2018年07月09日 (更新:2024年08月08日)
ダンロップとはどんなブランド?特徴について注目!
世界的なブランドタイヤとしての名声をほしいままにしているダンロップのタイヤ。非常に優れた性能を持ち、多くの人に愛されているブランドです。この記事では、ダンロップのブランドと製品の特徴について掘り下げていきます。
ダンロップとはどんなブランド?
ダンロップはタイヤブランドとして世界中の人に知られていますが、どのような歴史や特徴があるのでしょうか?
世界初の空気入りタイヤの発明を行ったイギリスの企業
ダンロップはタイヤメーカーとして不動の地位を保っていますが、そのきっかけとなったのが世界初の空気入りのタイヤを発明したことにあります。空気入りのタイヤの発明がきっかけとなって多くの車にダンロップ社のタイヤが使われるようになってきました。
その後も、新しいテクノロジーを積極的に取り入れて、最先端の性能を持ったタイヤをリリースし続け、ヨーロッパ、更には世界中で多くの人に愛用されるようになりました。日本でもダンロップ社のタイヤは大きな人気を持っています。
獣医師のジョン・ボイド・ダンロップが空気タイヤを作り会社を創業
ダンロップ社は、獣医師のジョン・ボイド・ダンロップが会社を創業したことがその起源です。彼は息子さんが自転車を速く乗りたいという希望に対して、自転車のタイヤが動物のお腹と似た構造をしていることに注目して空気入りのタイヤを考案しました。
その快適な乗り心地により、空気入りタイヤは多くの人に愛用されるようになりました。最初は自転車用のタイヤとしてスタートしたダンロップのタイヤですが、次第に自動車用のタイヤで大きな人気を得るようになりました。
1909年に日本初のゴム工場を誘致
ダンロップは科学的な手法を積極的に取り入れてタイヤを開発していきました。タイヤに使われているゴムの材質のチョイスにも大きなこだわりを持って開発にのぞんできました。ゴムは市販のものを買い入れるよりも自社で作った方が性能面で安心できるタイヤを作り出すことができるという考え方から、ダンロップは自社工場を多く持つようになりました。日本でも1909年にダンロップのゴム工場が誘致されて国内での生産拠点となりました。
当時、すでにダンロップのタイヤは日本で大きな人気を博していましたが、国内拠点ができることによって更に多くの方がダンロップのタイヤを使うようになりました。同時にタイヤの溝などについても多くの改造が施されていき、安全性の高いタイヤが考案されるようになりました。
ダンロップ本社が1983年に経営難になり、タイヤ部門を住友ゴム工業が買収
1983年にダンロップ本社が経営難になってしまいましたが、タイヤ部門は日本の住友ゴム工業が買収することになりました。引き続き同じ哲学でタイヤの販売を行っていますのでブランド力の高いタイヤを世界レベルでリリースすることに成功しています。
モータースポーツへのタイヤ提供を行っている
ダンロップ社は、モータースポーツの分野に対してタイヤの提供を行っています。ダンロップ社のF1レースで通算83勝を誇る実績は歴代5位の記録となっています(2013年現在)。ダンロップ社のタイヤの性能の良さが実績の秘密といえます。自動車レースだけでなく、2輪のレースにおいてもダンロップ社のタイヤが大きな貢献をしています。
ダンロップのタイヤの特徴
世界レベルの多くの人に愛用されているダンロップのタイヤの特徴はどのような点にあるのでしょうか?
