2023年10月11日 (更新:2024年01月15日)
エクストレイルのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのエクストレイルはリコール対応済み?エクストレイルのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。エクストレイルのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のエクストレイルがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
エクストレイルT32型のリコール一覧 10件
2023/1/27
アイドリングストップ付車のECOモータにおいて火災にいたるおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。
そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。
・対策
ECOモータを対策品に交換
車台番号 |
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NT32-000001 ~NT32-581083 |
T32-000005 ~T32-540162 |
2022/7/29
電動ブレーキ倍力装置においてブレーキの効きが悪くなる
・不具合の概要
電動ブレーキ倍力装置において、油圧ポンプモーターの部品仕様が不適切なため、 頻繁なブレーキ操作を繰り返した場合、ポンプモーター内部の電線が破損し、必要油圧が不足し、ブレーキ警告灯が点灯した後に警告音が作動するおそれがあります。 警告灯点灯及び警告音作動した後もそのままの状態で使用を継続した場合、ブレーキの効きが悪くなります。
・対策
電動ブレーキ倍力装置の油圧ポンプモーターを対策品に交換
車台番号 |
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HT32-100102 ~HT32-156735 |
HNT32-100029 ~HNT32-179949 |
2021/10/22
エンジンルームハーネスにおいて走行中にエンジンが停止し、その後再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
ハイブリッド車のエンジンルームハーネスにおいて、エンジンルームハーネスの配策が不適切なため、 エンジン制御用コントロールユニットを固定しているブラケットとの隙が不足しているものがあります。そのため、当該ハーネスがブラケットに干渉し電線の被覆が削られて短絡し、 最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、その後再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
エンジンルームハーネス当該部位に干渉保護材を装着
車台番号 |
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HT32-100102 ~HT32-160772 |
HNT32-100029 ~HNT32-187505 |
2021/2/26
ラジエータホースの外れによりオーバーヒートが発生するおそれ
・不具合の概要
エンジンルーム内のラジエータを車体に固定するための部品 (ラジエータマウントブラケット) の固定ボルトが取り付けられなかったものがあるため、 ラジエータが動き、ラジエータホースの外れにより、冷却水が漏れる可能性があります。また、そのままの状態で使用を継続するとオーバーヒートが発生するおそれがあります。
・対策
ラジエータマウントブラケット固定ボルトを適切に締結
2020/10/23
前照灯において光軸が保安基準を満足していないおそれ
・不具合の概要
前照灯において、車両生産工場の光軸検査設備が正常に作動していない状態で検査、調整を行ったため、 光軸が保安基準を満足していないおそれがあります。
・対策
前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整
車台番号 |
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T32-551800 |
2020/3/6
モータ駆動力制御プログラムが不適切なため一時的に走行不能に至るおそれ
・不具合の概要
ハイブリッド車のハイブリッドパワートレインコントロールモジュール(HPCM)において、モータ駆動力制御プログラムが不適切なため、 エンジンコントロールユニット(ECU)との通信異常が発生し、フェールセーフ状態に移行した際、動力が伝達されなくなり、一時的に走行不能に至るおそれがあります。
・対策
当該HPCMのモータ駆動力制御プログラムを改善プログラムに修正
車台番号 |
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HNT32-160025 ~HNT32-180589 |
HT32-150101 ~HT32-157010 |
2016/12/16
ABSアクチュエータにおいて火災に至るおそれ
・不具合の概要
ABSアクチュエータにおいて、ギヤポンプ内部のオイルシール成形時の温度管理が不適切なため、 オイルシールの硬度が低くなっているものがあります。そのため、オイルシールにブレーキ液が浸透してシール性能が低下し、そのまま使用を続けると、 ブレーキ液がアクチュエータ内部に漏れ、電気基板に浸入すると、システム異常となりABSおよびVDC警告灯が点灯して機能が停止し、最悪の場合、 電気回路がショートして火災に至るおそれがあります。
・対策
ABSアクチュエータの製造番号を確認し、 対象の場合は当該ABSアクチュエータを良品と交換
