知っておけばドヤ顔で自慢できるカスタムシリーズ〜スパークプラグ編〜

2017年11月16日 (更新:2018年05月23日)

知っておけばドヤ顔で自慢できるカスタムシリーズ〜スパークプラグ編〜

labelプラグ

整備工場やディーラーで、「プラグ交換」を勧められたことはありませんか?スパークプラグはどんな役割を果たしているのか、交換時期はいつなのか、「熱価」とはなんなのかなどについて気になっている方も多いと思います。今回はそんな「スパークプラグ」について徹底解説します!

スパークプラグとは

スパークプラグとは、エンジン内で混合気に点火する装置のことです。「点火プラグ」や「プラグ」と呼ばれることもあります。ほとんどの車に搭載されている4ストロークエンジンは「吸気」⇒「圧縮」⇒「爆発」⇒「排気」の4工程を繰り返しています。そのうちの1工程である「爆発」に欠かせないのがスパークプラグです。スパークプラグが点火することでガソリンと混合気が爆発するのです。

引用元:http://www.freewave777.com/wp-content/uploads/2014/09/06.jpg
スパークプラグは爆弾に火をつけるライターのような働きをしています。

スパークプラグは消耗品であるため、定期的な交換が必要です。定期的にプラグの状態を点検し、正しいサイクルでの交換を心掛けましょう。

スパークプラグの種類と交換時期

スパークプラグには大きく分けて次の3つの種類があります。

スパークプラグの種類1:ノーマルプラグ

もっとも一般的なスパークプラグで、多くの車種に純正採用されています。交換時期は普通車で約2万キロ、高回転を多用する軽自動車では7000キロ~1万キロでの交換が推奨されています。

引用元:https://www.mx5heaven.co.uk/product/mazda-mx5-mk1-mk2-ngk-bkr6e11-spark-plugs-standard/
一般的なノーマルプラグ。NGK社のものは黄色い箱に入っているのが特徴

スパークプラグの種類2:イリジウムプラグ

イリジウムプラグは電極の中心部分にイリジウムが使用されています。ノーマルプラグよりも高価ですが、イリジウムプラグは一般的なプラグに比べ着火性能に優れているので、始動性・加速性・アイドリングの安定性が向上します。エンジンが暖まらないうちから確実に着火するので、燃費の向上も期待できます。交換時期は長寿命タイプのもので約10万キロです。

引用元:https://www.mx5heaven.co.uk/product/mazda-mx5-mk1-mk2-ngk-bkr6e11-spark-plugs-standard/
近年純正採用されることも多いイリジウムプラグ

スパークプラグの種類3:白金プラグ

白金プラグは電極の中心部分に白金が使用されています。このプラグはノーマルプラグより高価ですが、電極の中心部分に白金を使用することで耐久性をあげたものとなります。着火性能はイリジウムプラグに若干劣ると言われています。交換時期はイリジウムプラグと同じく約10万キロです。

引用元:https://blogs.yahoo.co.jp/yomihii/19315052.html

スパークプラグの交換時期は使用する車種やプラグの種類によってさまざまですが、スパークプラグが劣化しているとエンジンがかかりにくくなったり、アイドリングが不調になったり、吹け上がりが悪くなったりするといった症状が出る場合があります。

また、荷物を多く運搬する車や少排気量車、チューニングカー、同時点火コイル(両極性電源)採用車等では交換距離の目安が短くなる場合があるので、注意が必要です。

スパークプラグの交換方法

DIYでプラグを交換する方法をご紹介します。まず、プラグ交換にあたり、プラグレンチという工具が必要です。車載工具に含まれている場合もありますが、含まれていないようであれば、ご自分の車のプラグに合った大きさのプラグレンチを用意し、作業に臨みましょう。

引用元:http://mhk330.blog.fc2.com/blog-entry-14.html
トルク管理にご用心

まず、プラグホールの位置を確認します。プラグカバーで覆われている場合があるので、適宜取り外してください。プラグホールにはプラグコードが刺さっているはずです。最近の車ではプラグコードに一本ずつイグニッションコイルが取り付けられている場合があるので、必要があれば取り外してください。プラグコードを取り外したら、プラグレンチを使ってスパークプラグを取り外します。

引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/ayutta/diary/201209300000/
プラグにエンジンオイルがついていたらプラグホールのパッキンが劣化している証拠です

次に新しいスパークプラグを取り付けるのですが、この時に重要なのがスパークプラグの締め付けトルクです。使用するプラグのφに合わせた締め付けトルクで取り付けましょう。代表的なプラグの締め付けトルクは次の通りです。手締めの場合の締め付けトルクは取り付け座に当たってから(軽く回らなくなってから)の回転数です。

  1. φ18mm:35~40N×m(3.5~4.0kgm)手締めの場合約2分の1~3分の1回転
  2. φ14mm:25~30N×m(2.5~3.0kgm)手締めの場合約2分の1~3分の1回転
  3. φ12mm:15~20N×m(1.5~2.0kgm)手締めの場合約2分の1回転
  4. φ10mm:10~12N×m(1.0~1.2kgm)手締めの場合約2分の1回転
  5. φ8mm:8~10N×m(0.8~1.0kgm 手締めの場合約3分の1回転

スパークプラグを正しい締め付けトルクで締め付けたら、取り外した部品を逆の順番で取り付けていき完成です。

スパークプラグの熱価

スパークプラグには、熱価という数字でさらに種類がわけられます。メーカーによって単位はまちまちですが、代表的なスパークプラグメーカーであるNGK社では、5番~10番まで番手(熱価の番号)が存在します。車の説明書もしくはボンネット裏のステッカーにその車に使用するスパークプラグの熱価が示されていますので、確認しましょう。

引用元:http://minkara.carview.co.jp/userid/1197877/blog/

ただし、純正指定通りの熱価を使用しないほうがよい場合があります。

  1. ターボ車で、ブーストアップした
  2. NA車で、ハイカムをとりつけたりビッグスロットルをとりつけた
  3. 頻繁にサーキットを走る

以上のようなケースに当てはまる場合、スパークプラグの熱価を1つ上げてみましょう。とくにサーキットなどで高負荷をかけると燃焼室の温度も上がるので、プラグの番手を上げなければなりません。

終わりに

いかがでしたでしょうか。スパークプラグがエンジンにとって非常に重要な部品であることが分っていただけたと思います。車好きコミュニティ『CARTUNE』には、「スパークプラグ交換」についての投稿がたくさん!あなたもアプリをインストールして参加しましょう!