プリウスにマッチするホイールってどんなホイール?デザインやカスタムジャンルも併せて解説! | CARTUNEマガジン
プリウスにマッチするホイールってどんなホイール?デザインやカスタムジャンルも併せて解説!

2018年08月27日 (更新:2020年06月02日)

プリウスにマッチするホイールってどんなホイール?デザインやカスタムジャンルも併せて解説!

トヨタの大人気車種であり、国民的大衆車でもあるプリウス。プリウスはそのスタイリッシュな外観から、カスタムベースとしても高い人気を誇ります。今回はそんなプリウスにマッチするアルミホイールのデザインやカスタムジャンルについて解説します。モデルごとのカスタム事例も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

カローラに代わる国民的大衆車、プリウス

ゼンジー北京さんのプリウスNHW10DIYの画像
ゼンジー北京さんのプリウスNHW10DIYの画像

プリウスは世界最高峰の自動車メーカーであるトヨタが、製造・販売を行っているハイブリッドカーです。記念すべき初代モデルである10系プリウスは1990年代後半に販売されました。

プリウスが国民的大衆車として認知されるようになるのは、初代プリウスの発売から約10年後のこと。

KENさんのプリウスZVW30マフラーの画像
KENさんのプリウスZVW30マフラーの画像

2009年に販売が開始された3代目プリウスは、これまでに前例のない異例の大ヒットを記録します。

これまで国民的な大衆セダンといえばカローラやクラウンでしたが、それらを超え、プリウスは一躍国民的大衆車の座へと上り詰めました。その人気はフルモデルチェンジを終えて、生産終了となっている現在でも続いています。

いそぺんさんのプリウスZVW51の画像
いそぺんさんのプリウスZVW51の画像

プリウスは現行モデルで4代目となりますが、その人気は衰えることを知りません。4代目はエコカーのイメージが強い3代目とは打って変わって、スポーティーなスタイリングを採用しています。

4代目プリウスのスタイリングは賛否両論ありますが、迫力のあるフロントマスクを気に入ったという人も多く、エアロを組んだり車高を落としたりして、大勢の人がカスタムを楽しんでいます。

プリウスにマッチするのはどんなホイール?

プリウスはカスタムベースとしての人気も高いです。

また、そのスタイリッシュなデザインはどんなアルミホイールと組み合わせてもしっかりとマッチします。しかし、多種多様なカスタムができるとなると、自分が本当にやりたいカスタムの方向性がぶれてしまいますよね。

ここではそれぞれのカスタムジャンルにあったホイールを紹介していきます。

スポーク

たくみさんのプリウスZVW30の画像
たくみさんのプリウスZVW30の画像

数あるアルミホイールの中で最も種類が多く、定番のデザインがスポークホイールです。スポークホイールとは、ホイールのディスクからアウターリムにかけて、細長いスポークが何本も伸びているタイプのホイールを指します。一般的には5本から10本のスポークを採用しているものが多いです。スポーツカーのような、洗練されたスタイリッシュなカスタムを楽しみたい人にオススメです。

フィン

ともさんのプリウスサスペンションの画像
ともさんのプリウスサスペンションの画像

フィンホイールはスポークホイールの派生という位置づけになります。スポークホイールはスポークの数が5本から10本ですが、フィンはスポークの数が10本以上に増え、スポークとスポークの間隔が狭いものを指します。フィンホイールの魅力は、どちらかというとスパルタンなスポークホイールとは違い、車の足元に上品な印象与えるところ。車にヨーロピアンなテイストを加えたい人は、フィンホイールを装着してみてください。

メッシュ

力斗さんのプリウスZVW30ホイールの画像
力斗さんのプリウスZVW30ホイールの画像

スポークホイールと人気を二分しているのが、メッシュホイールです。細長いスポークが交差したデザインが特徴で、複雑な造形を採用しているものが多数存在します。そのため、一口にメッシュホイールとはいっても、スタイリッシュなものからレトロな雰囲気を醸し出すものまで、多彩なバリエーションがあります。

CARTUNEにアップされているプリウスに限っていえば、最も支持されているメッシュホイール。プリウスの先進的なスタイリングとマッチする、美しいメッシュホイールを探してみてください。

ディッシュ

一番星さんのプリウスZVW50ホイールの画像
一番星さんのプリウスZVW50ホイールの画像

ラグジュアリーなイメージを強調したい人に、オススメしたいのがディッシュホイールです。ディッシュホイールは大きな円盤状のディスクが、お皿のように見えることからそう名付けられています。

