2024年07月14日 (更新:2024年08月19日)
CX-5 KF型向けの車高調の選び方とおすすめ製品!ユーザーレビューも紹介!
車高調整式サスペンション、通称「車高調」は、愛車の走行性能や見た目を向上させるためのカスタムパーツです。選択肢が多いため、適切な車高調を選ぶのは簡単ではありませんが、この記事では車高調の基本的な役割やメリットを解説し、CX-5におすすめの車高調をご紹介します。
車高調とは
ローダウンのカスタムを行う際の必須アイテムとなるのが通称【車高調】。車高調整式サスペンションを略して車高調と呼ばれています。車高を調整できるのが車高調なのですがそれ以外にも車高調に交換することで大きく3つのメリットがあります。
- 車高を調整できる
- 減衰力を調整できる
- スプリングを交換できる
早速、それぞれの内容を確認して行きましょう!
車高を調整できる
車高調整を行うことで、ステアリングフィーリング、乗り心地、そして見た目を変更できます。車高を下げると、車体の重心が低くなり、ステアリング操作時にボディが外側へ振られにくくなるため、よりリニアな操舵感を得られます。乗り心地は引き締まり、安定感が増します。また、車高が下がることで車全体が低く見え、よりスタイリッシュなルックスとなります。
減衰力を調整できる
サスペンションは、スプリング(バネ)が縮むことで衝撃を吸収します。このスプリングの伸縮速度を制御して、衝撃を和らげる役割を果たすのがダンパーです。車高調は、このダンパーの減衰力を調整できる仕組みであり、次のように自分好みに調整できます。
- 減衰力を強くする: アクセル、ブレーキ、カーブ時に車体の揺れを抑え、よりクイックな挙動に調整できます。
- 減衰力を弱くする: 段差を乗り越える際の不快な振動を軽減し、柔らかな乗り心地に調整できます。
スプリングを交換できる
ノーマルのサスペンションとは異なり、車高調はほとんどが分解可能となっています。スプリングをより硬いものに交換することで高荷重がかかるスポーツ走行に適したセッティングにすることができ、限界性能を引き上げることができます。
車高調の種類と特徴
車高調には、車高の調整方法や仕組みによって主に以下の3つの種類があります。
- Cリング式車高調
- ネジ式車高調
- 全長調整式車高調
Cリング式車高調はタイプが古く最近ではリリースするメーカーも少ないため、検討する場合もネジ式または全長調整式となるかと思いますので、ここからはこの2タイプに限って見ていきましょう!
タイプ別のメリットとデメリット
ネジ式車高調
- メリット:構造が複雑ではないため比較的安価
- デメリット:調整幅が狭く車高調整がしづらくセッティングにより乗り心地にも影響がある
全長調整式車高調
- メリット:自由度が高くセッティングによる乗り心地に影響がない
- デメリット:造が複雑なため高額な製品が多い
車高調を選ぶ際のポイント
ネジ式車高調と全長調整式車高調にはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかは求めるスタイル次第です。カスタムの大まかな方向性に合わせて選べばよいでしょう。予算に余裕がある場合は、調整の自由度が高い全長調整式を選ぶのがおすすめです。
- ネジ式車高調:スタイルの変更予定がなく、なるべく安価でカスタムしたい場合
- 全長調整式車高調:スタイルの変更や細かなセッティングを行いたい場合
▶ CX-5 KF型におすすめのネジ式車高調
KYB Lowfer Sports PLUS
kfでは、ほとんど装着のレビューがなく悩みましたが、ショックがセットになってるものとしてはとにかく安いので、銭投げになってもいいかと思いきりました。 フロント2.9cm リア2.2cmとダウン幅は小さく、珍しいフロント下がりですが、個人的にkfは正面から見たときのアゴが上がって見えるのが残念だったのでこのスタイルの方が前傾姿勢で好きです。 乗り味は、純正よりも路面の状況がしっかり分かるようになりカーブではノーズがスッと入ってくれるような感じがします。リアは減衰調整ができるので、家族の不評を買わぬよう柔らか目のセッティングです。それでも、純正よりはコツコツと小さな段差を拾いますね。前車がレヴォーグでビル足だったので、これくらいが丁度いいです☺️
ローファースポーツプラスは調整の出来ないタイプですがフロント29mm、リヤ25mmのローダウンが可能でリアには減衰力14段階調整機能をプラスしたショックアブソーバです。乗り方に応じた設定が可能で比較的安価で導入できるのが魅力です。
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 29 | 3.1 |
リヤ | 25 | 4.4 |
TEIN STREET ADVANCE Z
STREET ADVANCE Zはスポーツ走行を可能とするベーシッククラスのネジ式車高調整サスペンション。16段階の減衰力調整と複筒式を採用した十分なストローク長でスポーツ走行時の姿勢制御としっかりとしたコシのある走りを可能とします。
- ネジ式車高調整機能と16段階の減衰力調整
- 複筒式を採用しストロークを確保
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | -60~-10 | 4.99 |
リヤ | -45~-25 | 2.55 |
▶ CX-5 KF型におすすめの全長調整式車高調
Largus SpecS
調整後これから馴染んできてどこまで落ちてくれるかなー からのアライメントは馴染んできてからかなー 前後下げ幅に余裕ありでございます!