世界第6位の人気があるタイヤ
ダンロップのタイヤは世界規模で大きな人気を保っています。世界6位の人気の秘密はその性能の良さにあるといえます。快適な走りと精緻なドライブを可能にしてくれる高性能タイヤということで世界中のカーマニアに愛される仕様になっています。
また、劣化のしにくい材質であることも人気の秘密です。また、全天候型のタイヤがリリースされていますので、世界のどこの地域の方も等しくダンロップ社のタイヤの性能を堪能することができるということも人気の秘密になっています。
例えば、雨の日であっても雪道でも安定した走行を可能にしてくれる最新のテクノロジーがダンロップのタイヤには搭載されています。
ロングライフ性能・低燃費性能に定評がある
タイヤは走行中に劣化していきますので、どんなタイヤであっても何年かに一度交換をすることが必要になります。タイヤの中には非常に劣化の早いタイプのものも存在していますので、そのようなタイヤですと頻繁に交換の必要が出てきてしまいます。
また、タイヤの中には非常に燃費の悪い物も存在しています。燃費の悪いタイヤを使ってしまうとガソリン代が大きな負担になってしまいます。
しかしながら、ダンロップのタイヤですとロングライフ性能が高いため、タイヤ交換の頻度が下がりタイヤ購入・交換の費用が節約できます。さらには、燃費性能が高いため、ガソリン代の負担を減らすことが可能になります。
輸入車用・サーキット用などさまざまな製品がある
ダンロップのタイヤはブランド製が非常に高いので高級車にしか使えないというようなイメージを持っている人も多いかと思います。確かに高級車用のラインアップも多く市販されています。また、輸入車やサーキット用の車などに対応可能なタイヤもダンロップ社はリリースしています。
しかしながら、ダンロップ社のタイヤはほとんどすべての車種に対応可能となっています。コンパクトカーや軽自動車にも使えるタイヤもリリースしています。もちろんこれらの車はダンロップ社のタイヤを搭載することで性能の向上をさせることが可能になりますのでとてもお勧めです。
ダンロップ社のタイヤはその性能の良さから商業用の車にも多く使われています。安定した走りを期待できますので、多くのプロがタイヤを愛用しています。
住友ゴム・ダンロップブランドの事業・製品
ダンロップ社のメインはなんといってもタイヤの販売ですが、それ以外の分野でも大きな活躍を示しています。以下が、住友ゴム・ダンロップブランドの事業・製品のラインアップです。
制震ダンパー・医療用ゴム部品の製造・販売
住友ゴム・ダンロップブランドはゴム関連の商品の販売にも大きな活躍を見せています。性能に優れるゴムを沢山リリースしていますので、制震ダンパーや医療用のゴム製品の製造販売を行っています。
振動を抑制するためのダンパーは快適さと安全性を高めるために特に重要ものとなっています。一定の水準のゴムを作ることができるメーカーでなければ満足度の高い商品を作り出すことはできなくなってしまいます。
更に、医療用のゴム製品も手がけています。ダンロップ社のゴムのテクノロジーは高水準ですので医療の現場においても安心して使えるとの評価を得てるそうです。
ゴルフ用品、テニス用品の製造および販売
住友ゴム・ダンロップブランドはゴルフ用品、テニス用品の製造および販売も手掛けています。これらの製品は一定の弾性に関するテクノロジーを持っていなければ満足の行くプレーをすることができなくなってしまいます。多くのプロが愛用していることからもわかるように住友ゴム・ダンロップブランドのゴルフ用品、テニス用品は非常に高性能のものとなっています。
スポーツクラブ運営
住友ゴム・ダンロップブランドはスポーツクラブの運営もおこなっています。自社製品が活躍する場所を自分たちでお客様に届けようという発想でスポーツクラブの運営がスタートしました。自社製品の販売はもちろんのこと環境に優しい運営を行っていますので、とても快適に運動をすることができ、ストレス解消にもなるということで評判を得ています。
ゴルフトーナメントの開催
住友ゴム・ダンロップブランドではゴルフトーナメントの開催も行っています。ゴルフのプロが愛用するほどの高性能のゴルフ製品をリリースすることで世界的に認知されているダンロップ社では自社のアピールの意味も含めてゴルフトーナメントの開催をおこなっています。多くの人にゴルフの魅力を知ってもらえる機会となっています。
ダンロップタイヤのおすすめタイヤ
ダンロップ社のタイヤは非常に高性能なものが多いのですが、特にお勧めのタイヤのラインアップは以下のようになっています。
ENASAVE RV505
ENASAVE EC204
VEURO VE304
【 VEURO VE304 185/65R15 88H 】15インチ サマータイヤ 単品 ダンロップ夏タイヤ DUNLOP ビューロ VE304 ヴューロ
DIREZZA DZ102
LE MANS V+
まとめ
いかがでしたか?ぜひダンロップのタイヤを、タイヤ交換の際に検討に入れてみてください。