ハロゲンとはどんな電球?自動車用ハロゲンランプの特徴・人気アイテム | CARTUNEマガジン
ハロゲンとはどんな電球?自動車用ハロゲンランプの特徴・人気アイテム

2018年07月09日 (更新:2020年07月15日)

ハロゲンとはどんな電球?自動車用ハロゲンランプの特徴・人気アイテム

この記事では、ハロゲンとはどんな電球なのかという基礎的な情報から、現在の自動車に使用されているハロゲンランプの特徴、自分の車に付いている純正のハロゲンランプから社外品のハロゲンランプに買い替える際に参考になる人気のハロゲンランプについての情報をご紹介します。

自動車のライトに使われる「ハロゲン」とは?

ワゴンRスティングレーの画像
引用元:まーさくさんのワゴンRスティングレーMH34Sの画像

ここでは、最初に自動車のライトに使われている「ハロゲン」についての情報をご紹介します。ハロゲンは、自動車のライトにも使用されておりますが、日常生活の色々なシーンで使われ続けています。

そのため、ハロゲンライトという名称は一般化しましたがハロゲンライトの細かな知識はそこまで広まってはいません。ここでは、ハロゲンライトとはなにか?を、掘り下げていきます。

不活性ガスとハロゲンガスが封入されている

白熱電球では、電球には不活性ガスのみが封入されているのに対し、ハロゲンランプは、電球に不活性ガスとハロゲンガスが封入されています。このハロゲンガスが微量に含まれていることが最大の特徴となっています。

この結果、まず白熱電球よりも明るい光を放つことになりました。また、従来の白熱電球よりも長寿命となりました。この2点が、多くのシーンで活躍しているハロゲンランプの最大の特長だと言えます。

黄色っぽい光が特徴

ハロゲンライトの大きな特徴としては、HIDランプやLEDランプと比較して、少し黄色みがかった光を放出している点があります。

ハロゲンランプを自動車に使うメリット

ハイエースバンの画像
引用元:ダイスさんのハイエースバンの画像

HIDランプやLEDランプに比べて、多数の車に搭載されているハロゲンランプ。他のランプに比べて、ハロゲンランプにはどのような優位性があるのでしょうか?

発熱量が高いので雪が付きにくい

ハロゲンランプは、LEDランプやHIDランプと比べて安全面のメリットがあります。LEDランプやHIDランプに比べ、ハロゲンランプは、発光する際に熱を出します。この発熱は危険に感じるでしょうが、メリットに転じる場合もあります。それが積雪時です。

ハロゲンランプは、その発熱によりライトのカバーに積もった雪を溶かしてくれます。結果、積雪でライトが遮へいされることなく、視認性を確保した運転ができるようになります。

価格が安い

ハロゲン電球の最も大きな特徴は、とにかくリーズナブルだという事です。寿命はLEDランプと比べると短くはなりますが、単価が安いため、コストパフォーマンスは圧倒的にハロゲンランプが上回ります。

このコストが安いという点が自動車メーカーの大半の車に、ハロゲンランプが標準でついている理由です。

交換が簡単にできる

簡単に交換できるというのもハロゲンランプの大きな特徴になってきます。より明るさを強くしたハロゲンランプに交換したり、青みの強いハロゲンランプにする事も可能です。

ハロゲンランプには、3000Kや4000Kなどの数値がありますが、これは大きければ大きい程、発光する光が明るいという事になります。現在の使用している車に3000Kのランプが搭載されているのであれば、4000kを搭載すればより明るいヘッドライトにカスタムする事が出来るということです。しかし、車検時にはあまりに明るすぎるランプでは車検をパスする事ができませんので、6000K以下のハロゲンランプを選ぶ必要があります。

ハロゲンのヘッドライトの寿命・注意点

スペーシアライトの画像
引用元:まめちゃんさんのスペーシアMK32Sライトの画像

ハロゲンランプを搭載したヘッドライトは、室内の電球のように寿命が来たら買い替えなければいけません。基本的には車検の時や、他の部位が故障した時についでに交換するという方が多いのですが、安全面を考えるのであれば、ランプの寿命を理解しておき、少し前のタイミングで交換するのがベストです。

寿命は約300~500時間

ハロゲンランプの寿命は、だいたい300時間から500時間となっております。HIDランプの寿命が1500時間から2000時間となっておりますので、交換する頻度は高くなっています。

市販品には寿命が短い製品もある

最近ではより明るいヘッドライトにカスタムするために、より明るいハロゲンランプを購入し、交換する方が増えております。基本的にハロゲンランプの寿命は300時間から500時間となっているのですが、市販されているハイパワーを売りにしているハイワッテージバルブの中には300時間から500時間も持たずに寿命が短くなっていると明記されて販売されているものも増えてきました。購入の際にしっかりとどれくらいの寿命があるのかを確認するというのはとても重要になります。

切れたまま走行していると整備不良になるので定期的にチェック

ヘッドライトは、気にしていないとランプが切れているのを見落としてしまうリスクがあります。仮にヘッドライトが切れていると整備不良となってしまい7000円の罰金と1点減点されてしまいますので注意しましょう。

自動車用ハロゲンランプのおすすめ5選

自動車用のハロゲンランプには沢山の種類があります。初めてハロゲンランプを購入する方にとっては同じように見えてしまうかも知れません。そこでこちらでは、自動車用のハロゲンランプの中から、特に人気がありコストパフォーマンスに優れているランプを厳選して5つご紹介します。

BANDE(バンデ) ヘッドライト フォグランプ 高輝度H4 ハロゲンバルブ 12V 60/55W (純正より90%照射範囲UP) エクセレント スーパーイエロー 2個入り

KOITO [ 小糸製作所 ] 電球交換式ハロゲンヘッドランプユニット (丸型2灯式12V) 【品番】 HSSB-16-12HP

IPF ヘッドライト ハロゲン H4 丸 2灯式 マルチ HL-42

RAYBRIG [ レイブリック ] ハイパーハロゲン・ビギナーズ [ 3600K ] RJ43 [ 2個入り ]

KOITO [小糸製作所] ノーマルバルブ 四輪車ハロゲン前照灯用 (一般車用) [12V55W]

まとめ

5シリーズ セダンライトの画像
引用元:トシロウさんの5シリーズ セダンライトの画像

ハロゲンランプは、沢山の国産自動車に採用されております。定期検査の時や車検の時などに自動車整備会社に依頼する時に、明るさに不満があるような場合には、社外品のハロゲンランプに交換してもらうのをおすすめします。ただし、あまり明るくし過ぎてしまうと車検に通らなかったり、対向車に迷惑をかけてしまいますので注意して交換パーツを選ぶようにしてください。

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