバーを残すことでメリハリがつき、迫力のあるデザインを実現しています。サイズ展開は18インチから21インチとなっています。
- 18インチの価格:¥58,000~¥83,000
- 19インチの価格:¥69,000~¥95,000
- 20インチの価格:¥80,000~¥105,000
- 21インチの価格:¥97,000~¥129,000
カラーバリエーション:ブラックシャンマシニング、カームシルバーカットクリア、ブラックカットクリア、インペリアルゴールド
DURANDAL DD5.2のカスタム事例
「DURANDAL DD5.2」を装着した20系アルファードです。ブラックのボディにブラックシャンファーマシニングの「DURANDAL DD5.2」を組み合わせた1トーンカスタムとなっています。シルバーのアウターリムとスポークが足元にメリハリを与える良いアクセントになり、迫力のあるちょっとやんちゃ志向のカスタムです。
WORK EMOTION CR kiwami(ワークエモーション CR キワミ)
スタイリッシュなデザインとスポーツホイールとしてのパフォーマンスを両立したアルミホイール。それが「WORK EMOTION CR kiwami」です。「DURANDAL DD5.2」と同様、2×5のクラススポークデザインですが、こちらは性能重視なこともあってより洗練されたデザインを採用しています。
その洗練されたデザインが、ロールーフでスタイリッシュなスポーツカーにバッチリ似合いそうです。「WORK」の人気ホイールの中では珍しい1ピース構造であることから、パフォーマンスへの熱心な追求を垣間見ることができます。
サイズ展開は15インチから19インチと幅広くラインナップしているため、コンパクトスポーツにもおすすめのアルミホイールです。
- 15インチの価格:¥28,000~¥37,000
- 16インチの価格:¥32,000~¥37,000
- 17インチの価格:¥42,000~¥55,000
- 18インチの価格:¥46,000~¥61,000
- 19インチの価格:¥50,000~¥63,000
カラーバリエーション:アッシュドチタン、グリミットシルバー、マットブラック、ホワイト、カラリズム、キャンディカラー
WORK EMOTION CR kiwamiのカスタム事例
スポーツホイールにはやっぱりスポーツカーがマッチします。「WORK EMOTION CR kiwami」のコンケイブ感が強調され、86本来のスタイルが引き出されています。
MEISTER S1(マイスター S1)
「WORK」のスポーツホイールといえばやはりコレでしょう。「MEISTER S1」は「WORK」ブランドを代表するアルミホイールのひとつで、スポーツカーの足元にはもはや定番ともいえる製品です。丸みを帯びた5スポークは走りを追求した姿。徹底的に無駄をそぎ落としたシンプルなスタイルにも関わらず、なぜこれほどまでの力強さを感じるのでしょう。「MEISTER S1」は人気が高いため、たくさんの派生モデルが存在します。
紹介している「MEISTER S1」は2ピース構造ですが、3ピース構造を採用したタイプもあります。また、さらなるパフォーマンスを追い求めた「MEISTER S1R」も高い人気を誇っています。
- 15インチの価格(2ピースのみ):¥41,000~¥50,000
- 18インチの価格(3ピースのみ):¥76,000~¥109,000
- 19インチの価格(3ピースのみ):¥88,000~¥119,000
カラーバリエーション:ブラック、シルバー、ホワイト(2ピースのみ)、バフフィニッシュ(3ピースのみ)、セミオーダーカラー、カラリズム(3ピースのみ)、アステリズム(3ピースのみ)
MEISTER S1のカスタム事例
「MEISTER S1」を装着したGE6フィット。シンプルなフィットの足元にスポーティさをプラスしています。スポーツホイールの「MEISTER S1」を装着することで、大人しい外観のコンパクトカーもチューニングスタイルへ仕上げることが可能です。
MEISTER S1R(マイスター S1R)
こちらは「ワーク マイスター S1R」で、カスタムカーに合わせやすい深リムが特徴的なホイールとなっています。深いリムのホイールは強度が弱くなる傾向がありますが、ワークは特殊技術を用いてリムの強度が格段に向上させました。クラシカルな5本スポークの「S1R」は、どんな車種にも合わせやすいカスタムホイールとなっています。
EQUIP 01(エクイップ 01)
こちらは15インチおよび16インチの小型車向けのホイールである「ワーク エクイップ 01」です。ワークの創業当時から発売している看板ブランドであり、4本スポークというシンプルなデザインながらも、シルバー装飾が上品さを彩るものとなっています。特に軽自動車や往年のクラシックカーにぴったりなホイールです。
EQUIP 03(エクイップ 03)