車に優雅な印象を与えたい人にぴったりのアルミホイールですが、若干車を選ぶかもしれません。プレミアムセダンやミニバンなどボディが大きな車に装着されることが多いですが、プリウスでもディッシュホイールは人気です。

使い方によっては、少しやんちゃで迫力のある雰囲気を演出することもできます。

カスタムジャンル

続いて、CARTUNEで人気の高いプリウスのカスタムジャンルを紹介します。中にはカスタムの方向性を考えず自分流にアレンジしたものもあるので、鵜呑みにするのではなく、あくまで一例としてご覧ください。

USDM系

プリウスで最も人気の高いカスタムジャンルがUSDMです。USDMのUSはユナイテッド・ステイツ。元々の意味は、日本車を北米仕様にアレンジするというものでしたが、現在は北米を走っているような雰囲気を持った車という広い意味で使われています。

ヘッドライトのサイドマーカーをクリアからオレンジに変更したり、ノーズブラやルーフキャリアを設置したりしているカスタムが多い傾向にあります。また、個性を出すためにあえてUSホイールを装着しているプリウスも多く見られますね。

北米仕様にしたら完成というわけでもなく、少なくともCARTUNEでは、USDM系のカスタムを施したうえで、シャコタン・ツライチにしたプリウスが人気を集めているようです。

スタンス系

わさおさんのプリウスホイールの画像
わさおさんのプリウスホイールの画像

USDM系の次に、人気を集めているカスタムジャンルがスタンス系です。スタンスの定義は幅広く、一概にコレといったものはありません。ただし、スタンス系のカスタムを施した車は決まってシャコタン・ツライチが徹底されています。

JDMとUSDM、ユーロ系をごちゃまぜにしたカスタムをスタンスと呼ぶらしいですが、結局のところ、自分流のカスタムを施したうえで、足回りがカッコよくキマっていれば、スタンス系に該当しているといっても支障ないような気も。

最近のトレンドとしては、フロントフェンダーに柄模様を入れたり、奇抜なデザイン・カラーのアルミホイールを装着したり、アルミホイールとは異なる色のロングナットを装着したりしているものが、若者を中心に人気を集めているのだとか。文章で解説すると、なんだかちぐはぐのようにも感じますが、実際にスタンス系のカスタムを見てみると、とてもカッコいいと思うはずです。

スポーツ系

功久さんのプリウスZVW30ホイールの画像
功久さんのプリウスZVW30ホイールの画像

どんな車でも一定の人気があるカスタムジャンル、それがスポーツ系です。こちらも様々な定義があり、一口にスポーツ系のカスタムとまとめることができませんが、ここではドレスアップ主体のスポーツ系カスタムを指すことにします。

こちらに関しても、例外というものはこれといってなく、むしろUSDM系やスタンス系に比べて比較的自由な印象です。

スポーツ系カスタムはエアロやスポイラーを装着していることが多く、中にはワイドフェンダーやボディキットを装着した、こだわりのカスタムが施された車も存在します。3代目プリウスの「G'」sグレードと4代目プリウスで特に需要があるカスタムジャンルとなっています。

VIP系

少しやんちゃなイメージがあるVIP系。元々はプレミアムセダンや高級ミニバンなどで人気のあったカスタムジャンルですが、最近はその辺を走っているコンパクトカーや軽自動車でも人気を集めています。VIP系にも様々な定義がありますが、共通しているのはラグジュアリー性を高めているところ。

外観だけでなく内装のカスタムにも手を抜きません。人にもよりますがメッキパーツやLEDパーツを多く取り入れている傾向があります。スタンス系と同様に、シャコタン・ツライチを徹底しており、特にキャンバー角を大きくつけた「鬼キャン」というカスタム文化は、ここから誕生しています。

プリウスのホイールを交換する前に気をつけたいこと

c-sound さんのプリウスZVW55の画像
c-sound さんのプリウスZVW55の画像

次にプリウスのアルミホイールを交換する前に、いくつか気をつけたい点を紹介します。

アルミホイールメーカーによっては、アルミホイールごとに適合車種を定めている場合があります。適合車種に該当しない車種には、そのアルミホイールの装着は推奨されていません。

