キャストのリコール一覧と対応方法を解説 | CARTUNEマガジン
キャストのリコール一覧と対応方法を解説

2023年11月07日 (更新:2024年01月30日)

キャストのリコール一覧と対応方法を解説

あなたのキャストはリコール対応済み?キャストのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。キャストのオーナーなら一度は確認しておきましょう!

自動車のリコールについて

ゆっきーさんのキャストLA250Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:ゆっきーさんの投稿

リコール制度

自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。

リコールの対策は有料?無料?

自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。

リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。

リコールの確認方法

HaruさんのタントカスタムLA610Sリコールの画像
ダイハツのリコール通知
引用元:Haruさんの投稿

リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!

メーカー販売店で購入した場合

新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。

中古車販売店で購入した場合

一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。

中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!

リコール対象だった場合の対応

リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。

❶ディーラーへ連絡

まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。

❷整備工場の予約

ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。

また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!

❸対策の実施

対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!

ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のキャストがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。

キャストのリコール一覧12件

鶴岡☆ワークスさんのキャストLA250Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:鶴岡☆ワークスさんの投稿

2024/1/24

衝突時に全てのドアが施錠され、乗員の救出に時間を要するおそれ

・不具合の概要

運転者席ドアにおいて、側面衝突時のドアロックの作動に関する検証が不十分であったため、衝突時にパワードアロックが作動することがあります。そのため、衝突時に全てのドアが施錠され、乗員の救出に時間を要するおそれがあります。

・対策

運転者席のドアロックを対策品と交換するとともに取扱説明書に記載のあるキーの操作方法を修正します。なお、対策品の供給に時間を要することから、ご希望されるお客様にはドアロック操作にキーが使用できずリモコン操作のみに制限されますが、衝突時に施錠されない暫定措置を行い、部品の準備が整い次第、改めて案内し対策品に交換

車台番号
LA250S-0000067~LA250S-0239782
LA260S-0000065~LA260S-0048615

2023/11/2:2023/5/29:2021/6/24

燃料ポンプが作動不良となり、走行中エンストに至るおそれ

・不具合の概要

燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。

・対策

燃料ポンプを対策品と交換

車台番号
LA250S-0011747~LA250S-0195248
LA250S-0169088~LA250S-0178840
LA260S-0036573~LA260S-0038502
LA250S-0105441~LA250S-0123740
LA250S-0132517~LA250S-0169087
LA260S-0022716~LA260S-0026415
LA260S-0028405~LA260S-0036572

2023/6/23:2022/12/23:2022/10/20

予防安全機能(スマートアシスト)用カメラが走行中に落下して前方視界を妨げるおそれ

・不具合の概要

予防安全機能(スマートアシスト)用カメラにおいて、ウインドシールドガラスへのカメラ固定用ブラケットの接着工程管理が不適切なため、接着力が弱いものがあります。そのため、使用過程で当該ブラケットが剥がれ、最悪の場合、走行中に落下して前方視界を妨げるため、運転者席の基準を満足しないおそれがあります。また、落下したブラケットの端部形状が乗車装置の基準を満足しないおそれがあります。

・対策

カメラブラケットに接着補強材を追加

車台番号
LA250S-0181852~LA250S-0195544
LA260S-0039047~LA260S-0041708
LA250S-0112517~LA250S-0137242
LA250S-0147078~LA250S-0170958
LA260S-0024075~LA260S-0029331
LA260S-0031706~LA260S-0036914
LA250S-0112517~LA250S-0137242
LA250S-0147078~LA250S-0170958
LA260S-0024075~LA260S-0029331
LA260S-0031706~LA260S-0036914

2020/10/15

後輪ブレーキ自動調整機構が作動しなくなるおそれ

・不具合の概要

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布設備の管理が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面のグリス塗布量が不足しているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがあります。

・対策

アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換します、固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布

車台番号
LA250S-0113246~LA250S-0134935
LA260S-0024179~LA260S-0028951

2020/3/12

ステアリングホイールにおいてハンドル操作ができなくなるおそれ

・不具合の概要

ステアリングホイールにおいて、ステアリングコラムとの取付け作業が不適切なため、走行中の操舵等の入力により、取付けナットが緩み、嵌合部にガタが発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ガタが大きくなり、最悪の場合、当該嵌合部が外れ、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります。

・対策

ステアリングホイールの取付け状態を点検し、取付けナットを規定トルクで締付けます。なお、取付け状態に異常が認められる場合は、ステアリングホイールを正しく取付け

車台番号
LA250S-0161534~LA250S-0176025
LA260S-0034876~LA260S-0037925

2019/4/11

後輪ブレーキ自動調整機構が作動しなくなるおそれ

・不具合の概要

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布作業が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面にグリスが塗布されていないものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなるおそれがあります。

・対策

アジャスタボルトを点検し、固着しているものは、ストラットセットを良品に交換します。固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布

車台番号
LA250S-0077628~LA250S-0101210
LA260S-0016913~LA260S-0021978

2017/5/25

左側前輪のドライブシャフトにおいてダストブーツが破損してグリスが漏れ、走行できなくなるおそれ

・不具合の概要

左側前輪のドライブシャフトにおいて、ダストブーツの設定が不適切なため、走行中の揺動によって蛇腹同士が擦れて、ダストブーツが早期に摩耗することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、摩耗が進行しダストブーツが破損してグリスが漏れ、最悪の場合、走行できなくなるおそれがあります。

・対策

左側前輪のドライブシャフトを対策品と交換

バックドアを開く際にバックドアのガス封入式ステーが破損し、周囲の人が負傷するおそれ

・不具合の概要

バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、沿岸地域の塩分の影響で腐食することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、外筒が膨らみ、エンドキャップが割れ、バックドアを開く際に外筒が破損し、最悪の場合、周囲の人が負傷するおそれがあります。

・対策

バックドアステーを対策品と交換

リコール対応は早めがおすすめ!

Takaちん(T.M.R党員)さんのキャストLA250Sの画像
リコール対象と同型のモデル
引用元:Takaちん(T.M.R党員)さんの投稿

ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。

CARTUNEではリコールに関する投稿などもキャストオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。

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