2023年01月31日
ワンボックスやSUVにオススメ、ベストバイなタイヤラックを特集しました
スタッドレスタイヤなどを保管するためのタイヤラック。今回はあなたに合ったタイヤラック、ベストバイを紹介します。
タイヤラックを選ぶポイント
タイヤラックを購入する時に考慮したいポイントは次の3つです。
- タイヤの置き方
- ラックの耐荷重
- キャスターの有無
タイヤラックの種類
壁に垂直に置く2階建てタイプ
場所を取るが転倒リスクはある程度安心
壁に向かって縦にタイヤを置く通常のラックタイプ。タイヤ径程度の奥行きが必要になるため壁からの出っ張りが大きく、ガレージ内や家周りなど設置場所の周囲がイビツな形になりがちです。しかし奥行きと横幅とのバランスが良いため、転倒リスクはある程度抑えられます。
壁に沿って置く2階建てスリムタイプ
スマートだが倒れやすい
スリムタイプは省スペースで設置できるのが魅力。ベランダや家周りのスペースにも室外機+α程度の出っ張りで設置できるため、狭いところでも通路を確保できます。しかし奥行きが少ない分倒れやすく、災害時を見越しての対策が必要です。
横に並べて置く1階建てタイプ
床面スペースを取られるが安定感アリ
床付近に立てて並べて置く1階建てタイプは安定感が魅力。タイヤを上に積み上げる労力がかからず災害時にも安心です。タイヤを並べる分床面積を取ってしまうため、ある程度スペースに余裕がある場所への設置が理想的。
キャスター付きは賛否両論
一部のタイヤラックに装備されているキャスター。これがあるとガレージ内でラックを移動させるのに便利ですが、キャスターの有無に関しては賛否が分かれています。否定的な意見には次のようなものがあります。
輪止めを用意しなければならなくなった
キャスターにロック機構がついていない場合、別途輪止めなどを用意する必要があります。ラックを動かす時には輪止めをズラして移動させることになるため、少々面倒が増えることも。
キャスターが錆びて使い物にならない
設置場所が屋外の場合、キャスターがすぐに錆びてしまい動かなくなってしまったり、キャスターのタイヤ部分が割れてガタガタになってしまうことも。こうなることを考えると、キャスターではなくしっかりとした足がついた非移動式モデルもアリ。
そもそも動かすことがなかった
実際使ってみるとそもそもそんなに動かすことがなかった、なんてケースも。ほぼ同じ値段で装備されているならとキャスター付きを買ってしまいがちですが、使用シーンをしっかりと思い浮かべることが大切です。
耐荷重
タイヤラックには耐荷重があり、載せられるタイヤの重量に限度があります。タイヤの重量は車の種類によって大きく異なるので、載せるタイヤの重量に合うものを検討しましょう。
また、高い位置にタイヤを載せるため、タイヤラックの耐荷重はタイヤホイールの重量よりも高めのものを購入するようにしましょう。また、もしタイヤラックにガッチリ感を好むのであれば、載せるものの重量より50〜100kg程度余裕のあるものを選ぶのがベストです。
バン・SUVなら120〜300kg
SUVのタイヤホイールの重量は、19インチで25kgほど。ワンボックスバンやSUVのタイヤを4本収納するなら、タイヤラックの耐荷重は120〜200kg、8本なら300kgの耐荷重をもつラックがベストです。
壁に垂直に置く2階建てタイプ
壁に沿って置く2階建てスリムタイプ
横に並べて置く1階建てタイプ
伸縮キャスター付きタイプ
伸縮持ち上げ不要タイプ
まずは置き場のスペースを測るところから
タイヤラックはタイヤをきれいに収納できる反面、タイヤを収納する動線も考慮するとある程度のスペースが必要です。耐荷重を考えながら、置き場のスペースに収まりちゃんと使用できるものをチョイスしましょう。
タイヤラックの中には2台分収納できるものも存在します。小分けにして倉庫や室内に入れてもよし、たくさん載るものをガレージに設置してもよし。長年使うことを考え、体に負担なく出し入れできるように設置するのがコツ。まずはいろいろシミュレーションしてみましょう。