もちろん、アルミホイールのサイズが合っていれば、適合車種に該当しなくともアルミホイールを装着すること自体は可能です。車のカスタムを楽しんでいる人たちの多くは、アルミホイールのインチやP.C.D、ホール数などを確認したうえで、物理的に装着が可能かどうかを判断し、最終的な装着に至っています。

よくわからないのであれば、アルミホイールを購入する車用品店や、装着をお願いするショップなどで、スタッフに尋ねてみると良いでしょう。アルミホイールは車が走行するうえで、非常に重要な部品であることはわかると思います。

車の知識に乏しい状態で自己判断するのは非常に危険です。「購入したけど実際に装着しようとしたらできなかった」なんてことも考えられるので、入念に下調べを行ってからアルミホイールを購入してください。

インチ

KさんのプリウスZVW30ホイールの画像
KさんのプリウスZVW30ホイールの画像

インチとはホイールの外径のことを指します。プリウスは全モデル共通で15インチのホイールを装着しています(一部異なるグレードやオプションで17インチを装着している車両もあります)。

純正ホイールは車のスタイリングにマッチするように、検討に検討を重ねてデザインされています。そのため、しっくり度は非常に高いですが、肝心のデザインに個性や迫力がないので、プリウスをカスタムするならまずはじめに交換しておきたいパーツです。

インチアップすることで見た目はもちろん、グリップ性能やコーナリング性能が高くなるといわれています。ただし、乗り心地の悪化やロードノイズの増加など、デメリットも多いです。

ホール数(穴数)

ホール数(穴数)とは、ホイールのディスク部に配置されている穴の数のこと。プリウスは全モデル共通で5穴を採用しています。ホイールを車体に固定するための穴が、5つ用意されているということです。

もし自分の気に入ったホイールが5穴でなければ、ホール数を変換するスペーサーなど用いて対応する必要があります。

P.C.D

P.C.DはPitch Circle Diameter(ピッチサークルダイアメーター)の略です。アルミホイールのディスク部にあるホールの中心を繋いでできる円の直径を指します。

プリウスは全モデル共通で100mmを採用しています。P.C.Dの異なるアルミホイールを装着したい場合は、ホール数の変換スペーサーなどと同様に、P.C.Dチェンジャーなどを用いて対応してください。

20系プリウスのホイールカスタム事例

それではプリウスのホイールカスタム事例を紹介します。まずは50系プリウスまで続く、プリウス独自のスタイリングの特徴である「トライアングルシルエット」を初めて採用した、20系プリウスのホイールカスタム事例です。

げむぷりさんの20系プリウス

先進性を強く感じさせる、シルバーの20系プリウスに乗っているげむぷりさん。 ヘッドライト内部のサイドマーカーがオレンジなので、USDM系のカスタムに該当します。

ナンバープレートを移設し、フロントリップスポイラーを装着していますね。全体的にシンプルなカスタムですが、絶妙なシャコタン・ツライチ具合。いわゆる純ベタと呼ばれる類のカスタムです。

げむぷりさんの20プリウスが装着しているアルミホイール

げむぷりさんの20系プリウスが到着しているアルミホイールは「WORK」が抱えるアルミホイールブランドのひとつ「Goocars」です。ディスクからリムにかけて、広がりを見せる5本のスポークから力強さを感じます。

古き良きアメリカンテイストを感じさせるアルミホイールですが、残念ながら現在は販売終了してしまっています。そのため、こちらのアルミホイールを入手したいなら、中古ホイールを取り扱っているショップか、オークションサイトなどでくまなく探すしかなさそうです。

まとやんさんの20系プリウス

まとやんさんの20系プリウス。どちらかといえば、大人しめの印象がある20系プリウスですが、まとやんさんの20系プリウスはアイラインを装着していて、迫力のある顔つきに仕上がっています。

やはり、プリウスにはホワイトやシルバーなど、先進性を感じるボディカラーがよく似合いますね。ギラつきのない落ち着いたシルバーのアルミホイールや、ほどよく落ちた車高など、実用性重視の大人っぽいカスタムです。

まとやんさんの20系プリウスが装着しているアルミホイール

まとやんさんの20系プリウスが装着しているアルミホイールは、「weds」の人気ラグジュアリーホイール「LEONIS VX」です。

スポーク一本一本の太さや形状が異なり、一見、アンバランス感の強いデザインにも見えますが、実際はすべてが均等に配置されていて、非常に凝ったデザインを採用したアルミホイールであることがわかります。ミラーカットが施されているので、派手過ぎない上品な光沢が魅力的なアルミホイールです。

