ピレリのオールシーズンタイヤの完全解説と選び方を紹介！

ピレリではタイヤのコンセプト別にブランドを展開しており、それぞれのブランドでタイヤの特徴が異なります。ピレリのオールシーズンタイヤのブランドは次の2ブランドになります。

• CINTURATO：エコモデル
• SCORPION：SUV/クロスオーバー専用

上記の2ブランドの中でCINTURATO(チントゥラート)は、サマータイヤでも人気のチントゥラート・シリーズのオールシーズンタイヤです。サマータイヤにチントゥラートを選んでいる方であれば、同じモデルのチントゥラート系がおすすめです。

またスコーピオンはSUV/クロスオーバー専用となり、こちらもサマータイヤでは人気のシリーズ。サマータイヤでは2モデルですがオールシーズンは6モデルがラインアップ。それでは、オールシーズンの各モデルを見ていきましょう！

チントゥラート オールシーズン プラスは従来のチントゥラート オールシーズンの 進化型です。新たなトレッドコンパウンドは、特に雪上及びウエット路面に最適化されていて冬季・夏季の両シーズンで安全なドライブが可能となっています。

また、チントゥラート オールシーズン プラスはピレリのシールインサイド技術が採用されていて、トレッドパターン部分に異物が刺さっても空気圧を失うことなく運転を可能にしてくれます。

2021年に新しく登場したCINTURATO ALL SEASON SF2は、雪道でも走行可能なタイヤである証明のスリーピークマウンテン・スノーフレーク(3PMSF)付き。長寿命化とさまざまな気象条件での安全性に焦点を置き、都市部でのドライブとツーリング走行で性能を満たすように設計されています。

3PMSFマーキングは、冬の規制に準拠しており、夏と冬の両方で走行が可能となるため季節ごとのタイヤ交換に悩まされることが無いのが特徴です。冬には一定のスノー性能を発揮し夏でもコンフォートタイヤとして継続して利用でき、一部サイズではシールインサイドやランフラット技術で強化されたタイヤも選択可能です。

PIRELLIの新しいSCORPION ALL TERRAIN PLUSは、SCORPION ATRの後継モデルとなり、厳しいオフロード条件でも高いパフォーマンスが発揮できるタイヤで、冬場でもオフロード走行する方におすすめのタイヤになります。

優れた排水性を発揮する専用のアグレッシブなトレッドパターンで優れたトラクションで安全性とを実現しています。また3PMSF（スリーピークマウンテン・スノーフレーク）の認証があり、冬季でも使用可能なタイヤになっています。

スコーピオンATRは幅広い用途で使用可能なオールシーズンタイヤです。特殊なセルフクリーニング・パターンを持つトレッドが特長でオフロードでのドライビングでも凹凸のある路面からの激しいショックさえも吸収してくれます。

また通常の路面でも、ハイドロプレーニングや低回転時のノイズが抑えらておりキャビン内の音響面の快適さも維持してくれます。全地形型タイヤの特長として、砂利道から泥道まで様々な路面でも高いコントロール性能を維持出来ます。

SCORPION STRはピレリのオンロードとオフロードでのパフォーマンス・バランスに優れたオールシーズンタイヤです。SUV、オフロード車および軽トラックにも向いており幅広い車種向けになります。

機能的な対称トレッドパターンと結合した珪酸と天然ゴムのコンパウンドは、濡れた路面や軽く雪に覆われた路面において高いグリップ性能を発揮してくれます。またSCORPION STRは、M+S規格対応でオンロードとオフロードの両方で快適さと正確性を提供します。

SCORPION VERDE オールシーズン はピレリのグリーンパフォーマンスモデルで環境資源の節約や、あらゆる路面での快適さと安全性を確保しているモデルです。

濡れた路面や軽く雪の積もった路面における横方向への安定性やトラクションにより、オールシーズンのパフォーマンスが可能になっています。またScorpion Verdeオールシーズンは、M+S規格のタイヤです。

SCORPION ZERO ALL SEASONはUHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)のSUVオールシーズンのタイヤで、あらゆるシーズン、あらゆる運転条件、そして軽く積雪した路面において性能が最大限に発揮されるように設計されています。

スポーティなSUVにおすすめのタイヤで、濡れた路面と乾いた路面の両方で優れた性能が発揮できるように、自動車メーカーと共に開発されました。トレッドパターンは非対称の最適化されたパターンと革新的なコンパウンドで、オールシーズンで使用できるタイヤとなっています。

ピレリのオールシーズンタイヤについて各タイヤを見てきましたが、タイヤ選びは迷ってしまいます。そこで最後にタイプ別おすすめと価格を掲載しましたので、ご自分にあったタイヤ選びの参考にご覧ください！

※サイズは17インチ～20インチ基準で独自調査価格となります