これまで紹介した「WORK」のアルミホイールとは、一風変わった雰囲気を醸し出しているのが「EQUIP 03」です。細長い8本のスポークが織り交ざったメッシュホイール。昨今のスタイリッシュなアルミホイールとは異なる、クラシックなスタイルを採用しています。
この独特なスタイルは現代風の迫力こそ感じられないものの、レトロな雰囲気を持つ車との相性がいいです。スポークの数が少ないのでシンプルにも見えますが、実際は3ピース構造を採用しています。
「EQUIP 03」の完成されたデザインはこれからも支持をされ続けるでしょう。サイズ展開は14インチと15インチでコンパクトカーや旧車向けとなっています。
- 14インチの価格:¥35,000~¥50,000
- 15インチの価格:¥37,000~¥55,000
カラーバリエーション:ゴールド、ブラックカットクリア、クリアカラー
EQUIP 03のカスタム事例
「EQUIP 03」を装着したCR-X。当時のサイバースポーツに「EQUIP 03」を合わせることで、ネオクラシックな雰囲気を演出しています。独特なファストバッククーペスタイルを持つCR-Xに「EQUIP 03」がよく似合っていますね。80年代に流行したサイバーパンクのイメージがしっかりと反映されています。様々な時代のトレンドや魅力を兼ね備えた面白いカスタム事例です。
Seeker CX(シーカー CX)
小さな花びらが折り重なっているような、複雑に絡み合ったデザイン。「Seeker CX」はこれまでのメッシュホイールにはない、繊細な美しさを放つアルミホイールです。デザインパターン自体は80年代以前のメッシュホイールと似ていますが、スポークの1本1本に太さがあるので近代的な印象。いわゆるネオクラシックと言われるジャンルです。特殊なデザインなのでマッチする車を選ぶようにも感じますが、CARTUNE上では国産スポーツカーや欧州車に装着している人が多く、意外にも様々なジャンルの車とマッチします。
サイズ展開は16インチから18インチです。
- 16インチの価格:¥46,000~¥54,000
- 17インチの価格:¥53,000~¥62,000
- 18インチの価格:¥58,000~¥68,000
カラーバリエーション:カットクリア、マットブラック、セミオーダーカラー、カラリズム、カラリズムクリア、カッパークリア、インペリアルゴールド
Seeker CXのカスタム事例
インペリアルゴールドの「Seeker CX」を、ホワイトボディの86に装着。ネオクラシックな雰囲気を醸し出している「Seeker CX」が、近代的なスポーツクーペの86と絶妙にマッチしています。美しさばかりが先行する「Seeker CX」を、使い方次第で印象を大きく変えた良いカスタム事例です。
WORK ZISTANCE W10M(ワークジスタンス W10M)
「WORK ZISTANCE W10M」は2×10のクロススポークデザインを採用した、オーソドックスなメッシュホイールです。シンプルですが洗練された細身のスポークからは、上質な雰囲気を感じます。
メッシュホイールの中では最も定番といえるタイプのデザインですが、「WORK」はステップリムを採用することで他社と差別化しています。シンプル=究極の美しさであることがわかる「WORK」の逸品です。サイズ展開は19インチから21インチと大きめのラインナップ、プレミアムセダン向けのアルミホイールといえそうです。
- 19インチの価格:¥85,500~¥106,500
- 20インチの価格:¥95,500~¥118,000
- 21インチの価格:¥110,500~¥128,500
カラーバリエーション:クリスタルシルバー、クールライトシルバー、ブラック、セミオーダーカラー
WORK ZISTANCE W10Mのカスタム事例
「WORK ZISTANCE W10M」を装着した200系クラウンマジェスタ。長い時を重ねて進化したプレミアムセダンには、長い時を経て洗練されたメッシュホイールが似合うことがよくわかるカスタム事例です。
WORK EMOTION 11R(ワークエモーション 11R)
まさに「レーシングホイール」ともいえるようなスポーティーなデザインの「エモーション 11R」は、ワンピース構造(一体成型)となっており、耐久性と剛性感をそろえるホイールとなっています。カラーはエレガントな雰囲気を持つ「グリミットシルバーダイヤカットリム」と、スポーツカーに合わせやすい「マットブラック」があり、ホイールサイズも小さめの15インチから18インチまで用意されています。
カスタム幅の広いWORKホイール
これで「WORK」の人気ホイールの魅力と、どんなカスタムをすればいいのかがわかったと思います。スポーティーな印象が強い「WORK」ですが、非常に様々なバリエーションがあるので、きっとあなたの愛車にマッチするアルミホイールが見つかるはず。
ユーザーのカスタムを参考に、理想のWORKホイールを手にしてください。