2024年06月21日 (更新:2024年07月17日)
RADAR RENEGADE R/T+の評判やレビュー、口コミ、装着例を紹介
シンガポールのタイヤメーカー、RADARから販売されているコスパ最強のオフロードタイヤ、RENEGADE R/T+。乗り心地やグリップ感などのレビュー、フィッティング例を紹介します。
RADARのオフロードタイヤ、RENEGADE R/T+
RADAR(レーダー)は、シンガポールに本社があるOmni United社のフラッグシップタイヤブランド。2006年の販売開始後から数多くのタイヤを開発、世界各国で販売しており、ヨーロッパの安全基準も満たしています。
RADAR RENEGADE R/T+は、全ての季節の走行を対象にしたA/T(オールテレーン)と沼地の走行に適したM/T(マッドテレーン)の中間の性能をもつR/T(ラギットテレーン)タイヤ。
どこにでも履いていける柔軟性をもつ性能とルックスを両立させたタイヤとして人気が高まっています。
RADAR RENEGADE R/T+のトレッドパターン
オフロードの泥地走破性を兼ね備えるため、トレッドパターンはオフロードタイヤならではのブロック調になっています。しかし、オンロードでの快適性やハンドリング応答性、ブレーキ性能を確保するため各ブロックの面積は大きめ。
R/Tらしい、高速走行からフラットダートまで適応できそうなトレッドパターンです。
RADAR RENEGADE R/T+のタイヤ形状
タイヤ形状はオフロードタイヤらしいバルーンスタイルですが、特にサイドウォールのデザインが特徴的。
サイドウォールは左右で別のデザインが施されており、片側がドクロ、もう片側が短剣になっています。どちらのデザインにするかはホイールへのタイヤ組み込み時に選択できます。
RADAR RENEGADE R/T+のインプレやレビュー
大雨でも水はけが良く安定して走れる
深めの水たまり→しっかりグリップして安定。フワッと浮く感じ無し。水や泥の排出性能も絶妙な工夫でクリアしてるのもすごい。今のところ1番驚いたのは、大雨の日に深い水たまりに入ったとき、前を走っていた車がフワッと浮いていた(ハイドロプレイング)が、このタイヤは水をかき分けながら常に路面に接地している感じで走っていたこと。
オフロードタイヤは溝が深いため排水性も高そうに感じますが、オフロードタイヤは泥などにうまくグリップできるよう性能を重視しているため、溝の切り方や形状によっては排水性があまり高くないことも。RENEGADE R/T+はじゅうぶんな水はけ性能があるようです。
他のタイヤと比べてロードノイズが静か
パターンノイズ→意外と静か。オープンカントリーRTと同じくらい。ジオランダーMTより圧倒的に静か。
ロードノイズがひどいと車内で音楽などを楽しむのがむずかしくなるほか、疲れも増してしまいます。他社のオフロードタイヤと比較してもロードノイズが静かなのは嬉しいポイントですね。
サイズが結構違う
Radar RENEGADE R/T+ 285/65R18からBFグッドリッチALL-Terrain T/A KO2 LT285/70R17へ交換した時に、何か小さくなったかな?と思い比べてみたらメーカーの違いやタイヤの種類で幅や高さが結構違うもんですね。戻そうかな… ホイールのサイズやタイヤのサイズでお悩みの方の参考になれば良いかと。
タイヤは同じサイズでもメーカーによって幅や直径が異なることがあります。購入前に調べたり、フィッティング例を参考にしてみてください。
デザインが違うのが面白い
裏と表でデザインが違うので、ものは試しで運転席側を『短剣デザイン』、助手席側を『ドクロデザイン』にしてみたがどっちも良い。嬉しい価格だし、おすすめかも。
左右の面でウォールデザインが異なるRADAR RENEGADE R/T+。両方好みのデザインにするもよし、左右違うものにするもよし。遊び心をくすぐられるタイヤです。
RADAR RENEGADE R/T+のフィッティング
タイヤは銘柄によって同サイズでも幅に違いが生じることがあります。
そこで、RADAR RENEGADE R/T+の装着例をタイヤサイズ別に集めてみました。タイヤはホイールのリム幅との兼ね合いによって形状が微妙に変化します。理想に近いタイヤとホイールサイズの組み合わせを見つけてみてください。
265/60R18
ホイール:18インチ
タイヤ:265/60R18
265/50R20
ホイール:20インチ
タイヤ:265/50R20
270/60R20
ホイール:20インチ
タイヤ:270/60R20
RADAR RENEGADE R/T+の評価は上々
比較的安価な値段でオフロードタイヤのマッシヴなルックスを楽しめるRADAR RENEGADE R/T+。
街乗りからオフロードまでイケるタイヤなら、キャンプや河原遊びもバッチリこなせます。いままでオフタイヤに踏み出せていなかった方も、これを機にデビューしてみてはいかがでしょうか。