車台番号 |
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HNT32-100029 ~HNT32-116113 |
HT32-100101 ~HT32-103535 |
2016/4/15
バックドアのガス封入式ステーにおいてステーが破損するおそれ
・不具合の概要
バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、早期に腐食するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、封入されたガスにより外筒が破損して、当該ステーが車体の外に飛び出し、路上に落下して交通の妨げになるおそれがあります。また、バックドアを開く際に当該ステーが破損すると、周囲の人が負傷するおそれがあります。
・対策
当該ガス封入式ステーを対策品と交換
車台番号 |
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NT32-000001 ~NT32-533957 |
T32-000012 ~T32-508997 |
HNT32-100117 ~HNT32-118505 |
HT32-100112 ~HT32-103961 |
2015/9/11
①リチウムイオンバッテリ走行中にエンジン及びモータが停止し走行不能となるおそれ
・不具合の概要
ハイブリッド車のリチウムイオンバッテリにおいて、バッテリコントローラに接続するハーネスの検査方法が不適切なため、コネクタ端子の隙間が広くなったものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、走行中の振動等により当該コネクタが接触不良となり、最悪の場合、走行中にエンジン及びモータが停止し、走行不能となるおそれがあります。
・対策
リチウムイオンバッテリを良品と交換
②CVT制御コンピュータにおいて走行不能となるおそれ
・不具合の概要
ハイブリッド車のCVT制御コンピュータにおいて、プログラムが不適切なため、減速によるEVモード移行後に極低速走行を継続した場合、モータとCVT間の動力伝達に異常があると誤判定することがあり、警告灯が点灯してモータが停止し、走行不能となるおそれがあります。
・対策
CVT制御コンピュータを対策プログラムに修正
車台番号 |
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HNT32-100029 ~HNT32-108579 |
HT32-100101 ~HT32-101386 |
2014/11/28
①燃料圧力センサの締付けが不適切なため燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
エンジンの燃料供給レールに取り付けている燃料圧力センサの締付けが不適切なため、エンジンの振動等により締付けが緩むものがあります。そのため、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料圧力センサを適正なトルクで増し締め
②高圧燃料ポンプにおいて走行中にエンストするおそれ
・不具合の概要
全輪駆動車の高圧燃料ポンプにおいて、フィルタ部の 形状が不適切なため、燃料タンク内に水分が多い場合、極低温環境下における走行風の影響等 により燃料配管中の水分が凍結し、当該フィルタ部に氷が詰まることがあります。 そのため、燃料噴射量が減少し、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあります。
・対策
高圧燃料ポンプを対策品と交換
エクストレイルT31型のリコール一覧 5件
2017/9/8
エアコンユニットにおいて火災に至るおそれ
・不具合の概要
エアコンユニットのPTCヒータにおいて、電気配線の固定が不適切なため、走行中の振動等により揺動し端子が摩耗することがあります。 そのため、そのままの状態で使用すると、端子間の抵抗が増加し異常発熱して、発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
・対策
PTCヒータを対策品と交換
車台番号 |
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DNT31-000009 ~DNT31-310207 |
2013/9/27
アクセルセンサにおいてエンストに至るおそれ
・不具合の概要
アクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセルセンサにおいて、 アクセルペダルを横方向に押す力が働くような踏み方をした場合に、当該センサ内部の接点の接触力が不足して接触不良を起こすことがあります。 このため、当該センサ信号が出力不良となることで、フェールセーフ制御が作動してスロットルバルブ開度を制限し、加速不良となるおそれがあります。 また、フェールセーフ制御時の吸入空気量設定が不適切なため、スロットルバルブに汚れが堆積している場合に、アイドル回転付近での空気量が不足して、 エンストに至るおそれがあります。
・対策
アクセルペダル一式を対策品と交換するとともに、 エンジン制御コンピュータのプログラムを修正
車台番号 |
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NT31-000001 ~NT31-246978 |
T31-000001 ~T31-201231 |
TNT31-000001 ~TNT31-300470 |
2013/1/25
