2021年07月30日 (更新:2022年03月03日)
ミシュランのタイヤはどれを選べばいいの?その評判と特徴からおすすめタイヤを紹介!
ミシュランタイヤはフランス発祥のタイヤメーカーで、世界で2番目のシェアを持つタイヤメーカーです。今回はそんな世界で人気のミシュランタイヤの特徴とおすすめのタイヤを紹介します!
ミシュランタイヤとは?
ミシュランと言えば一般的に最も知られているのが、レストランを評価するミシュランガイドとミシュランマンで知られるミシュランのキャラクターが有名です。誰もが一度は見たことがあるあのキャラクターにも実は正式な名前があり【ビバンダム】と言います。
そんなゆるキャラのハシリとも言えるキャラクターは世界中で愛され人気となっています。また多くの自動車レースにタイヤを提供することで技術面でも最先端の技術を開発し続けているのがミシュランです。
そんな歴史あるタイヤーメーカーの近年の世界シェアはブリジストンに次ぐ2位のシェアを誇ります。
ミシュランタイヤの種類を紹介
世界2位のシェアを誇るミシュランタイヤからは様々な種類のタイヤが販売されており、どのタイヤを選べば良いのか迷ってしまいます。そこでまずはミシュランタイヤが販売しているタイヤを用途別に解説して行きます。
タイヤの種類は3種類に分かれる
他タイヤメーカーでも同様ですが、まずは使用目的に沿ったタイヤの種類を確認しておきましょう!
- サマータイヤ:一般的な夏用のタイヤ
- オールシーズンタイヤ:多少の雪などにも対応できる通年利用可能なタイヤ
- スタッドレスタイヤ:雪面での走行を主に想定したタイヤ
雪がほとんど降らない様な地域ではサマータイヤで問題はなさそうです。次のオールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤまでは必要ない雪面を一時期走る様な利用方法に適しています。
最後のスタッドレスタイヤは冬には確実に雪が積もる地域では必須のタイヤとなります。ですのでスタッドレスタイヤの使用を想定している場合は夏と冬でサマータイヤとスタッドレスタイヤを履き替える必要性が出てきます。
これでどのタイヤが必要か分かったので次にミシュランタイヤが販売するそれぞれの種類ごとのタイヤを見ていきましょう!
ミシュランのサマータイヤ
パイロット・シリーズ(PILOT)
一般道からレースまでの使用を幅広くカバーする高性能スポーツタイヤになり、走りを重視したい方にオススメのタイヤで次の10種類が販売されています。
- PILOT SPORT 4
- PILOT SPORT 4 S
- PILOT SPORT 4 SUV
- PILOT SPORT 3
- PILOT SPORT CUP 2
- PILOT SPORT CUP 2 CONNECT
- PILOT SPORT CUP 2 R
- PILOT SPORT PS2
- PILOT SUPER SPORT
- PILOT EXALTO PE2
プライマシー・シリーズ(PRIMACY)
静粛性や乗り心地に優れウェット性能も高い街乗りに適したコンフォートタイヤとなり、スポーツ走行はしないけれどタイヤ性能を重視したい方にオススメのタイヤで次の4種類が販売されています。
- PRIMACY 4
- PRIMACY 3
- PRIMACY HP
- e·PRIMACY
エナジー・シリーズ(ENERGY)
耐摩耗性を重視したエコタイヤになります。街乗りが中心でタイヤを長持ちさせたい、走行距離が多いドライバーにオススメのタイヤで次の3種類が販売されています。
- ENERGY SAVER 4
- ENERGY SAVER+
- ENERGY SAVER
ラティチュード・シリーズ(LATITUDE)
近年人気のクロスオーバーSUVのために開発されたタイヤですが幅広いラインアップで自分の用途にあったタイヤが選べます。クロスオーバー専用とは言え次の5種類が販売されています。
- LATITUDE SPORT 3
- LATITUDE SPORT
- LATITUDE TOUR HP
- LATITUDE TOUR
- LATITUDE CROSS
プレミア・シリーズ(PREMIER)
こちらはSUV専用タイヤとなり快適性と安定性を重視したコンフォートタイヤになります。
- PREMIER LTX
ミシュランのオールシーズンタイヤ
クロスクライメート・シリーズ(CROSSCLIMATE)
ミシュランのオールシーズンタイヤはクロスクライメートのみとなりますが、SUV専用などの種類もあり次の3種類が販売されています。
- CROSSCLIMATE
- CROSSCLIMATE +
- CROSSCLIMATE SUV
ミシュランのスタッドレスタイヤ
エックスアイス・シリーズ(X-ICE)
ミシュランのスタッドレスタイヤは、日本で研究、開発、設計が行われています。また、日本で初めてスタッドレイスタイヤを発売したのはミシュランでした。そんな日本の凍結路を知り尽くしたミシュランのスタッドレスタイヤには、最先端の技術が詰まっています。
- X-ICE 3+
- X-ICE XI3
- X-ICE SNOW
- X-ICE SNOW SUV
- LATITUDE X-ICE XI2
アルペン・シリーズ(Alpin)
X-ICEよりドライ&ウェット性能に傾倒した設計となりシャーベット状路面・圧雪路面・凍結路面での性能はX-ICEより低くなります。オールシーズンとスタッドレスの中間的シリーズとなり、次の7種類が販売されています。
- PILOT ALPIN 5
- PILOT ALPIN 5 SUV
- PILOT ALPIN PA4
- LATITUDE ALPIN
- LATITUDE ALPIN LA2
- Alpin 5
- Alpin 6
ミシュランで人気のタイヤおすすめ5選!
