2018年03月02日 (更新:2020年08月05日)
新世代日産の象徴!V35スカイラインのカスタム
スカイライン伝統の直列6気筒エンジンを捨てて、V型6気筒エンジンを搭載したV35スカイライン。スカイラインらしさを失ったという批判もありましたが、高級スポーツセダン・クーペとして新たな形を示した車です。今回はCARTUNEユーザーによるV35スカイラインのカスタムを厳選して紹介します。
V35スカイラインとは?
V35型日産スカイラインは、2001年に発売されました。1981年登場の6代目R31型から10代目R34型までは形式に「R」を用いていましたが、11代目となるV35型からは「V」に変更されました。
過去の呪縛から解き放たれ、新たなスカイラインらしさを追い求めたV35型は、エンジンやデザインを過去のものから大きく変更しています。また、Z33フェアレディZやM35ステージアと共通部分が多く部品の流用も可能になっています。
V35スカイラインは従来型よりも大型化したことと控えめなデザインになったことで、登場時には一部のファンから反発を受けました。しかし、丸みを帯びたデザインは北米などで人気を博し、12代目のV36型にもそのイメージは引き継がれました。
先代のR34型のようにモータースポーツに出場して活躍することはありませんでしたが、280馬力を発生させる3.5Lエンジンと6速MTの組み合わせがあるなど、スポーツカーとしてのポテンシャルは高いものでした。
V35スカイラインのカスタム紹介~セダン編~
V35スカイラインとM35ステージアは、共通のプラットフォームを持っています。そのため、V35スカイラインとM35ステージアは、シルエイティやワンビアのように顔面スワップを行うことができます。シルエイティほど多く目にするカスタムではないので、他の人と差をつけたいという方にはお勧めです。
万発主任さんのV35スカイライン
万発主任さんのV35スカイラインには、M35ステージアのフロントが装着されています。オレンジ色のボディや大径ホイールに車高調の組み合わせなど、随所に愛車へのこだわりが感じられます。
V35スカイラインのカスタム紹介~クーペ編~
2003年に登場したV35スカイラインクーペは、基本設計がセダンと同じですが、外装はすべてオリジナルとなっています。ベースが同じながら、クーペはセダンより全幅が65mm大きくなり、全高は75mm低くなっています。
クーペ専用設計の伸びやかなスタイリングは今までのスカイラインクーペとは一味違うデザインとなっており、デビューから約15年経過した現在でも古さを感じさせません。
BUYOさんのCPV35スカイラインクーペ
BUYOさんのスカイラインクーペは、ヘッドライト・ホイール・グリルなどが変更されています。また、低さを強調するフロントリップとローダウンも素敵です。上品さを保ったカスタムが可能なのは、V35スカイラインクーペの落ち着いた高級感のあるデザインのおかげでしょうか。
じゆんたさんのCPV35スカイラインクーペ
こちらは、CARTUNEユーザーのじゆんたさんのスカイラインクーペです。オリジナルは赤色だったそうですが、美しい紫色に再塗装されています。また、北米ブランドインフィニティのエンブレムやウインカーポジション化など、さりげなく北米を意識した仕様となっています。北米で絶大な支持を集めたV35スカイラインだからこそ、似合っているのかもしれません。
おわりに
今回はV35スカイラインに注目しました。V35スカイラインは、R32,33,34スカイラインに比べると評価が低くCARTUNEユーザー数も少なめです。しかし、手が届きやすい価格で部品数も多いV35スカイラインは、これからチューニングを始めようと思っている方にピッタリです。ぜひ、皆さんのV35スカイラインのカスタム写真をCARTUNEに投稿してください!