R32型スカイラインを徹底解説!GT-Rから4ドアセダンまで、R32型に関する情報をすべて紹介します!

2018年08月28日 (更新:2018年08月28日)

R32型スカイラインを徹底解説!GT-Rから4ドアセダンまで、R32型に関する情報をすべて紹介します!

labelスカイライン

不動の高評価を持つ名車、R32型スカイライン。まもなく登場から30年を迎える車ですが、自動車としての完成度の高さからいまだに多くの人を惹きつけてやみません。今回の記事では、その象徴的存在であるBNR32型スカイラインGT-Rだけでなく、4ドアモデルやGT-Rではないクーペモデルにも焦点を当てて紹介します!

R32型スカイラインとは?

スカイラインの歴史

日産・スカイラインは、1957年から現在まで60年以上に渡って販売されている、大変長い歴史を持つモデルです。日産車の中ではもっとも古くから販売が続いており、日本国内でもトヨタ・ランドクルーザー(1951年~)やトヨタ・クラウン(1955年~)に次ぐ、長寿車種として知られています。スカイラインの歴代モデルに関する記事は、こちらでご覧いただけます。

R32型スカイライン

1989年から1993年まで販売されていた8代目R32型は、扱いやすいボディサイズと洗練されたデザインのために、歴代モデルの中でも極めて高い評価を得ています。日産自動車が進めていた「1990年代までに技術の世界一を目指す」901運動の重要車種として、基本性能が磨き上げられました。完成度が高い走行性能もまた、R32型の魅力の一つです。なお、親しみを込めて「サンニー」や「アールサンニー」と呼ばれることが多いです。

後継のR33型以降は大型化され、スカイラインらしいスポーツ性能が低下しました。比較的評価の高いR34型も3ナンバー化されたボディゆえに、敬遠するユーザーが一定数存在します。2001年登場のV35型以降のスカイラインは、V6エンジンを搭載した高級志向の車とされたため、古くからのスカイラインを知るユーザーからは認められないという一面がありました。

スカイラインらしさを保ったR32型は、間違いなくスカイラインの歴史に残る一台です。

R32型スカイラインのモデル紹介

R32型スカイラインには、様々なモデルがあります。ボディタイプは4ドアハードトップセダンとクーペの2種類が存在しました。エンジンバリエーションは、1.8L4気筒、2種類の2L6気筒、2.5L6気筒、GT-R専用の2.6Lツインターボ、オーテックバージョン専用の2.6L自然吸気、の6種類です。それぞれのスペックや特徴について、次項で詳しく説明します!

R32のスペック紹介

小排気量エンジンの経済的モデル、FR32型

FR32型は、1.8Lの直列4気筒CA18i型エンジンを搭載しています。最高出力は91馬力です。走行性能が重視されるスカイラインではあまり人気がなく、中古車市場やCARTUNEでもほとんど姿を見かけることがありません。しかし、小排気量ゆえに燃費が良く、経済性を重視するユーザーから支持を集めていました。

街乗りからスポーツまで、HR32型&HCR32型&HNR32型

Hから始まる形式は、直列6気筒2Lエンジン搭載モデルです。グレード名がGTからモデルは、全て2L以上の排気量です。

GTEに用意されたRB20Eエンジンは、SOHCバージョンで最高出力は125馬力です。GTSに搭載されるRB20DEエンジンは、DOHC化されており155馬力を発生させます。このエンジンは、乗りやすさに定評があります。GTS-tグレードにはターボチャージャー付のRB20DETエンジンが用意され、最高出力は215馬力です。

HCR32型は4輪操舵機構のSUPER HICASを搭載しています。SUPER HICAS搭載グレードが充実していたため、非搭載のHR32型はきわめて希少です。HNR32型は4WDモデルで、BNR32型スカイラインGT-Rとパーツの互換性が高いことも有名です。また、HNR32型には全てSUPER HICASが搭載されています。

CARTUNEにはHCR32型の記事もありますので、合わせてごらんください。

2.5Lエンジン搭載、ER32型&ECR32型

1991年のマイナーチェンジで追加された、2.5Lエンジン搭載モデルです。ER32型はSUPER HICAS非搭載モデルです。ECR32型はSUPER HICASを搭載しています。どちらもRB25DEエンジンで最高出力は180馬力です。

後継のR33型スカイラインでは2.5Lエンジンが主軸となりますが、小型軽量のR32型では2Lエンジン搭載車でも十分な動力性能があります。そのため、ER32型とECR32型は希少車種となっています。

GT-R伝説復活、BNR32型

BNR32は、言わずと知れた3代目スカイラインGT-Rです。2代目の「ケンメリGT-R」の販売終了から15年のブランクを経て復活しました。GT-R伝説を作り上げ、世界各地のレースで大活躍しました。総生産台数は43661台で、大型化したボディのために人気がなかったBCNR33型やスポーツカーの人気が低迷した時期のBNR34型に比べ、販売面で成功を収めました。CARTUNE記事のR32型スカイラインGT-Rカスタム紹介!も是非チェックしてみてください!

オーテックバージョン

生産台数が200台未満といわれる特別仕様車のオーテックバージョンは、4ドアボディに専用エンジンやサスペンションを搭載しています。最高出力220psを誇るRB26DEエンジンは、GT-RのRB26DETTエンジンをベースにNA化した特別なエンジンです。また、GT-Rと同様のブレーキシステムや専用の内外装を備えています。4ドアボディでありオートマチックトランスミッション搭載のため、実用性の高さも評価されています。なお、設定色はイエロイッシュグリーンパールメタリックのみでした。

R32のカスタム紹介

ここでは、R32型スカイラインのカスタム例を紹介します。R32型のカスタム記事は、2018年8月現在で1200件以上あります。編集部厳選のR32型スカイラインを取り上げます。

隣の大和さんさんのスカイラインHCR32 カスタム例

隣の大和さんさんのHCR32スカイラインです。サーキットでのドリフト専用マシンです。銀色のボディに青色のラインが映えています。本人は意識していないようですが、ワイルドスピードに登場するブライアンのBNR34型スカイラインGT-Rらしさも感じます。

うえせぇーさんのスカイラインHCR32 カスタム例

うえせぇーさんは、ドリフト仕様だったHCR32型スカイラインを復活させて乗られています。修理やカスタムの過程で愛車の歴代オーナーと巡り合ったエピソードなど、スカイラインを通じた交流が印象的です。うえせぇーさんの投稿を遡ると、かつての姿からの変遷が細かく投稿されています。

ソウルレッドさんのHCR32 カスタム例

サーキットを走りこんでいるというソウルレッドさんのHCR32は、息をのむほどのかっこよさを誇ります。大型GTウィング、カナード、オーバーフェンダーなどのアイテムが、まるでGTカーのような迫力を出しています。スカイラインGT-Rよりも速そうなHCR32というスタイルが魅力的ですね。

モリモリ32さんのスカイラインGT-R カスタム例

モリモリ32さんの愛車は、黄色いスカイラインGT-Rです。R32型はガンメタや白のイメージが強いので、目立つ黄色のBNR32は新鮮なかっこよさがあります。このGT-Rは、見た目だけではなくエンジンや足回りにも手が加えられており、速く快適に走れるようです。

おわりに

いかがでしたか?今回はR32型スカイラインを取り上げて紹介しました。登場から間もなく30年が経過するにもかかわらず、その優れた性能から高い評価を得ているのが印象的でした。そんなR32型スカイラインも、最近は現存台数が少なくなっています。R32型スカイラインに乗ってみたいという方は、今が最後のチャンスです!