ANKERさんの20系プリウス

最後に紹介するのは、ANKERさんの20系プリウス。ANKERさんもげむぷりさんと同じく、ヘッドライト内部のサイドマーカーをオレンジへと交換しています。

レッドのエンブレムからはスポーティーさを感じますね。

また、ロアグリル下部にはLEDデイライトを取り付けていて、先進性をちょっぴりプラスしています。

ANKERさんの20系プリウスが装着しているアルミホイール

ANKERさんの20系プリウスが装着しているアルミホイールは、社外品ではありません。実は、30系プリウスのスポーツグレードである「G’s」の純正アルミホイールを装着しています。

18インチでリム幅は7.5Jと、純正アルミホイールなだけあって、実用的なホイールサイズを採用。V字のような2×5のクロススポークデザインは、社外製のアルミホイールほどアグレッシブではありませんが、ほどよくスポーティーで上品なスタイリッシュさを感じます。

30系プリウスのホイールカスタム事例

続いて、30系プリウスのホイールカスタム事例を紹介します。30系プリウスはプリウスを国民的大衆車の地位へと押し上げ、確固たる存在としたモデルです。

ハイブリッドカーならではの先進性を強くイメージさせる、洗練されたトライアングルシルエット。発売から9年が経った現在でも、そのスタイリングが色褪せることはありません。

それだけ当時としては革新的なデザインだったのでしょう。50系プリウスが発売されて3年が経過しているにも関わらず、30系プリウスはカスタムベースとしての需要が高いです。

マコプリさんの30系プリウス

ホワイトもしくはシルバーのイメージが強い30系プリウスですが、マコプリさんの30系プリウスのボディカラーはブルーです。30系プリウスにはエコカー感の強いライトブルーも設定されていましたが、このようなスポーティーなブルーも設定されていました。

まず目に入るのは、押し出し感の強いゴールドのスポークホイールと、同色のドアハンドル。それ以外はシンプルな30系プリウスですが、シャコタン・ツライチは徹底しています。30系プリウスで人気の純ベタ+スタンス系のカスタムです。

マコプリさんの30系プリウスが装着しているアルミホイール

マコプリさんの30系プリウスが装着しているアルミホイールは「WORK」の「ZEAST ST1」です。シンプルですが力強さも感じる6スポークデザイン。見る者を圧倒させる迫力はステップリムとコンケイブデザインを採用しているからこそ。

「ZEAST ST1」は、硬質的な力強さと美しさを共存させた「WORK」の傑作アルミホイールです。マコプリさんは「ZEAST ST1」のインペリアルゴールドを装着していますが、濃紺のボディカラーと派手なゴールドが非常にマッチしていますね。

コーチさんの30系プリウス

根強い人気を誇る30系プリウスのスポーツグレード「G’s」。外観を大きく変更することで、エコカーのイメージが強いプリウスの印象を大きく変えたグレードです。コーチさんの30系プリウスは「G’s」です。

大きく口を開いたようなグリル、トライアングル形状のフォグランプベゼルがスポーティーさを強調しています。また、アイラインを装着することで、より精悍な顔つきへ。フルエアロとリアゲートスポイラーで武装することで、まるでスポーツカーのようなスタイリングへと変貌を遂げています。

泉北さんの30系プリウス

迫力のあるフロントバンパーを装着した、泉北さんの30系プリウス。モデリスタ製のエアロツアラーバンパーにワンオフカスタムを施したこだわりのエアロです。メッキアッパーグリルからは、良い意味で大衆車に似つかわしくないプレミアム感を感じます。

ほどよく落ちた車高は実用性重視。ハの字ではないですが、ジャンル的にはVIP系のように見えます。フィンタイプのアルミホイールからユーロテイストも感じさせる、上質かつスマートなカスタムだと思います。

のんさんの30系プリウス

ゴールドに輝くアルミホイールが眩しいのんさんの30系プリウス。ノーズブラやオレンジのサイドマーカーを装着して、USDM系のカスタムを施しています。純正の魅力を活かしたシンプルな形状のフルエアロ。フロントフェンダーも社外品へと交換しているようです。

シャコタン・ツライチ具合が絶妙で、ボディではなく足回りで魅せるタイプのカスタムを追求しています。

のんさんの30系プリウスが装着しているアルミホイール

全体的にはUSDM系のカスタムですが、スタンス系らしさも強く感じるのんさんの30系プリウス。非常に迫力のあるゴールドのアルミホイールを装着していますが、こちらは「Aodhan」の「DS01」というUSホイールです。