SpecSは街乗りからスポーツ走行までカバーするオールラウンダーモデル。ベアリング入りのアッパーシートや車種専用のロアブラケットなど、スムーズな作動を重視して開発されています。サーキットユースも考慮し、交換用スプリングなどのオプションも用意。
- 全長調整機能と32段階の減衰力調整
- フロントストラット式にはピロボールマウントを採用
- アッパーシートにはスラストベアリングなどを採用
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | -89~-12 | 6.0 |
リヤ | -61~-9 | 6.0 |
BLITZ DAMPER ZZ-R
DAMPER ZZ-Rは、リーズナブルな価格ながら本格的なセッティングが可能な全長式のサスペンションキット。ブラッククロームメッキで耐腐食性とルックスを向上し、各所に鍛造アルミパーツを使用することで高剛性化を行っています。
- 全長調整機能と32段階の減衰力調整
- Φ44の大径ピストンを採用し減衰力の遅れを抑制
- 鍛造アルミ製のアッパーマウント、ロックシート、ブラケット
- フロントストラット式にはピロボールマウントを採用
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | -90~0 | 6.0 |
リヤ | -70~-35 | 4.3 |
TEIN FLEX Z
前後7センチダウンです!! AWDなのですが、リア前下げです笑
フロント40mm、リア45mm下げましたが、馴染んでくると5〜10mmさらに下がると言われたので、とりあえずこれで様子見ます😊
上 RS-R Ti2000DOWNサスペンション 下 TEIN FREX Z いい感じに隙間無くなった♪ 前後ワイトレ(フロント15mmリア20mm)で一体感も増した印象にp(^-^)q
FLEX Zは、ストリート用の全長調整式サスペンションキット。複筒式を採用することで低フリクションかつ快適な乗り心地を実現しつつ、非分解のシールド構造とすることでコストを低減、値段以上の性能をもつコスパの良いサスペンションとなっています。オーバーホールできないシールド構造のショックアブソーバーは単体で購入可能です。
- 全長調整機能と16段階の減衰力調整
- 複筒式を採用し十分なストロークを確保
- 非分解のシールド構造としコストを低減
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | -95~+13 | 6.0 |
リヤ | -45~-25 | 6.0 |
IDEAL TRUEVA
TRUEVAはローダウンに適したベーシックな全長調整式サスペンション。ベーシックなサスペンションながら36段階ものワイドな減衰調整幅を備えており、シビアなセッティング要望に対応します。車種別スプリングによって最適な乗り心地を保証。
- 全長調整機能と36段階の減衰力調整
- キャンバー調整式ピロorゴムアッパーマウントを採用
- 車種別スプリングで安定性と快適性を向上
詳細 | ダウン幅(mm) |
---|---|
フロント | 0~-80 |
リヤ | 0~-50 |
車高調で愛車をかっこよくカスタム!
CX-5に適した車高調の選び方とおすすめ製品について解説しました。自分の車や走行スタイルに最適な車高調を選ぶことで、見た目のカスタムだけでなく、走行性能や乗り心地を大幅に向上させることができます。車高調の選択には多くの選択肢がありますが、ユーザーのレビューや評価を参考にすることで、信頼性の高い製品を見つけやすくなります。
最適な車高調を装着することで、CX-5のポテンシャルを最大限に引き出し、ドライビングの楽しさをさらに広げてください。