2019年01月22日 (更新:2022年10月26日)
スカイラインの歴代を振り返る。ハコスカ、ケンメリ、R32 GT-Rまで
古い歴史を持ち、多くのファンがいるスカイライン。歴代モデルを振り返ってみましょう。
スカイライン誕生!
初代「プリンススカイライン」&2代目スカイライン
初代スカイラインは後のプリンス自動車となる富士精密工業で生産されていました。デビューはなんと1957年!スカイラインは60年以上の歴史を持っています。2代目スカイラインはレースで活躍したことから「羊の皮を着た狼」とも呼ばれるようになりました。
GT-R誕生!
3代目スカイラインの愛称は「ハコスカ」。ついにスカイラインGT-R(PGC-10型)が誕生します。GT-Rは日本グランプリ選手権のレースベース車として生産され、レースでも圧倒的な強さを見せつけました。CARTUNEユーザー・インタ君さんのハコスカ、ばっちりきまっていますね!
しかし4代目スカイライン(通称「ケンメリ」「ヨンメリ」)の登場後は排ガス規制が厳しくなったこともあり、GT-Rはレースに出ることなく生産終了となってしまいました。写真のヨンメリはユーザー・romeoさんの昔の愛車ということです。写真から当時の様子が伝わってきますね!
時代を反映するスカイライン
5代目スカイラインは「日本が生んだ日本の名車」をキャッチフレーズとしたため「ジャパンスカイライン」と呼ばれます。このC210型からついにターボチャージャーが採用されます。
6代目、R30型ではホットモデル、RSシリーズはそのフロントマスクから「鉄仮面」と呼ばれ親しまれました。このR30型スカイラインはサーキットでも活躍しました。
7代目スカイラインは「都市工学」「ソフトマシーン」をキャッチコピーとしていました。7代目ということで「セブンススカイライン」とも呼ばれています。このR31型にはGTS-Rというレースベースの限定モデルも存在します。
5代目~7代目のスカイラインは角ばったスタイルが特徴でした。70年代、80年代のトレンドを反映したデザインといえるでしょう。しかし次の8代目にしてスカイラインは大きな変化を成し遂げます。
GT-R復活!
8代目R32型スカイラインの登場は新時代の幕開けを告げるものでした。大きく、重くなったボディから脱却、軽量コンパクトなボディを手に入れ、スポーツセダンの名のとおりの素晴らしいハンドリング性能を持っています。
そしてこの8代目にしてついにGT-Rが満を持して登場します。アテーサE-TSという四輪駆動システムとRB26DETTという強心臓を手に入れたGT-Rはレースで無敵の強さを誇りました。市販車の中でも圧倒的な存在感を誇ったR32GT-Rの人気は衰えることなく、現在も中古車価格は高騰しています。
続くR33,R34型スカイラインでもGT-Rモデルは存続、圧倒的なブランド力を持っています。9代目となるR33型はボディが大きくなり、すべてのモデルが直列6気筒エンジンを搭載しています。10代目となるR34スカイラインでは運動性能向上を図るためホイールベースの短縮とボディ剛性の向上が図られました。
プレミアムセダンとしてのスカイライン
倒産の危機に陥った日産がルノーの手によって再建され、スカイラインも既存のイメージにとらわれないプレミアムセダンとして生まれ変わりました。
11代目となるV35スカイラインは2001年、12代目となるV36スカイラインは2006年にデビューしています。2014年にデビューしたV37型は全グレードがハイブリッドモデルとなり、エンブレムは日産ではなくインフィニティのものが装着されています。
さいごに
いかがでしたでしょうか。スカイラインが非常に長い歴史を持った名車であることがわかっていただけたと思います。CARTUNEにはたくさんのスカイラインユーザーがいらっしゃいます!カスタムされたスカイラインもたくさん!ぜひ投稿してオーナー同士の交流を深めてください!