いまさら聞けないチューニングのキホンの"キ"〜タワーバー編〜

2017年10月17日 (更新:2018年05月23日)

いまさら聞けないチューニングのキホンの"キ"〜タワーバー編〜

label labelボディ

ストリート仕様からサーキットまで、幅広い用途の車に装着されているタワーバー。最近では標準装備されている車も増えてきています。タワーバーの役割や効果が分からず、装着するべきか迷っているドライバーさんも多いのではないでしょうか。今回はそんなタワーバーについて徹底解説させて頂きます

タワーバーとは

タワーバーとはサスペンション上部に取り付けられるアルミやスチール製のバーのことです。左右のサスペンション上部を繋ぎ、ボディー剛性を高めてくれます。

引用元:http://www.cusco.co.jp/catalog/body/strut_bar.html

ストラット式サスペンションの場合、コーナリング時等にストラットタワーバーに力がかかるとストラットタワーが変形し、ボディがしなります。ボディがしなると、タイヤと地面の接地の仕方が変わり、コーナリング時の姿勢に悪影響を及ぼします。

ここにタワーバーを入れてあげることでボディの歪みをなくしてあげるということが、タワーバーの目的です。タワーバーを入れることでタイヤの応答性能、グリップ性能が良くなります。また、ストラット式だけではなく、ダブルウィッシュボーン形式、マルチリンク形式のサスペンションにも、ボディ剛性を上げるためタワーバーをつけることがあります。

タワーバーの取り付け位置

フロントタワーバー

引用元:https://cartune.me/notes/wXaDtwWzX3

フロントサスペンション上部にタワーバーを取り付けることで、ボディ剛性を保ち、クイックなハンドリング性能を実現することができます。上記の引用画像はCARTUNEユーザーのちょいさーさんのスバルBRZのものです。ありがとうございます。

リアタワーバー

引用元:https://www.do-blog.jp/gtshop/article/1125/

リアのサスペンション上部にタワーバーを取り付けることでリア剛性をあげます。一般的にリアタワーバーを取り付けると、リアが安定しグリップすると言われています。リアが流れすぎる人は試してみると良いかもしれません。

ピラーバー

引用元:http://bestposition-blog.info/archives/51959897.html

ハッチバックやクーペなどリアハッチの開口部が大きい車にこのタワーバーはおすすめです。左右のピラーをつなげてあげることで、ボディのねじれを軽減し、リアタイヤの動きを分かりやすくしてくれる効果があります。

タワーバーの取り付け方

タワーバーの取り付け時に各部ボルトナットの増し締めを怠ると、整備不良を起こし事故に繋がります。整備に自信のない方はディーラーや整備工場に依頼するようにしましょう。

1.タワーバーの取り付けに必要な工具を用意する

まずは工具を用意しましょう。当然ながらつける箇所によって必要な工具は変わってきます。フロントの場合、サスペンション上部のナットを外すソケット、ラチェット、エクステンションアーム等があればよいと思われます。リアの場合、車によっては内装を外さないとリアタワーバーの取り付け位置が表れない場合があります。内装を外すためのドライバーやクリップ外し等の工具を揃えておくと便利です。

2.タワーバーの取り付けの際の注意点

次に取り付けです。タワーバーを自分で取り付ける場合に注意しないといけないことは、ちゃんとタワーバーを張らせた状態で取り付けるということです。タワーバーを張らずに装着すると、「遊び」ができてしまい、ボディ剛性に寄与せず、タワーバーの効果が半減してしまいます。ほとんどのタワーバーには、張りを調整する部分があるので、そこで調整してあげるようにしましょう。

3.タワーバー取り付けの最後の仕上げ

リアタワーバーの場合、車によっては内装のカバーなどを加工しないとタワーバーが邪魔になって内装が取り付けられない場合があります。

引用元:http://www.mirai.ne.jp/~marcy/html/kino.html

画像のように内装カバーを切り取り加工する必要があります。整備に自信がない人はカーショップに頼むと良いでしょう。

タワーバーを製作している主なメーカー

タワーバーをいざ購入しようとなったとき、どのメーカーから購入するかが大事になってくると思います。ここではタワーバーを販売しているメーカーを紹介したいと思います。

完成車メーカーのタワーバー

TRDやSTI、ラリーアートなどは様々なカスタムパーツを出しています。これらのパーツは、モータースポーツなどの実戦を通じて開発されたものであり、タワーバーに関しても品質は高いものです。ほかのパーツメーカーのものに比べると少し高い価格設定になっています。

CUSCO(クスコ)のタワーバー

クスコもモータースポーツ参戦経験をパーツに反映しています。クスコのタワーバーは幅広い車種(500以上)に対応しているので、マイナーな車種を所有している人でもクスコでならタワーバーが見つかるかもしれません。

オクヤマのタワーバー

ボディ補強パーツからインテリアパーツまで様々なパーツを取り扱っているモータースポーツ用アフターパーツメーカーです。オクヤマの良い点は、ワンオフ製作が可能なところです。市販のタワーバーがない、もしくは廃番になっている車種を所有している方は、オクヤマを考えてみても良いかもしれませんね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。タワーバーを取り付けることで、また一味違ったドライビングが楽しめます。タワーバーを取り付けてより刺激的なカーライフを送ってみてはいかがでしょうか。

車好きコミュニティ『CARTUNE』には、タワーバーを入れた車の投稿がたくさん!あなたもアプリをインストールして参加しましょう!