ちなみに「ヨコハマホイール」が展開しているアルミホイールブランド「ADVAN RACING」とは異なるブランドなので、ご注意を。攻撃的なスポークが特徴的な2×7のクロススポークデザインを採用しています。

「Aodhan」は日本法人がないので、入手したいならオークションサイトを通じて手に入れるしかなさそうです。

OKAPRIさんの30系プリウス

三菱 アイのジンジャーブラウンメタリックにオールペンされた30系プリウス。このプリウスに乗っているのはOKAPRIさんです。ガレージアクアのブランド「RID」のフルエアロを装着。

スポーティーな「G’s」風フロントバンパーですが、これはあくまで「RID」の製品で純正エアロではありません。 ボディカラーが落ち着いている分、イエローのヘッドライトが目立っています。

そして、見事なまでのシャコタン・ツライチ具合。手はかかっていますが、全体的にはシンプルにまとまったスタイリング。30系プリウスのカスタムの奥深さを感じさせる1台です。

OKAPRIさんの30系プリウスが装着しているアルミホイール

OKAPRIさんの30系プリウスが装着しているアルミホイールは、「WORK」のスポーツメッシュホイール「MEISTER M1R」です。MEISTERといえば、5本スポークのS1やS1Rのイメージが強いですが、M1Rは2×8のクロススポークデザインを採用しています。

洗練されたメッシュデザインから、非常にスタイリッシュな印象を受けるアルミホイールです。OKAPRIさんの30系プリウスが装着している「MEISTER M1R」はマットブラック。足回りが引き締まり、スポーティーさがより強調されています。

50系プリウスのホイールカスタム事例

最後に紹介するのは、現行モデルの50系プリウスです。これまでのプリウスのトライアングルシルエットは継承しつつも、挑戦的なスタイリングを採用して話題となりました。部品の共通化で原価を抑えつつ、自動車としての基本性能を飛躍的に向上させる「TNGA」を初採用。

これまでとは根本から異なる大きな進化を遂げています。アクの強いフロントマスクや異質なテールランプなど、スタイリングの好みは分かれますが、それでも大勢のユーザーが50系プリウスのカスタムを楽しんでいます。それでは、そんなユーザーの一部をご紹介しましょう。

チャーシューカスタムさんの50系プリウス

チャーシューカスタムさんの50系プリウス。ほどよくカスタムされた、クールなハイブリッドカーに仕上がっています。シンプルなフルエアロをまとっていますね。50系プリウスは元から迫力があるので、このくらいがちょうどいいのかもしれません。

ウインドウの縁に装着されたメッキモールが、ブラックのボディの良いアクセントになっています。ほどよいシャコタン・ツライチに、19インチのスポークホイールがばっちりとキマっています。

チャーシューカスタムさんの50系プリウスが装着しているアルミホイール

チャーシューカスタムさんの50系プリウスが装着しているアルミホイールは「WORK EMOTION T7R」です。「WORK EMOTION T7R」には、1ピース構造と2ピース構造の2種類がラインナップしていますが、チャーシューカスタムさんの50系プリウスが装着しているのは2ピースタイプです。

シンプルな7本のスポークを採用したアルミホイール。ステップリムを採用することで、デザインが単調にならないような工夫がなされています。また、深リムとコンケーブデザインを組み合わせることで、実際のリム幅よりも奥行きを感じますね。

c-soundさんの50系プリウス

c-soundさんの50系プリウス。ブラックに塗り分けられたフロントグリルが目を引きます。トヨタが北米を中心に展開している高級車ブランド、レクサス。そのアイデンティティである「スピンドルグリル」を模したフロントダンパーが、スポーティでカッコいいです。

また、フォグランプベゼルも特徴的なデザインをしていますね。絶妙なシャコタン・ツライチ具合と、美しいメッシュタイプのアルミホイールが非常にマッチしていますね。

c-soundさんの50系プリウスが装着しているアルミホイール

c-soundさんが装着しているアルミホイールは、「RAYS」の「WALTZ FORGED S7」です。「WALTZ FORGED S7」は鍛造製法を用いて製造されている高価なアルミホイール。

鍛造製法といえば、パフォーマンスを重視したアルミホイールに用いられる製法です。「WALTZ FORGED S7」は贅沢にも美しいデザインを追求するためだけに、あえて鍛造性能を用いて製造しているのだとか。