ディーゼルエンジンにおいて火災にいたるおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジンにおいて、エンジン最高回転数の設定が不適切なため、エンジン最高回転域でのクランクシャフト3番メインジャーナル部への負荷が高くなっており、ジャーナルベアリングが位置ずれを起こし、油路をふさぐと、3番コンロッドベアリング部にて、潤滑不良による異音が発生するおそれがあります。そのため、そのまま使用を続けると、エンジン部品が破損し走行不能となり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。
・対策
エンジン最高回転数を低減するとともに、エンジンオイルを新品と交換
車台番号 |
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DNT31-000009 ~DNT31-301009 |
2012/9/14
①ディーゼルエンジン搭載車において遮音材が焼損するおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジン搭載車において、エンジンルーム内の遮音材の固定方法が不適切なため、ブレーキ配管の組付け角度によっては、ブレーキ配管により遮音材がエンジン側に押されているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジンの熱により遮音材が軟化して更にエンジン過給器に近づくものがあり、最悪の場合、過給器の熱により遮音材が焼損するおそれがあります。
・対策
遮音材を固定するブラケットを追加するとともに、インシュレータの部分焼損、または、ブレーキ配管の溶損が認められる場合は、当該インシュレータ、または、当該ブレーキ配管を新品と交換
②ディーゼルエンジン搭載車において黒煙が排出されるおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジン搭載車のDPF(ディーゼル粒子状物質除去装置)のエンジン制御コンピュータにおいて、PM(黒煙等からなる粒子状物質)除去の制御が不適切なため、短時間の走行を繰り返した場合、PMが多量に堆積するものがあります。また、PMが多量に堆積して再生禁止領域に達しているにも関わらず制御が不適切なため、自動再生(捕集した粒子状物質の燃焼除去)が行なわれます。そのため、そのままの状態で使用を続けると、PMが多量に堆積した状態で自動再生が行なわれてDPFが高温となり、最悪の場合、DPFが破損して黒煙が排出されるおそれがあります。
・対策
エンジン制御コンピュータのプログラムを修正するとともに、DPFを点検して損傷のおそれがある場合には、DPFを新品と交換
③ディーゼルエンジン搭載車において加速不良に至るおそれ
・不具合の概要
ディーゼルエンジン搭載車の吸気ダクトにおいて、当該ダクトの強度が不足しているため、当該ダクト固定用のクランプ部に応力が集中して亀裂が発生し、吸入空気、ブローバイガスが漏れるものがあります。そのため、エンジン警告灯が点灯して、加速不良に至るおそれがあります。
・対策
ダクト、および、当該クランプを対策品と交換
2009/10/14
①ステアリングギヤにおいてハンドル操作ができなくなるおそれ
・不具合の概要
かじ取装置のステアリングギヤにおいて、ピニオンシャフト固定用ナットの加工が不適切なため、使用過程において当該ナットの締付力が低下することがあります。そのため、当該ナットが徐々に緩み、最悪の場合、ピニオンシャフトが抜けて、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります。
・対策
ナットの締付状態を点検し、固定用ナットの緩み防止クランプを追加
②燃料ポンプユニットにおいて燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
燃料タンクの燃料ポンプユニットの取付け部において、穴あけ加工が不適切なため、取付け部に鋭利な突起を有するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該取付け部のパッキンに亀裂が発生し、最悪の場合、パッキンから燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料ポンプユニットの取付け部を修正し、パッキンを新品と交換
車台番号 |
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NT31-000001 ~NT31-045573 |
T31-000001 ~T31-007657 |
TNT31-000001 ~TNT31-007514 |
DNT31-000001 ~DNT31-002214 |
エクストレイルT30型のリコール一覧 8件
2018/3/29
助手席側のエアバッグにおいてエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
・不具合の概要
助手席側のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあります。
・対策
助手席エアバッグインフレータまたは助手席エアバッグアッセンブリを対策品と交換
車台番号 |
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NT30-006733 ~NT30-309800 |
T30-001206 ~T30-201371 |
PNT30-000101 ~PNT30-200363 |
2017/2/3
助手席側のエアバッグにおいてエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ
・不具合の概要
助手席側のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあります。 そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあります。
