2023年09月04日 (更新:2024年01月19日)
デイズルークスのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのデイズルークスはリコール対応済み?デイズルークスのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。デイズルークスのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のデイズルークスがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
デイズルークスのリコール一覧 5件
2017/4/6
乗降扉が確実にロックされず、運行中に乗降扉が開くおそれ
・不具合の概要
乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがあります。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがあります。
・対策
必要な箇所のドアラッチを良品と交換
車台番号 |
---|
B21A-0175562 ~B21A-0235304 |
2017/1/27
エンジンが始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
エンジンの始動装置(スターター)において、エンジン制御プログラムが不適切なため、エンジンクランキング開始直後のシフト操作により、 スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強嵌合し、その衝撃でギヤが破損することがあります。そのため、エンジン始動時に異音が発生し、 最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがあります。
・対策
エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替え
触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがあります。 そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがあります。
・対策
エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替え
車台番号 |
---|
B21A-0000203 ~B21A-0246379 |
2017/1/27
坂道での発進時にブレーキペダルを放した際、一時的に車両の自重で坂道を下がるおそれ
・不具合の概要
自動無段変速機(CVT)において、コントロールユニットの制御が不適切なため、 CVT内部のクラッチの結合が遅れ、発進時に駆動力が伝わらないことがあります。
そのため、坂道での発進時にブレーキペダルを放した際、一時的に車両の自重で坂道を下がるおそれがあります。
・対策
CVT ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替え
車台番号 |
---|
B21A-0000203 ~B21A-0203650 |
2016/8/4
右側乗降扉が確実にロックされず、運行中に乗降扉が開くおそれ
・不具合の概要
右側乗降扉のドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがあります。そのため、乗降扉が確実にロックされず、最悪の場合、運行中に乗降扉が開くおそれがあります。
・対策
右側ドアラッチを良品と交換します。(除くスライドドアラッチ)
なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換。
車台番号 |
---|
B21A-0201776 ~B21A-0234121 |
2015/9/3
点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれ
・不具合の概要
燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがあります。また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)の制御プログラムが不適切なため、燃料噴射量が過剰となることがあります。これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、始動不能に至ったりするおそれがあります。
・対策
エンジンECUのプログラムを対策品に書き替えます。また、車両の類別により燃料ポンプおよび点火プラグの改善が必要な場合は、燃料ポンプおよび点火プラグを確認し、燃料ポンプは良品に交換、点火プラグは仕様変更品に交換。
車台番号 |
---|
B21A-0000203 ~B21A-0183437 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもデイズルークスオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。