これまでのメッシュホイールは細長いスポークを織り交ぜることで、繊細な美しさを表現してきました。しかし、「WALTZ FORGED S7」は鍛造製法によって実現した太いスポークで、力強さと美しさの両立を実現しています。

じじさんの50系プリウス

イカリングを装着することで、よりイカつさを増した50系プリウス。この50系プリウスに乗っているのはじじさんです。フロントアッパーグリルを縁取るメッキガーニッシュのおかげで、プレミアム感が何倍にも増しています。

また、フルエアロの装着によって、スポーティーさも強く感じますね。特徴的なのは、ゴールドのメッシュホイールと、それに合わせて変更されたイエローのフォグランプでしょう。ブラックのドアミラーカバーも実にセンスがいいと思います。

じじさんの50系プリウスが装着しているアルミホイール

じじさんの50系プリウスが装着しているアルミホイールは、「WORK」の「Lanvec LM1」です。2×9のクロススポークデザインを採用。メッシュホイールとしてはシンプルな部類に入りますが、このアルミホイールからは優雅な佇まいを感じます。

ただ、カラーリングがゴールドになると、一転、迫力のあるアルミホイールへと表情を変えているところが面白いですね。いつまで見ていても飽きのこない、洗練されたデザインのアルミホイールです。

50系まぁくんの50系プリウス

アルミホイールやエアロパーツの製造・開発を中心に手掛けている「WALD」。そのコンプリートカーとして、フルカスタムされた50系まぁくんの50系プリウス。やはり、コンプリートカーとして制作されているだけあって、デザインに統一感があります。

迫力のあるフルエアロを装着したことで、50系プリウスのスポーティー感がより強調されていますね。この50系プリウスの最大の特徴は、エアロなどに施されたラップペイントです。

ラップペイントというとド派手なイメージがありますが、主張はそれほど激しくありません。あくまでアクセントの一部として取り入れられていて、趣があります。着物や和紙のようで、日本由来であることを強く感じさせる個性的なカスタムです。

50系まぁくんの50系プリウスが装着しているアルミホイール

そんな50系まぁくんの50系プリウスが装着しているアルミホイールは、同じく「WALD」の「Portofino P21-C」です。直線的なラインのスポークを14本配置した、フィンタイプのスポークホイール。

ポリッシュ加工が施されたメインスポークと、マットブラックに塗装されたサブスポークが交互に配置されています。デザイン自体はそれほど凝っているというわけでもありませんが、19インチなので非常に迫力がありますね。アウターリムのレッドラインは50系まぁくんのオリジナルです。

伊藤さんの50系プリウス

最後に紹介するのは、ライトブルーにペイントされたヘッドライトインナーが印象的な、伊藤さんさんの50系プリウスです。リップスポイラーやサイドスカート、ドアハンドルなど、ところどころにヘッドライトと同色のペイントが施されています。

ボディ自体はブラック単色なので、ライトブルーが良いアクセントになっていると感じます。また、同じくリップスポイラーに配置されたデイライトがおしゃれ。徹底したシャコタン・ツライチが、50系プリウスにレーシーなイメージをプラスしています。非常にインパクトのあるスタンス系カスタムです。

伊藤さんの50系プリウスが装着しているアルミホイール

そんな伊藤さんさんの50系プリウスが装着しているアルミホイールは、「WORK」の「MEISTER M1 3ピース」です。ブラックアウトされた2×10のクロススポークデザイン。メッシュホイールとしては普遍的なデザインですが、クロームに輝く深リムが、その迫力を増強させています。

「MEISTER」ブランドには「MEISTER M1R」というメッシュホイールがラインナップしていますが、スポーツ性を追求したM1Rとは異なっており、「MEISTER M1 3ピース」はデザイン性をこだわり抜いています。

また、伊藤さんさんはホイールナットにもライトブルーを採用することで、ボディとの統一性を持たせていることがわかります。

まとめ

以上、13台のプリウスのホイールカスタム事例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

プリウスは人気車種なので、カスタムパーツが非常に豊富。自由自在なカスタムを楽しむことができます。カスタムジャンルも豊富なので、基本的にはどんなアルミホイールでもバッチリとマッチするはずです。カスタム事例を紹介する前に解説したことを参考にしながら、ぜひ自分だけのプリウスを目指してカスタムしてみてくださいね。

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