・対策
助手席エアバッグのインフレータを対策品と交換
車台番号 |
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NT30-000001 ~NT30-028048 |
T30-000001 ~T30-001213 |
PNT30-000001 ~PNT30-001522 |
2015/5/13
助手席用エアバッグにおいて正常に展開しないおそれ
・不具合の概要
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認しました。そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入してガス発生剤が吸湿し、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがあります。
・対策
予防的措置として、当該インフレータ容器の気密点検を行ない、気密不良のものはインフレータを新品と交換、または、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示。また年式の古いものから順次新品と交換し全数回収して原因調査を実施。
車台番号 |
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NT30-117459 ~NT30-308250 |
T30-022033 ~T30-201028 |
PNT30-007678 ~PNT30-200276 |
2014/12/12
助手席用エアバッグのにおいて出火したり乗員が負傷するおそれ
・不具合の概要
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、他社製車両解体作業時にインフレータ容器の破損が発生しました。このため、原因は判明していませんが、同年式で同タイプのインフレータはエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあることから、全車両、予防的措置として、当該インフレータを良品に交換。
・対策
予防的措置として、助手席用エアバッグインフレータを良品と交換、回収して不具合原因調査を実施。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示。
車台番号 |
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NT30-081599 ~NT30-117480 |
T30-008126 ~T30-022032 |
NT30-004159 ~PNT30-007676 |
2014/6/24
助手席用エアバッグにおいて出火したり乗員が負傷するおそれ
・不具合の概要
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあります。
・対策
インフレータを良品に交換
2013/4/12
助手席用エアバッグのにおいて出火するおそれ
・不具合の概要
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあります。 そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火するおそれがあります。
・対策
インフレータを良品に交換
車台番号 |
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NT30-000042 ~NT30-077771 |
T30-000328 ~T30-007687 |
PNT30-000101 ~PNT30-003966 |
2006/10/19
シフトレバーがPレンジ以外の位置であってもハンドルを操作すると施錠装置が作動するおそれ
・不具合の概要
インテリジェントキー付車のかじ取り装置の施錠装置において、キーシリンダーのロッド部の加工指示が不適切なため、ロッド部分が長いものがあります。そのため、イグニッションノブがオフの位置でシフトレバーがPレンジ以外の位置であっても、ハンドルを操作すると、当該施錠装置が作動するおそれがあります。
・対策
全車両、施錠装置の作動を点検し、イグニッションノブがオフ位置で作動する場合は、キーシリンダーを対策品と交換します。尚、対策品の準備に時間を要するため、点検の結果、対策品への交換が必要なユーザーには、走行中にイグニッションノブをオフ位置まで回転させるような使い方をしないよう、注意喚起を行ないます。
車台番号 |
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NT30-131189 ~ NT30-213992 |
PNT30-008126 ~PNT30-100479 |
2006/2/24
燃料タンクにて給油時に燃料が洩れるおそれ
・不具合の概要
燃料タンクに給油するパイプの取付金具接合部の塗装が不適切なため、当該パイプが錆びるものがあります。そのため、そのまま使用続けると、錆が進行し、パイプに穴があき、最悪の場合、給油時に燃料が洩れるおそれがあります。
・対策
パイプを対策品と交換
車台番号 |
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T30-000001 ~T30-025125 |
NT30-000001 ~NT30-141673 |
PNT30-000001 ~PNT30-008415 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもエクストレイルオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。