前述したようにミシュランからは様々なユーザー向けに様々な環境に対応できるよう、多くのタイヤが販売されています。そこでCARTUNEユーザーにも人気でおすすめのタイヤを紹介します。ユーザーの評判や評価もあわせて紹介します!
PILOT SPORTS4(サマータイヤ)
ミシュランのスポーツタイヤと言えばこのパイロットスポーツ4。スポーツカーから高級車まで高性能タイヤ求めるユーザーから圧倒的な支持を得ています。
新品PILOT SPORTS4で聖山、国道19号と、他様々なシーンを走行してみました。良すぎて気持ちの悪いタイヤです。 コーナリング、高速性能ともに優れているのにノイズもあまり気にならない。おまけに燃費まで良い。最高です。 また走行距離伸びるなーって思ってはいるが、これはついつい走ってしまう。※ですがオイル交換後半月で2500km超えてます。 いいタイヤに出会いました。
PRIMACY 4(サマータイヤ)
プライマシー4は静粛性と快適性、安心のウェット性能を高次元で実現したプレミアムコンフォートタイヤ。ミシュランタイヤで街乗りに適したタイヤをお探しの方にオススメのタイヤです。
純正タイヤよりインチアップしてるのに乗り心地、静粛性、操縦安定性共に向上していて大満足です。
ENERGY SAVER 4(サマータイヤ)
エナジーセイバー4は安全性と静粛性も両立しつつ高耐摩耗を実現したエコタイヤです。ミシュランブランドで愛車のドレスアップにもオススメ!
タイヤ交換が終わった所で雨が降ってきて路面はウエットでしたけど、走り出してすぐに乗り心地が良くなった感じで雨量多かったんですけどウエット性能も感触が良いです
X-ICE 3+(スタッドレスタイヤ)
エックスアイス3プラスは最先端のコンパウンド「表面再生ゴム」を採用しX-ICEより12.3%もアイスブレーキング性能が高められたスタッドレスタイヤです。
表面再生ゴムにより、摩耗時の凍結路道路におけるブレーキ性能を新品同様に維持したり、トレッド溝底までサイプを入れたデザインを装備し、プラットフォームまで摩耗しても走行可能です。これがあれば、冬のドライブも安心と快適になること間違いなしです。
かなりの雪道でしたが、購入ホヤホヤのミシュランのスタッドレス、グリップ力抜群で全く問題なく雪道をグイグイ登りました。安心!
ミシュランタイヤ 公式による比較テストは参考になります!
CROSSCLIMATE +(オールシーズンタイヤ)
近年人気上昇中なのがオールシーズンタイヤ。ミシュランでは【雪でも走れる夏タイヤ】をキャッチコピーとして販売しています。雪が降ってもアイスバーンが少なく雪道がほとんどの地域などでは試して見る価値ありです。夏タイヤに負けない静粛性や耐摩耗性も備えている万能タイヤになります。
通勤で降雪時の為にいれましたが雪は降らなく未経験ですがロードノイズもあまり気にならなくオールシーズンタイヤって良いですね
ミシュランタイヤ公式による実走動画です。
ミシュランのおすすめポイントとデメリット
高品質なタイヤ技術
ミシュラン社のタイヤは高品質のタイヤ技術をもっています。高品質のタイヤ技術は車を安全に走行させるために必須のものとなります。また、耐久性にも優れていますので長期間安定した走りを体感することを可能にしてくれます。
高品質なタイヤは、場合によっては高額なタイヤになってしまうこともありますが、安全運転をするためにはそれは必要なものであると考えておくようにすると良いでしょう。また、走行中のノイズも少なく、快適なドライブをいつもすることを可能にしてくれますので、多くの人に愛されています。
総合力に優れている
ミシュラン社のタイヤは、典型的なイメージである高級車以外にも、ミニバン、軽自動車などどのような車に対しても対応可能な体制を整えています。
また高度な安全性が要求される業務用のトラックやバス、飛行機などのタイヤも用意されており、長年のノウハウの蓄積と開発力によって自動車向けのタイヤを開発しているため高次元での商品化が可能となりタイヤメーカーとして優れた総合力を持っているのがミシュランタイヤになります。
タイヤの価格は高め
デメリットがあるとすればミシュランのタイヤは国内のタイヤブランドより高額になる場合があります。しかし、非常に高性能なので、安心を買うと考えればよいかもしれません。
また、劣化しにくい材質が使われていますので、それほど頻繁にタイヤを交換する必要もありません。結果としてミシュランのタイヤはコストパフォーマンスもそれほど悪くないのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?ミシュランのおすすめタイヤやユーザーによる評判も交えてご紹介しましたが、ミシュランのタイヤを選ぶ際の参考にして頂ければと思います。
CARTUNEにはミシュランのタイヤに関する情報がたくさん投稿されています。タイヤ選びの際の参考に是非チェックしてください!